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【学生活動レポート】海外インターンシップで得た学び

タイガーモブ主催の「サステナブル・イノベーション・キャンプ~SDGs 達成に向けてアク ションする 10 日間~」に参加しました。

高校生のときに海岸清掃ボランティアの参加をきっかけに、環境問題に興味を持つように なりました。自分なりに環境問題について調べていたら、インドネシアが海洋プラスチック ごみの流出量が世界2位であることを知りました。 SEO (Student Experience Officer)の紹介でタイガーモブ主催のバリ島で「サステナブル・イノベーション・キャンプ~ SDGs 達成に向けてアクションする 10 日間~」の海外インターンシップがあることを知り ました。実際に現地に行って自分の目で見て確かめたいと思い参加を決めました。

事前研修では、バリ島で何が起こっているのか動画や写真を見て、どのように思ったのかを 共有してバリ島の現状を学びました。また、現地で訪問する団体がどのような活動をしてい るのか資料を見ました。

現地の活動では、バリ島で起きている環境問題について現地で取り組んでいる方にお話し を聞き、疑問に思ったことや事前に調べて聞きたいことを質問しました。また、チームに分 かれて現状に対して解決策を考え、実際に行動に移しました。私はごみ問題について行動し ました。

バリ島というと観光地というイメージがありますが、ごみ山がテニスコート4面分広がっ ているという現状があります。現地ではごみ問題の解決策として、川の中にゴミバリアを設 置して川を渡ってくるごみが海に流れる前にせき止めて回収しています。また、野菜や果物 のくず、草などの有機物から堆肥を作るためのコンポストの設置に取り組んでいます。プラ スチックの分別が7種類もあり、手作業でごみを分別していますが追い付いていないのが 現状です。私たちのチームは、ごみ問題について地元の人たちはどう思っているか、子ども たちには学校で学んだかをインタビューをしました。地元の人たちは、ごみ問題について知 ってはいるけれども深刻な問題として捉えていないことが分かりました。多くの方にごみ 問題の現状について知って欲しいと思い、ポスターを作成することにしました。

アップサイクルについて知っているかどうかを観光客と地元の人にインタビューをしまし た。アップサイクルとは、廃棄されるものを再利用して作り替え価値があるものに生まれ変 わらせることですが、知っている人が多いことに驚きました。人見知りで英語が苦手な私で も、インタビューをすることが出来て英語が通じて、私自身とても大きく変わることが出来 て自信がつきました。

バリ島の環境問題がこんなにも深刻でごみ山があることや手作業でごみを分別しているこ となど、実際に現地に行かないと分からないことがたくさんありました。ニュースや新聞な どで環境問題について目にすることがありますが、現地に足を運んで自分の目で確かめる ことで視野を広げることが出来ました。この経験を今後の活動に活かして行きたいと思い ます。初めての海外で不安もたくさんありましたが、得られることも多く参加して良かった と思いました。(地球市民学科 1年 H.O.)