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中国医療ビジネス

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啓元生物が億元シリーズA資金調達、皮膚疾患と自己免疫疾患を徹底解説

啓元生物が億元シリーズA資金調達、皮膚疾患と自己免疫疾患を徹底解説

2022年8月31日に中国杭州啓元生物(杭州)有限会社(以下、“啓元生物”と略)が1億元シリーズAの資金調達を受けたと発表した。时節投資が出資をリードし、泰鲲基金、臨平国投、杭州金投産業基金が出資をフォローした。今回調達資金はQY201、QY101などの複数の製品ラインの臨床開発及び同社の開発ラインの拡大に使用する。
2020年末に啓元生物は維眸生物と貝達生物医薬産業基金からの共同出資によって創立

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非血管介入ブランド“卡本医療”が数千万PreA+シリーズ資金調達

非血管介入ブランド“卡本医療”が数千万PreA+シリーズ資金調達

卡本医療は先日数千万のPreA+シリーズの資金調達を受けたと発表した。今回の調達資金は主に同社の新製品ルートの開通、新しいプロジェクトの研究開発への投資、臨床指示及びチームビルティングに使用する。
卡本医療が2018年4月に設立した非血管インターベンション領域において聚焦于非血管介入治疗领域,イメージング融合超音波技術プラットフォームをベースとして、精確にナビゲートし、泌尿科、肝胆外科、リハビリテ

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精微視達が数千万元シリーズA+資金調達を獲得、呼吸、消化器領域における共焦点マイクロ内視鏡の臨床普及の加速化を目指す

精微視達が数千万元シリーズA+資金調達を獲得、呼吸、消化器領域における共焦点マイクロ内視鏡の臨床普及の加速化を目指す

精微視達医療科技(蘇州)有限会社(以下、“精微視達”と略)が数千万元のシリーズA+資金調達を受けたと発表した。調達資金は同社の共焦点マイクロ内視鏡製品の研究開発、量産、臨床応用に使用する。
精微視達は2014年に成立したイノベーション医療機器の研究開発、製造、応用推進のハイテック企業である。設立当初からがんの早期精確診断、治療向けの先端技術領域としてがんの低侵襲診療アクセス技術、リアルタイム生検可

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君拓生物、活性菌製剤腫瘍ラインの臨床試験が米国承認

君拓生物、活性菌製剤腫瘍ラインの臨床試験が米国承認

深圳君拓生物科技有限会社(以下、“君拓生物”と略)が米国時間8月12日に同社の非小細胞肺がんに対するPD-1阻害剤との併用療法 KEX02 活性菌製剤の米国INDが正式に承認された。君拓生物は深圳未知君生物科技有限公司会社(以下、“未知君”と略)と北京科拓恒通生物技術株式有限会社の合同出資で設立した子会社である。
KEX02は健康児童腸内由来のLBP活性菌薬物であり、科拓生物の乳酸菌バンクに依存し

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中国初の自主開発60MHz高速IVUS製品上市

中国初の自主開発60MHz高速IVUS製品上市

2022年8月20日に第四回国際心血管病学会議(CTCC 2022)において、北芯が中国初の自主研究開発の60MHz高速IVUS製品として初めて新世代IVUSシステムを発表した。
葛均波院士チームが手術ライブにて北芯IVUSシリーズ製品TRUEVISION血管内超音波画像カテーテルとVivoHeart血管内超音波診断機器を用いてCTO開通に成功した。
フロスト&サリバン社発表データの発表データに

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邦耀生物、β-地中海貧血遺伝子療法が中国国内IND承認

邦耀生物、β-地中海貧血遺伝子療法が中国国内IND承認

2022年8月16日に遺伝子治療の上海邦耀生物科技有限会社(以下、“邦耀生物”と略)は、同社の輸血依存性βサラセミアに対する遺伝子治療製品“BRL-101自己造血幹細胞注射液”の臨床試験申請(IND)が正式に当局CDEに承認された。
邦耀生物のBRL-101が主にβ地中海貧血を適応症として、同社の自社開発の造血幹細胞プラットフォーム(ModiHSC®)がベースとなった遺伝子治療製品である。β-地中

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瑞順生物が5900万元シリーズA+資金調達、汎用性即納型DNT細胞製剤の加速化

瑞順生物が5900万元シリーズA+資金調達、汎用性即納型DNT細胞製剤の加速化

先日汎用性即納型DNT細胞製剤のグローバルデベロッパーとしての広東瑞順生物技術有限会社(以下、“瑞顺生物”と略)が5900万元シリーズA+資金調達を受けたと発表した。同社が昨年4Qにも1.37億元のシリーズA+資金調達に成功した。
今回の資金調達は瑞顺生物の汎用性即納型DNT細胞製剤の研究開発、再発難治性髓系白血病の治療薬RC1012注射液のII 相臨床試験の加速化、RC1012注射液の新しい適応

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晶核生物が1億元超資金調達

晶核生物が1億元超資金調達

晶核生物医薬科技(南京)有限会社(以下、“晶核生物”と略)が1億元超のエンジェル融資を受けたと発表した。高榕資本が出資を牽引し、VI Ventures、骊宸资本、長年の株主である東凱泰資本が続いて出資した。今回の調達資金は主に同社複数の標的新薬の臨床段階の開発の加速化、研究開発プラットフォームのグレードアップに使用する。
晶核生物は標的放射性核種治療(TRT)の可視化診療一体化に注力するバイオ製薬

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恒動生物が数千万元のエンジェル融資

恒動生物が数千万元のエンジェル融資

中山恒動物生物製薬有限会社(以下、“恒動生物”と略)が数千万元エンジェル融資を受けたと発表した。中山市健康科技産業基地投資管理有限会社、騰業創投が出資を牽引し、中山青雲がフォローした。
恒動生物が2021年12月に広東中山で成立した先端独自アゴニスト抗体薬のスクリーニング、最適化、評価技術プラットフォームに注力する企業である。同社の技術プラットフォームは新世代アゴニスト抗体技術の代表的な技術として

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ByteDanceがハイエンド女性児童病院を買収

ByteDanceがハイエンド女性児童病院を買収

先日中国の新興IT企業ByteDanceが全額出資でハイエンド女性、児童専門の美中宜和病院(Amcare Healthcare)を買収した。以前Tencent、DJなどのIT企業がオンサイトクリニックビジネスを展開し、2020年にByteDanceが北京で松果クリニックを設立した。
2021年にByteDanceがインターネット医療プラットフォーム「好心情」のシリーズC資金調達に傘下し、自社傘下の

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科途医学が新たに数千万元の資金調達

科途医学が新たに数千万元の資金調達

北京科途医学科技有限会社(以下、科途医学)が新たに数千万元の資金調達を受けたと発表した。今回の資金は主に同社の臨床前毒性薬理プラットフォームのグレードアップ、器官的多次元データマイニングの市場開拓に使用される。類
科途医学は2016年に設立した類似臓器技術研究開発、成果転換の国家ハイテック企業であり、同社の製品ラインは上川の試薬材料研究開発、製造、疾患モデルとデータベース 、臨床医学検査、薬品発見

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愛斯特が2億元近くのシリーズB資金調達、製造基地建設の加速化

愛斯特が2億元近くのシリーズB資金調達、製造基地建設の加速化

最近愛斯特(成都)生物製薬株式有限会社(以下、“愛斯特”と略)が2億元近くのシリーズB資金調達を受けたと発表した。調達資金は同社の温江研究開発施設の増設と改築、宜宾、金昌、広安などの製造基地の建設に使用される。
愛斯特が2005年に設立したグローバル製薬企業向け低分子医薬品中間体の受託研究開発(CRO)、研究開発製造のカスタマイズ(CDMO)、製造のカスタマイズ(CMO)、化学製造品質管理などのハ

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標的タンパク質分解薬開発の新興企業、格博生物がシリーズA+の資金調達、啓明創投を牽引

標的タンパク質分解薬開発の新興企業、格博生物がシリーズA+の資金調達、啓明創投を牽引

先日標的タンパク質分解薬研究開発の新興企業の格博生物(GluBio Pharmaceutical Co., Ltd)医薬有限会社(以下、“格博生物”と略)がシリーズA+の2200万ドル資金調達を受けたと発表した。
今回の調達資金は同社の包括的な研究開発パイプラインの構築、タンパク質分解薬プラットフォームの高度化に使用する。同社のパイプラインにおいてbest-in-classとされる再発・難治性血液

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厌氧(YANYANG)生物が1億元シリーズA資金調達

厌氧(YANYANG)生物が1億元シリーズA資金調達

中国四川厌氧生物科技有限責任会社(以下、“YANYANG”と略)が1億元のシリーズA資金調達を受けたと発表した。今回は道彤投資と成都科創投が共同に出資し、資金は主にYANYANGの人材チーム、活性菌薬物の三相臨床試験、候補の薬物ラインの研究開発と菌薬製造プラットフォームの建設に使用する。
YANYANGは中国国内で最も早期に設立した農業部嫌気性微生物研究重点実験室であり、自社知財権の嫌気性微生物ハ

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