【読書メモ】『常識の1ミリ先を考える。 』長倉 顕太
こんにちは、ちなです。
長倉 顕太さんの『常識の1ミリ先を考える。 』という本を読みました。
この本を一言でいうと…
アイデアがあふれ出る15の秘訣をまとめた1冊。
こんな人におすすめ!
企画する・書く・発信するにたずさわる人へ向けて書かれています。
本書はベストセラー書籍の事例で書かれていますが、SNS情報発信やコンテンツ作成にも通用する内容!
ぜひご自分の事例に置き換えてみてください。
結論:盗んでズラす
ヒットを生み出す最も簡単な方法は「盗んでズラすこと」。
1ミリずらせば充分で、ズラしすぎは禁物です。
なぜズラしすぎが禁物かというと、着眼点をズラしすぎると人々の理解の範疇を超えてしまい、読者の頭にクエスチョンマークが浮かんでしまうため。
人は理解できない物を買わない。だからこそ、常識からほんの1ミリずらせばいい。
この微妙なズラシこそが圧倒的なベストセラーにつながる。
以上が本書の結論です。
ここからは、心に残った7つのポイントを端的にメモしていきます。
①ヒットは他人が決める
本を買うのは自分ではなく読者。ヒット本を出したいなら、徹底的に読者のニーズを追求し、そのニーズに応える本を作る。
②データは嘘をつかない
本が売れるかどうかは過去の売上データを見れば明らか。売れるジャンルはある程度決まっている。マーケット選びの大切さをまずは認識する。
③ヒットのコツは「トレンド先回り」
ベストセラーになるジャンルはある程度決まっており、それがトレンドとしてグルグル回っている。次のトレンドは過去ベストセラーになったジャンルの中のどれかである可能性が限りなく高いから、そのジャンルの中でいくつもの企画を立てて、原稿まで準備しておくと良い。
④人間の欲望はほとんど変わらない
本が売れるジャンルが決まっているのは、人間の欲望が変わらないから。欲望を満たし、コンプレックスを解消させるノウハウは繰り返し売れる。
⑤ズラし方は無数にある
ズラす手法はさまざま。業界をズラす、テーマをズラす、ターゲットをズラす…。正解はない。どんなズラし方ができるか、あなたなりに考えてみよう!
⑥誰も自分について知らない
人間は自分が欲しいものをよく分かっていない。潜在的ニーズをとらえて言語化し「そうそう、これが欲しかったんだよね!」と言わせることができればベストセラーにつながる。
⑦最高にも最後にもなれないから「1人目」になる
人間は無名の時に助けてくれた人に恩義を感じる。エネルギー(売る執念)が高い新人だからこそ売れるし、売る価値がある。
さいごに
引用したのは、本の最後に記されていた著者からのメッセージです。
「1人でやれることは、たかが知れている」という言葉は共感でき、私もフリーランス5年目で「個人で稼ぐって言葉があちこちで使われてるけど、個人でやれることって限界があるよなあ〜」と思います。
実際に私もいくつかのサロンであったり、お仕事請負グループに在籍しており「コラボレーション」しながらお金を稼いでいるといえます。
では、自分に何ができるか。どの役割を担うことで、所属するグループだとかコミュニティだとかに、もっとも価値提供できるか。
他者貢献を考えることで長い目で見ると自分の利として還ってくると思うので、「コラボ前提で個の力を磨いていく」という感覚が必要かなと思いました!
この記事は以上です。
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