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【自己投資を頑張りすぎてしまうあなたへ。】インプットの前にすべきことと根腐れしないための歩み方

新しいことを勉強するとき。もしくは人へ教える時、インプット量の調整次第で成果が変わります。

浴びるように学ぶことが、良いこともあれば、裏目に出てしまうこともある。

これは、学習者(自分・相手どちらでも)がどの段階にいるかを、教える側が把握できていない時に起こりやすいです。

例えば「これからスキルをつけて副業始めるぞ!」って人に、「ではSNS運用して集客しよう」だと話が急すぎて混乱します。

SNS集客、たしかにゆくゆくは必要になるアクションですが、最初から一気にぶわーっと浴びせられたら、ロードマップも何も、あったものではありません。

1つ1つのタスクはシンプルなのに、丸投げされたことでマルチタスク状態になってしまい、うまく進めなくなってしまうんですよね。

マルチタスクにならないよう流入量を調整することは重要な役割です。むしろそのための講師やメンターと言ってもよいかも。

現在は情報やノウハウが無料で手に入り、だからこそ混乱してる人も多いです。

いざ「◯◯を学ぼう!」と決意しても、

・どこから手をつけていいかわからない
・そもそも自分に達成可能かわからない
・どれくらいの期間でどれくらいの成果が出るかわからない
 └分からないゆえに彗星の最大瞬間風速が目に入って焦る
・全体像(ロードマップ)を知らない
・自分がどの地点にいるかわからない
・このまま進んでいいのか誰に聞けばいいかわからない
・明らかに間違ったことをしていないか確認したい

こんなふうに迷うポイントがたくさん!

そこで必要となるシンプルな指針が、次の通り。

・ゴールの明確化
・ロードマップの把握
・スモールゴールで挫折を回避
・必要以上の武器や食料を持たせない(倒れてしまう)

必要なのは【有益情報の洪水】ではなく、その時・その人に必要なもの。逆に、必要以上を与えないこと。有益も毒となります。

水や肥料もやりすぎると、お花が咲く前に根腐れしますからね。

これは、自分が何か学ぼうと独学するときも大事な考えと思います。

・マルチタスクはシングルタスク化
・シングルタスク化できなければ持ちすぎである証拠
・手放すものを決めて、可動域を上げる

私は質問会とか壁打ちなどでいろんな方の話を、聞かせていただきました。1番割合として多いのがこの「過剰摂取によるオーバーヒート」であると感じました。

そしてそれは自分も例外でなくて、ちょっと油断するといつでも陥りがちな罠。こわい。ぶるぶる。

では何が本当に必要かというと、最初に自分軸を決めておくことです。

・理想の人生
・理想のあり方
・人生をかけて目指す方向性

価値観とかビジョンとも言われる部分。ここをしっかり立てておかないと現代はもう無理では。

しかし今はノウハウや方法だけあふれている。それさえすれば人生が好転すると思わせてくる。実際はそんなこと、無いのに。かえって迷い、苦悩し、消耗してしまう。だって行動のきっかけが他人の声だから。

あのひとが「これいいよ。最高だよ」って言うものって、その人にとってのいいもの、最高なものであって、あなたにあてはまると限らないですよね。

なので、これから副業を始めようとか個人で稼いでいこうと考えている人が、本当に最初にやっておくといいこととは。

スキルをつける以前に、見つけておいて欲しいこととは、あなたのビジョン。価値観。自分軸。

それを見つける方法としては、次の3つ。

・これまでの経歴を振り返る
・経験とスキルを棚卸しする
・ストレングスファインダーを受ける

これらは必須。

すべてから吸収しまくる姿勢を時にゆるめてですね、まったく関係ない読書とか映画も差し込むとよいのではないですか。

ずっと臨戦体制で緊張してると、いつかアキレス腱が切れてしまいます。

「無理」と「努力」の違いを説明できますか?

他人の声に従う人生か、自分の声を大事にする人生か。

他人の声に従う他人軸が行動原理になっていると、評価も満足感も得られません。本当にやりたいことではないため。数値的な達成感はあっても、心から満たされるような感覚はありません。

常にどこか居心地が悪い、自分の人生を生きていないような虚しさがある、いつもそわそわいらいら落ち着かない、他人が羨ましい…。

そんな感覚が消せません。今やっていることもしっくりこないし、これから新しい挑戦をする時も「また失敗するんじゃないかな」とか「どうせ同じことの繰り返しになるんじゃないかな」とか億劫になってしまう。

他人の声に従う人生は「無理」が生じる

最初にノウハウや手段から決めてしまうと、こういう状況に陥りやすいです。

まずは「自分が」どうなりたいか・どんな人生を送りたいかを、多少時間をかけてもいいので自分と向き合って、納得感を持って自覚できるようにしておきましょう。

自分の声にを大事にして決めたことなら「努力」できる!

これを最終決定にしよう!と気負う必要はなく、ただ方向性として定められればOKです。生きていれば、行動していれば、最初の目標が少しずつ変わっていくことは当然あります。

その都度「ああ、こっちね」とか「こういうことだったのか」というふうに、自分と対話を繰り返しながら歩んでいってください。

それが、情報にあふれた現代を、根腐れすることなく歩み続けるために必要不可欠なことです。

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