精神障害者の闘病日記4

今日は自伝ではなく、本日のお話です。

今日は仕事に行けませんでした。

実は仕事には就いてます。障害者手帳をもらって、障害者雇用で一日5時間、社会復帰へのリハビリのような仕事をしています。
内容も事務補助がほとんどで電話対応とかの対人の仕事はないです。

そんな恵まれた職場になぜいけないのか、自分でも分かりません。
とにかく朝起きられない。行く気力がない。
「仕事」が嫌で仕方がない。
向いていないのかもしれない。
でも働かなくちゃいけない、貯蓄はない。

医師には家族との別居を勧められているが今は引っ越するだけの貯蓄も無くなってしまった。医療費が年間、今の月給二か月分はある。そのうち家に食費として払う分もある。

職場は好き、みんないい人だらけだ。
仕事内容は好き、コツコツと黙って一人する作業ほど楽なものはない。
じゃあ、〈働くこと〉は……?

いっそ生活保護を受けてもう少し養生して考える余裕を持ってから、と思っても家族はきっと一人暮らしを認めてくれないだろう。
私は私のお金をどうやって稼げばいいのだろう。
仕事は時給制だ、行けない分だけ稼げない。

仕事にまともに行けないろくでなしでごめんねと母に泣きついた。
母は理解のある人で「病気だから仕方ないでしょ。でも行きたいと思ったときに気まずくて行けなくなったら困るんだから、行けるときはちゃんと行くこと」と応援してくれる。
先日は職場の近くで一緒に朝食を摂ってから送り出してくれた。

病院にも相談した、薬が追加されたがまだ効きそうもない。

仕事をしてお金を稼いでいないと生きていると認められない気がする。
たすけて、そればっかり考えて、前の職場ですぐやめてしまったことを思い出したりなんかして、休んだ日は一日自己嫌悪で泣いている。

明日は仕事にいけますように。







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