ちまり

宇宙でいちばん愛おしい君へ

ちまり

宇宙でいちばん愛おしい君へ

最近の記事

  • 固定された記事

ちまりって何なの?

私って何なの?と思ったので書きました。 【👍】このマークが付いているものはオススメのものです。 ✌️普段何してんの? ▪︎日中はアルバイトをしているし、あまりしていない時もある。 ▪︎絵を描いている。 ▪︎たまに小説を書いている。 ✌️やった仕事は? ▪︎ アプリ「FINE!天気」 イラストを描きました。(2016年) App名: FINE!天気|かわいいアートな天気予報、デベロッパ: SUNDS dig Inc. http://sunds.jp/fine/ ア

    • 【短編小説】無料アダルトサイト

       全く便利な世の中になったものだ。スマホのひとつさえあれば、無料でアダルト動画が見放題なのだから。  金を払わずにコンテンツを得ることに関しての批判はわからないでもないが、実際のところ俺のような金のない大学生なんかは殆どがこのサイトのお世話になっていることだろう。  昔はレンタルビデオ屋で借りたり、先輩や男兄弟から譲り受けたりして視聴していた、なんていう話を聞く。しかし俺が物心ついた頃には既にインターネットが普及していたいたので、そんなものは遠い話だ。  学校とバイトを終え

      • 反省部屋に行こう

        ハハ、スミマセンね、という気持ちを四方八方に向けている。四方八方…というのは東西南北とその間のことを言うのだろうか、四苦八苦とはたぶん関係ない。「八方塞がり」という言葉が好きだ。今の自分に近いからよく理解できる。結局、自分に理解できるものが好きで……いや、そこそこ何でも、理解できる、わかったつもりになるのは得意なのだけれど…理解できないものは怖いな…怖いけど、わからないから執着してしまうのだろうな。連日の騒ぎで、たくさんの店が営業停止になっている。私は働いていないので、大変だ

        • 9

          自分の欲望が露見することになぜ怯えずにいられるのか、未だにわからない。 本能というのがたいへん気持ち悪いし、それほど良いものだとも思えない。この気持ちが本能ならば、きっと川を渡ることはできない。それでいい、本能だから、言い訳みたいに、彼らが軽々しく本能と口にするのを、私はいつも許せない。 大丈夫、平気だ、 圧倒的な正解を提示されることにより自分が導き出した答えが突然間違いになってしまうのが怖い きみの幸せにぼくは全く無関係だ、だからぼくは必要ない、当たり前じゃないか、

        • 固定された記事

        ちまりって何なの?

          8

          こうして暗闇の中で目を閉じると、いつだって自分がどこか遠いところへ堕ちていくような気分になる。もしかすると、帰るべき場所へ向かっているのかもしれない。人間なんて嫌いだ、感情も、思考も、良くできた爪先も、濡れた瞳も、生え癖でうねる髪の一本も、関節の硬さも、すこし柔らかい親指の付け根も、性欲も、加虐欲も、被虐欲も、支配欲も、絶対に許せないような優しさも、体温も、消えない傷跡も、言いたくないような痣も、醜さにすら不意に膨張する血管も、恫喝にすら帯びる発熱も、本能だと言い張る傲慢な態

          7

          チーターの捕食シーンで「チーター頑張れー」と言っていたガキは、ヌーの出産シーンを怖がっていた。生きる意味なんてないまま、ただ生きている、アクリル板の上で跳ね回る子供には何も怖いものがないのだろう、羨ましい。朝方からホストクラブの客引きに追い回される、お前に使う金は無いし、そもそも金なんて持ってない。 過去が実在するか?なんて証明できないし、はたまた明日何が起こるかすらわからない。浪費が起こる、浪費。腑が煮えている! 結局このnoteの文面上で何が言いたいかと、いや、何が言

          6

          肉食系、草食系、なんていう言葉が流行ったのが少し前なのか、それとも現在でも使用されているのか。知る由もなければ別段知りたくもないが、ただひとつ、何故自分が食べる側だと、食物連鎖の上に立てているとそうも思えるのかが不思議だ。おまえは喰われる側だ。噛み千切られた傷口がどんどん化膿して腐って、やがてバラバラになった体を集めたとき、おまえがおまえでいられるわけがない。 書を捨てるのは嫌だ、町にも出たくない。捨てるような書も、出るような町も、もう何一つとしてここには残っていないがね。

          4

          君が、江國香織や田村隆一、吉野弘、はてはヴィヨンなどに、触れて生きてこなくて良かった。 図書室とは無縁で、隔離棟とはもっと無縁でね。 君が生き抜いた昨日は僕が死ねなかった昨日だ、今日も明日も同じだ。カレンダーを捲れども捲れどもその事実は在り続けるのだろう、だからこれは、いわば贖罪なのだろう。 働く働く働く、それが自由じゃないとでも言いたげだ、意味もわからない洋楽を流したっていいけれど、くたびれたサラリーマンを嗤う歌にだけは共感しないでいてくれよ、なんつって昨日も今日も明

          3

          調子はどうだい? 私はだめだよ。雨の匂いがするね。気持ちいい。八月が終わった、月初、調子はどうだい?なにか変化はあるのか、ああ、よく知らないのに聞いて悪いね、機能を停止したコミュニケーションを君にすらしてしまって。どうでもいいよなあ、ごめん、やめてくれ、顔を覗くな。やめろ。 そうだね、こうして語りかけるのはいつもだめなときだ、そうじゃないとき、おまえのことを考えていないってこともないんだ。8月31日なんてもう、なんともない、本当になんともない、代わりに辛い日が増えたかもね

          2

          ありがちな浅瀬の話をしよう。 うなだれた向日葵に対するノスタルジーの根源を、私は持ち合わせていなかった。店長が店の前に植えた花が枯れたとすこし悲しんでいたっけな。ペットボトルで溢れ倒れたゴミ箱の底に、グッチの財布があるのが見えた。連日の雨でどろどろに溶けた、ピンク色の名刺が落ちている。今日も傘を持って家を出たのにいつのまにか無くなっていた。いつもそうだ、去年の地震だか台風だかで半分えぐれてシルバニアのおうちみたいになった家屋がいつのまにかなくなっていた。いつもそうだ。そんな

          1

          (うまくいったスタートダッシュは大抵フライング。夏休みの宿題を最後にやったのは小学二年生くらいじゃないかな。それ以来はやらなかった、ような気がする。高校の頃はすこしやったかな。あいつを養ってやれるように、なんて理由で大学を目指して毎朝玄米ブランをたべていた。行かなかったけどね、大学。小学生の頃は、本当に宿題なんてほとんどやっていなかった。やらなくてもテストでは100点をとれたし、体育以外の大抵のことはできた。ちょろいなって思ってた。9月、10月くらいになって、先生から電話がか