4歳息子を、重要なオンライン会議に参加させてしまった話。
「ママぁ、ほいくえん、いきたくない・・・」
ああ、またはじまってしまった。
しかしこれは私にも責任がありました。
おとといの朝、私はこの記事を朝5時から集中して書いていたので、途中で起きてきた息子たちをかまってあげることができませんでした。
いつもは7時頃には完成して、そのあとは息子たちと朝ごはんを作ったり、少しだけ遊んだりする時間があります。しかしその日の記事はとても熱がこもった内容で、書き出したら止まらず、なんと3時間もかかってしまったのです・・・。
夫が朝食のしたくや、保育園バッグの準備をしてくれたので、朝やるべきことはなんとかなりました。
しかし、どうにもならなかったのが、4歳長男の機嫌でした。
書き終わってから、あわてて長男にかまうも、
「ほいくえんおやすみしたい・・」
この連呼がはじまってしまったのです。
毎朝書いているnoteは、あくまでも、育児や仕事に支障のない範囲でやろうと決めています。しかし今回は、予定より1時間もオーバーしてしまいました。そのため息子たちをかまってやれず、退屈な思いをさせてしまった・・。
責任を感じ、うーんと考えた私。
「わかった。今日だけ、おやすみしよう」
気づけば、口からそんな一言が出ていました。
口に出した瞬間、あぁ言っちゃった・・と思いました。そして「ママ今日、とっても大事な会議があるから、静かにできる?」という言葉を付け足しました。
長男はそれまでグズグズしていた顔がパッと晴れ、にやけた顔で「うんうん」とうなずきました。
次男は保育園に行ける状態だったので、まずは次男を保育園に送り届けて。午前中は、自転車の練習をしに行きました。予定としてはそこでしっかり疲れさせ、お昼すぎのプレゼン中は、静かにしておいてもらおうという考えでした。
このプレゼンは、とても大切なクライアントの新しい広告クリエイティブにまつわる提案。zoomで開催される予定だったから良いものの、主なプレゼンターは私。失敗はできません。
でも2歳の次男と違って、4歳の息子のほうはかなり分別がついているし。テレビとおやつさえあれば、静かにしてくれる。そんな信頼がありました。
私、甘かった。
長男お気に入りのテレビをつけ。プラレールもレゴも床に出しておき。おやつは2種類も用意。
そうして「ママ、今から大事なお仕事の話があるから、静かにしておいてね」と釘をさし。同じリビングの息子からかぎりなく遠い場所に座り、zoom会議がスタートしました。
まずはクライアントに私が挨拶。続けて、一緒に仕事をしている営業兼ディレクターの夫が、別の場所からカメラ越しに挨拶しました。
すると夫の声を聞きつけた長男。私のところへすぐにやってきて、
「パパぁ〜!!」
とパソコンの画面に向かって手を振ったのです。
「あはは・・・」
苦笑いするしかない、クライアント。無言になる私。チームで仕事をしている私たちが夫婦であることは、今まで打ち明ける機会がありませんでした。
私は隠し持っていた3種類めのおやつをさっと息子に渡し、「し・ず・か・に」と口真似で伝えました。
そうして私が気を取り直して説明をはじめると、すぐにおやつを食べ終わった息子が、
「パパ〜!!」
と画面に向かって手を振ります。
私はそれでも流れを止めずに説明し続けましたが、結局その40分ほどのプレゼン中、息子は10回以上は「パパ」コールを続けました。
クライアントからの提案内容にまつわるフィードバックの中には、「もう一度考えてほしい」といった内容のものもあり、私はこの大事なプレゼンを100%の力でできなかったことへ、とても悔いの残る結果となりました。
しかしこうなったのも、私の責任。
朝からちゃんと息子に向き合って、保育園に連れて行き、仕事に集中できる環境を自分から整えておけばよかった。
平日毎朝noteを書くことを私は自分との約束にしていますが、いま私にとっていちばん大事なのは、子ども。そして家族。次に、仕事。
その順番を間違えないようにしなければいけないと、反省したのでした。こんなことがあったので、平日にnoteを毎日書くことは、少しお休みする日もあってもいいのかなと思っています。
自分にとって重要なことを間違えないようにしようと、身に染みて感じた日だったのでした。
そのあと息子は近所の公園で水遊びをしてご満悦。息子にとっては、楽しい1日になったようでした。私はクタクタでした(笑)
さあ今日は木曜日。私は2回目のワクチン接種へ行ってきます。
どうやら熱が出る人もいるとか・・?どきどきです。
よい1日になりますように。
小森谷 友美
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