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山の奥の 道のはずれの 小さな石の仏

今日の一曲。 

聞いてください。 

「石仏」 by 河島英五 

山の奥の 
道のはずれの 
小さな石の仏 
何百年も昔から 
時の流れをじっと見ていた 
子供死なせた 
母親が 
涙で固めて作ったか 
戦で死んだ男の為に戦 
うらんで作ったか 

女を犯した 
哀れな男が 
やむにやまれず 
作ったか 
生きてる事の悲しみを 
背負いきれずに作ったか 
だけどこれは    
どこかのお金持ちが 
作った物でないだろう 

いく度か 
季節の移り変わりの中で 
喜びを分かちあってきただろう 

雪に埋もれ 
雨風にうたれ 
悲しみを 
分かちあってきただろう 
だから 
こんなにしっかりと 
目を閉じている 

いく度か 
季節の移り変わりの中で 
喜びを分かちあってきただろう  

雪に埋もれ 
雨風にうたれ 
悲しみを 
分かちあってきただろう 
だから  
こんなにしっかりと 
目を閉じている 

・・・・・

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人は何かに頼らないと生きていけないモノなのだろう。 

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間違っていることは分かっているよ。 

そんなことは、分かっているよ。

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デモね。 

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そんな自分が、愛おしいんだ。 

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