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フリーランスで安定を得るには◯◯ポジションを狙おう

こんにちは、ちなです。(Twitter)(プロフィール

「フリーランスで安定を得るには【本業×副業】の構図を保つといいよ」って話をします。

「ふ〜ん、そういうやり方もあるのね」という感じで、参考にどうぞ。

✔️大前提:フリーランスの収入は不安定である

大前提として、フリーランスの収入は不安定です。

収入が不安定ということは、メンタルや人生設計も不安定になるということです。

「会社を辞めてフリーランス!マイペースに在宅ワーク!ハッピー!」

そんな気分でいられるのは、最初のうちだけ。

やがて「あれれ…こんなはずじゃ…」という事態に直面すると思います。

怖がらせるようなことを言ってしまい本当にすみません。

ただフリーランスという働き方にまつわる美談や理想論がいっぱい流れているので、綺麗事だけじゃない側面もちゃんと知っておいてほしいなと思いました。

✔️かく言う私も…

今年フリーランス4年目の私ですが、もともと副業Webライターでした。

副業を始めた時期が仮想通貨バブルと重なりまして、ライターにとっていわば「大ボーナスタイム」だったんですね。

今振り返ってみても、異常に高額案件がとりやすい状況でした。

そんなタイミングでポッと副業を始めるとどうなるかというと…。

・思ったより稼げることに気づく
・退職してフリーランスになる
・仮想通貨バブルが弾ける
・案件どんどん打ち切られる
・月収0になる

このように転落してしまうんですね。

この出来事から私は「ジャンル特化って諸刃だな」と痛感し、以降は、複数スキルで能力の分散化をおこないました。

私の過去を振り返ってみてもわかるように、フリーランスの収入は不安定です。良いことも悪いこともすべて自分に跳ね返ってきます。

✔️本業×副業の構図をつくる

フリーランスが収入を安定させる方法の1つは、本業×副業の構図をつくるということ。

本業:安定収入。主にクライアントワークを指す。固定報酬や継続案件など、ある程度の安定が見込める取引。

副業:必ずしも安定はしないがスキルアップや資産性のあるもの。アフィリエイト、ブログ、SNS運営、新興スキルなど。

です。

会社員時代に会社の仕事をしながら副業を伸ばしたように、本業×副業の構図をつくっていきます。

✔️フリーランスの「本業」のつくりかた

「いやいやフリーランスの本業ってどういうことだよ!そんな方法あるのかよ!」。

そんな声が聞こえてきそうですが、方法はあります。

それが、

インフルエンサーの右腕ポジションです。

なんでもそこそこできる「便利屋ポジション」とも言います。

「右腕」とは「クライアント(経営者・インフルエンサー)のビジョン・発信軸・ブランディング・戦略・仕事の進め方などの理解がありながら、広範囲で作業を請け負ってくれる存在」です。私なりの定義です。

必ずしも1つのジャンルに特化する必要はありません。

むしろ「手広くそこそこ実用的なことができる」というレベルで十分です。

手抜きや不誠実は当然NG。ただ「超芸術的」とか「センスの塊」とか「THE・神業」みたいなレベルは不要、ということです。

資金力がある経営者やインフルエンサーは、ビジネスや経営に関してはまた別にプロのコンサルや強力な実績者から力を借りられるので、そこには手を伸ばさなくていいです。

最初は「言われたことをやる」を徹底します。

「言われたことだけやる」って、ちょっと後ろ向きな響きに聞こえるかもしれません。自由を求めてフリーランスになった人には耐えられない(?)ことかもしれません。

ただ、このポイントをおさえられず取引を打ち切られるフリーランサーは少なくありません。評価を急ぐあまり余計なことをしてしまったり、アピールできると思って自己流で暴走したり…。

まずは、言われたことを言われた通りにやる。

仮に自己アピールをしたいにしても、言われたことを言われたとおりにやった上でするのです。

例えば「こんなバナー作ってください」と言われたら、

1:指示通り忠実につくったバナー
2:指示を踏まえつつちょっとアレンジしたバナー

このセットです。

言われたことをちゃんとやった上で「ちなみにこんなのも作ってみました」て感じで付け足して見せる形です。さりげなく。ゴリ押ししない。「まあ、お気に召したら使ってみてくださいね〜」くらいの感覚です。

それができれば仕事の幅が広がったり、上のポジションを任せられたりといったことにもつながるでしょう。

ただ今回は「本業化」を狙いにしているので、高さを狙うより幅を狙ったほうがいいです。

クライアントワーカーの進み方は2種類。

上へ行くか、横へ行くかです。

・高みをのぼりつめた先にあるのは独立や離脱。
・幅をひろげた先にあるのは唯一無二の右腕ポジションです。

マルチスキルで貢献しましょう。それがフリーランスの「本業」のつくりかたです。

もしかするとあなたが思ったほど華やかな世界ではないかもしれません。スポットライトを浴びることは滅多にありません。

ただそれは「副業」領域で実現可能です。

「本業」領域ではなるべく安定収入を得ることにフォーカスしつつ、「副業」領域で自分を出していく。

この使い分けができると、フリーランスという不安定になりがちな働き方においても、収入を安定させつつ自己実現や成長していくことができます。

1つのやり方として、参考にしてみてください。

✔️右腕狙いにおすすめの1冊

組織運営の本ですが、クライアントワーカーを極めたい人にも応用できるマインドセットで、おすすめできるかなと思います。

No2がダメな会社に未来はありません。
特に発展途上の企業の場合はNo2で組織の盛衰が決まってしまう部分が非常に多いのです。
会社経営ではNo2が成功のカギを握っているのです。――それが「No2理論」です。

✔️おわりに

フリーランスについて「自由とか気楽なイメージが一人歩きしてるな〜」と感じる一方で、「状況を見ながら身の置き所を考えていけば、安定も成長もちゃんと手に入るよ。」ということを伝えたくてこの記事を書きました。

何かしら参考になれば嬉しいです。

おわり。

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