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「無知の知」って知ってる?

おはこんばんにちは、ちむです。連日持論を書きまくっていますが、文章力への新たな挑戦という感じでだんだん楽しくなってきています。

さて、今日のテーマは「無知の知」です。字面だけ見ると親近感を覚えます。ちむのむちのち。むちむちむのちむのむちのち。

はい、すみません…。

哲学の父と呼ばれるソクラテスが唱えたものですが、僕はこの言葉が今までの人生の中での結構なモチベーションになったので紹介していきたいと思います。

「無知の知」の意味知ってますか?

「無知の知」は割とそのままの意味ですが、「無知であることを知る」という意味です。要するに、「自分が如何に何も知らないかを自覚しなさい」という意味なのですが、別に自己肯定感をぶち下げろというわけではありません。
人間はどうやっても自己の主観というカゴから出るのが苦手な生き物だと思います。というかむしろこの自己の主観を抜けられるというのは人間の特権かもしれません。自我を超越して、他人からの見え方を気にできるのは人間だからこそかもしれないです。
ただやはりどうしても難しいこの自己の客観視。この第一歩になる、それが「無知の知」なのかなという見解を持っています。
要するに「どれだけ自分を客観視できるか」、それがこの言葉の真意なのかなと思って理解を深めていきたいと思います。

謙遜という保険…?

ただ、この客観視という言葉を使うと何故か日本人は「謙遜」と結びつけがちだと思います。僕は自己の客観視と謙遜は別物だと考えているのですが、まぁ日本人という他者からの見え方をとても気にする民族は、客観視してそれをアウトプットしようとすると、他人からの評価がズレていないか心配だし、そこに保険をかけるんでしょうね。それが結果的に謙遜に近いような形になるんだと思います。
「いやいや私はそんな大した人間じゃないです」といった言葉が出るのは日本人の特徴かなと。
でもたぶんそうやって「他者と自己の見え方の一致」から距離をとって生きがちだと、自己の認識と他者の自己への評価がズレたまま歳をとっていくことになります。歳を取ると、自分よりも長く生きている人たちのほうが少なくなっていくわけなので、段々とその謙遜が消えていきます。その上謙遜をして、正しい評価での自分の話ができない鬱憤が蓄積されていってるわけなので、隙あらば自分語りするじじいになりうるわけですね。僕はこれがとても怖いことだなって思ってます。イタいじじいになりたくねぇ…。だからこそ今の間にイタくないようにアウトプットする練習をしています。

「無知の知」が自己改善意欲につながる

評価のズレの話はさておき、この「無知の知」が前提にあるとどうなるか、極論「他人のせいだ」とあまり思わなくなります
どういうことかというと、前提として、「自分が何も知らないということを知っている」わけなので、「これを知っていればこう立ち回れたかもしれない」「これを知っていればこんな事言わなくて済んだかもしれない」などの自己改善の案が広がりやすいんですよね。
逆にあまり「無知の知」に気づけていない人は基本他責にしがちで、そんな自分は他者から見ると、「いやいや、あなたそんな偉そうなこと言えないでしょ」と見られてしまいがちになるわけです。
僕があんまり気を荒立てたりせず、基本仏のような気持ちでゲームできるのは(もちろん人間なので時々は荒れますけどw)、「自分が改善できるところがまだあった」からです。完璧なんて存在しないけど完璧を目指しているうちは他者に気を荒立てる意味がないと考えているということですね。
あと、客観視できるってめちゃくちゃ余裕の現れなんだと思います。自分のことで精一杯っていう人ほど客観視が苦手だからという理由をつけて、客観視を避けている印象です。余裕は最初からあるわけないですよね。作るから余裕はできるんです(哲学)

まぁこんな考え方をしているおかげで、できない自分を受け入れること、そんな自分を踏まえて前進しようと前を向くこと、その前進によってつけて来た自分の軌跡を信じられること、というポジティブループにハマれています。
超いいですよ、この人生。全部が僕の階段になってるし、客観視する癖をつけているおかげで成長した自分も感じ取れやすくなるわけなので…!!!

とまぁ今日は「無知の知」について語ってみました。確かにこいつなんでこんなに自己肯定感高いんだと思う方もいるかも知れないですが、結構繊細な自分だからこそ、向き合って、向き合って、向き合って改善していってます。
(おそらく付き合い長い人は僕が結構「気にしい」な性格だということを知っているはずw)

そんな僕でもここまで自己肯定感高くあれる才能を開花させることができたので、読んでくださった方の自己肯定感が高まるきっかけになればいいなぁというところで今日は締めたいと思います。

※もしこれについてどう考えますか?とか議論のタネがあればコメントとかリプとかほしいです。基本は自分の書きたいこと書いてるんですけど、明確に課題と向き合って思考してみたいという部分もあるので!

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