【インドFW2024】④AgraとDelhiで最後の観光
こんにちは!
清泉女子大学地球市民学科のインドFW第4回目の投稿です。
前回はMangaloreの後半とJaipur、Hyderabadでの2日間をご紹介しました。
今回は、ついに最後の投稿、AgraとDelhiでの3日間をご紹介します!
観光都市Agra
インド滞在12日目はJaipurからAgraへの移動から始まりました。
約5時間の道のりです。
道中、Agraの名物ラッシーを飲みにお昼休憩をはさみました。
土器のような入れ物に入ったラッシーは日本よりもヨーグルト感が強く、量もとても多いですが、ぺろりと飲めてしまいます。
Agraに到着後台地の城壁都市Fatehpur Sikriへ。
王の寝室や、キリスト教ヒンドゥー教、イスラム教それぞれの王女が住んでいた宮殿を見学しました。
各宗教を統一しようとして失敗した王の話や王の遊びの跡を見ることが出来ました。
あの有名なTaji Mahalへ
翌日、混雑を避けて5時に起き、朝日と共にTaji Mahalへ出かけました。
ここはムガル帝国第5代皇帝が愛妃ムムタール・マハルのために建てた墓廟です。
すべて大理石で出来ており、壁には宝石で出来た彫刻が施されています。
インドの代名詞ともいえるこの墓廟は息を呑むほど美しく、王がどれほど妃を愛していたのかが伝わってきます。
真っ白な大理石は月明かりを反射し、季節によって見える色も微妙に変わるようです。
その後、Delhiに向けまた3時間のドライブをしてホテルでゆっくり。
Delhiにて最後の観光
日本帰国の前日、New Delhiでたくさん観光をしました。
簡単にご紹介します!
まず、あるお金持ちが信仰のために建てたという寺院の見学。
寺院の中の撮影は禁止でしたが、思わずてを合わせる人も。
続いて第一次世界大戦の戦死者を弔うために建てられたインド門。
インド門への大通りは国会議事堂へ繋がっており、反対側から見るとかすかに黙視することが出来ます。
その後大統領記念館へ。
歴代の大統領や各国からの贈り物、各州の憲法の紹介などが展示されています。
大統領記念館のすぐ近くにあったのは、インドで初めての女性大統領Indira Gandhiの記念館。
彼女は政治と宗教の問題が絡み合い、結局ボディガードに暗殺されてしまいました。
悲惨な暗殺の後や、日本との交流の歴史、生前の家の復元がありました。
政治的な建物を見た後は、バハイ信教のLotus templeを訪れました。
蓮のような特徴的な形は遠くから見ても美しく、多くの観光客が写真を撮ったりしていました。
しかしこの日はあいにくの雨。施設内が汚れてしまうので観光客は中に入ることが出来ませんでした。
そして、
現地庶民が通うターリー屋へ。
スパイシーなカレーとナン、お口直しのヨーグルトはバランスが最高です。
毎日カレーを食べていると、豆やチキンやマトンなどジャンルが分かってくるようになりました。
最後にQutub Minarというミナレット(宗教施設に付随する塔)を見学。
高さ約72mある巨大な塔はよく見ると少し傾いています。
ピサの斜塔のように傾きを利用して写真を撮るのがこのスポットの定番。
ついに日本帰国の日
最終日はイエズス会インドの管轄区長の施設でさいごのリフレクション。
17日間の旅を通してどう成長できたか、学んだことは何かを一人ずつ振り返りました。
お昼ご飯もごちそうになりました。
そしてついに空港へ向かい、無事に日本へ帰ってきました!
インドFWを終えて
以上が2024年度インドFWの17日間の様子です。
沢山の方々のご協力の元、観光では決して経験することが出来ない貴重な体験をさせて頂きました。
日本との価値観の違い、インドの素晴らしい自然と文化を存分に学ぶことが出来ました。
この後学生はそれぞれ学んだことを報告書にまとめて、お世話になった施設に送ります。
素敵な体験を本当にありがとうございました!