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最強のオンボーディングで心理的安全性が高まった話

こんにちは!この8月から転職して、Chatwork株式会社というところでUX/UIデザイナーをしております、かみおです。

10/7(金)にChatworkが初めて主催するオンラインカンファレンス、『Chatwork Product Day 2022』の盛り上げ企画として、9月から弊社社員がほぼ毎日記事を投稿しています!

今回はその盛り上げ企画の一環として、入社してからの気付きについてお話したいと思います。

2022年9月現在、社会人歴8年目、5社目となりました。8年で5社はなかなかに多いな〜と感じている次第です。Chatworkに入社して早1ヶ月とちょっと経とうとしているんですが、よく、

「Chatworkって、他の会社と比べてどうですか?」

と聞かれます。正直1ヶ月しか経っていないので、まだ見えていないものの方が多く「これです!」と胸を張って言えるものが無いな…と思っていたのですが、実は一つ、明確にありました。オンボーディングです。

オンボーディングを通じて、自身に大きな変化がありました。ですので、胸を張って「これです!」と言えます。自身の変化、それは心理的安全性が高まったということ。

入社した当初は『この会社でバリューが出せるのか』『変なことを言ってしまったらどうしよう』などといった不安感が常につきまとっていました。しかし現在は、『安心して仕事して、バリューも出せそう』と感じています。大きな心境の変化ですよね。

そもそもオンボーディングってなんぞやって方もいらっしゃると思うのですが、日本語でいうところの新人研修。新入社員向けに会社に少しでも早く馴染んでもらいやすいように組まれたプログラムのことです。

このオンボーディングを通じて、私の身に一体何が起きたのか書いていこうと思います。

聞かなくても自分で解決できる

まずオンボーディングが始まると、PCのセットアップから始まるのですが、そこは序章に過ぎません。セットアップが終わると、次は圧倒的な情報の海が私を待ち構えていました。

本の虫のようになる様子

Chatworkの一員としての基本的な考え方、対外向けの振る舞いについてはもちろんのこと、社内の福利厚生、プロダクトを作っていく上での戦略なんかも部署単位まで噛み砕いたものが、資料や動画でまとまっており、一つ一つ順番に目を通していくとアラ不思議!1ヶ月後にはChatworkの一員としての基礎がインプットされた状態になっています。

情報が資料にきちんとまとまっていて、アップデートもコンスタントにされており、必要なタイミングで探すと出てくるという安心感。社内のルールも分からなくなったら検索すると大体答えが載った資料が出てきます。誰かに聞かなくても、分からないことは自分で解決できる(しかも入社したてで)。

誰かに聞かないと分からないという状態は、気付きづらいですが、想像以上に疲弊します。早くから自分で解決できる土壌があることは、会社に馴染みやすい要因のひとつだなと感じました。

快く助けてくれる仲間がいる

Chatworkは現在フルリモートとなっており、オフラインで誰かと触れ合う機会がほとんどありません。フルリモートだと、誰かに何かを聞くのは関係性が構築できていれば別ですが、新入社員としては聞きづらい環境だなあと感じていました。

そんな中ありがたかった存在が、メンターとエルダーという存在でした。
Chatworkでは、メンター&エルダー制度というものがあり、入社日から新入社員一人に対して二人、フォローしてくれる人がつきます。

メンターとエルダーに支えてもらう様子

メンター&エルダー制度とは
Chatworkならではのカルチャーや、風習、その他困りごとなどを入社者が気軽に相談できる場をつくるための制度です。入社者にとっては慣れない環境下で「誰に聞いたらいいかわからない」「こういうときどうしたら良いんだろう?」をサポート

社内の資料より

メンターは、社内コミュニケーションや困りごと全般をサポート。エルダーは、日々の業務での困りごと・業務推進全般をサポートしてくれます。

メンターかエルダー、どちらかが付いてくれることは、これまでの会社でもありましたが、二人も付いてくれるのはChatworkがはじめて。
困った時は、この二人に聞いてみると教えてくれるのはもちろんのこと、聞かなくても情報を教えてくれたり、「この話題もっと深掘りしたければ繋げますよ〜」と言って他部署の方とランチを設定してくれたり…。会社や業務の理解が深まるのはもちろん、人とのつながりも少しずつ増やしていけるところが良いなと感じました。

また、繋げてもらった方も非常に親切で、分かりやすく疑問を教えてくれます。「業務以外でもなんでもお話しましょう〜!」と言ってくれることもあり、雰囲気がとっても温かいなあと感じました。

こうして色んな方の人となりや振る舞いを知る中で、チームや会社の温度感を知れた気がしています。この温度感というのは、私にとっては非常に大切なものの一つで、発言へのハードルに直結していました。

この二つの要素を通じて

最初に『私の心に大きな変化がありました』と記載した通り、上記で挙げた二つの要素が私の中の心理的安全性を高めてくれたと感じています。では最初に書いていた、

入社した当初は『この会社でバリューが出せるのか』『変なことを言ってしまったらどうしよう』などといった不安感が常につきまとっていました。しかし現在は、『安心して仕事して、バリューも出せそう』と感じています。

こちらにはどういう変化があったのでしょうか?

不安を抱えているところから安心できた様子

私自身、300名以上の会社規模で働くのは久しぶりのことで、ましてや一つのプロダクトに対して、デザイナーが10名(!)も居る環境は初めてのことでした。正直、こんな大人数で自分は仕事で力を発揮できるのだろうか?対人関係で上手くやっていけるのだろうか?と考えていました。

これまで残してきてくれた資料を見ていると、Chatworkの中の人も色んなことを試行錯誤してきて、今も模索しているということに気付きました。そして口酸っぱく「もっと良いやり方があったら教えて欲しい」と言われています。

どんなに大きな組織になったとしても、良いやり方にゴールは無いし、自分もこの大きな船に乗り、良い方向へ導ける一員なのだということに気付きました。これが私にとってはすごく良いもので、これまでどこかお客さん気分だったところから、『Chatworkの一員なんだ』と理解して、帰属意識がガッツリ上がったと感じています。

また、Chatworkの一員だということを理解したとしても、この仲間たちと上手くやっていけるか?という不安は別です。が、メンター・エルダーの存在はもちろんですが、オンボーディングを通じて触れ合った人の温かさ。これが『ここで失敗しても成功しても、支えてくれる仲間で居てくれそうだ』という認識につながっていったと感じています。


オンボーディング自体、かなり手厚いのでまだまだ書ききれない要素が沢山あり、お伝えしきれていない魅力が沢山あります。

入社当日、「Chatworkのオンボーディングは、1ヶ月程度かかることを想定していますので、焦らずいきましょう!」と言われてすごく驚いたのを覚えています。時間をかける分、安心して仕事を開始できる、というのはとてもありがたい経験だなと感じました。

というわけで、オンボーディングを通じて心理的安全性が高まった話でした。

Chatworkでは、一緒に働く仲間を絶賛募集しています!ご興味がありましたら、ぜひ募集要項をチェックしてみてください。ご応募お待ちしています!

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