富裕層ビジネスが流行っているワケ

今流行っている、富裕層向けビジネス。富裕層と言っても、おそらく、ちょっとやそっとの富裕層ではなく、超富裕層向けなのだと思う。そして、なぜ超富裕層向けビジネスが流行っているのかな?と考えてみた。

これまでの2年間、パンデミックの影響で自由に動けない生活が続き、ソーシャル・ライフがなくなっていた。そのため、人との交流もなければ、お金を使う場所も減り、外食にも旅行にも行けずにいた。それが、一気に動き出したことで、お金の使い道が出来た、その反動!?というのも、一つの要因だと思われる。

あともう一つ私が思うのは、世の中全体的に、サービスの質や働いている人のクオリティーが全体的に落ちたということ。これは、あくまでも私の経験値と想像でしかないが、自分でビジネスが出来てしまう人は、自分でビジネスを立ち上げている。つまり、何が起きているか?というと、ビジネスの経験値が少ない起業したてのホヤホヤの人のビジネスが増えている。また、コストカットをしている企業も多いため、人手不足から一人一人の仕事が雑になっている、また、仕入れ値を抑えていることによる、クオリティーの低下も起きているような気がする。

超富裕層は、お金はいくらでもある。それよりも、自分の心の平和・イライラしないことの方が大切。となったら、クオリティーの低いもの、ストレスになるようなサービスには、最初から向かず、いくらでもお金を払って、きちんと教育されている人、きちんとクオリティーの高いサービスをしてくれる人、を探すだろう。例えば、高級車を運転するお抱えの運転手だとか、なんでも調べて動いてくれるコンシェルジュとか、腕の良いシェフを雇ったり・・・。そういう人達は、みんな超富裕層に囲われてしまって、一般層向けビジネスからは姿を消していくのだろう。

超富裕層向けのビジネスであれば、彼らの趣味思考・彼らの世界のスタンダードを知らなければ、話も通じなければ、彼らのオーダーが何を指しているのか?何を頼まれているか?何のことを言っているのか?すらわからない。富裕層ビジネスが流行っているとはいえ、彼らに雇われている人たちは、今後、彼らの求めているレベルに達しなければ、すぐに切られてビジネスは成り立たなくなる。知識・知性・教養・芸術・歴史など、富裕層ビジネスをする側の人達も、勉強が大変だ・・・。富裕層の世界を知らなければ、当然彼らの求めているサービスを理解出来ないのだから。

自分がビジネスをする場合、<自分の現在地>を自覚認識した上で、どのような人達と一緒に、どのような人達を相手に、どのようなレベルのビジネスをするか?よく考えておかなければ、自分の知識不足や経験不足で、痛い目に合うことになるのだと思う。もし自分が上の層のレベルのことを求めるのならば、自分で勉強して、経験して、成長して、相手にしてもらえるように、そのレベルに追いつくしかないのだ。どなたかの参考になれば幸いです。


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