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「自己責任」は今の時代に合ってない - キングコング西野 https://voicy.jp/channel/941/118792 #Voicy 一人で生きていくのは無理じゃね?

「自己責任」は今の時代に合ってない - キングコング西野
https://voicy.jp/channel/941/118792
#Voicy
一人で生きていくのは無理じゃね?

「自己責任」は今の時代に合っていないよね by キンコン西野
どうもキングコング西野亮廣です。
お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の運営をしたりしております。
この放送は、日本の妊婦さんが、自由に「無痛分娩(ぶんべん)」を選べる世の中にしたいイリコマシンゴさんの提供でお送りします。
イリコマさん、どうもありがとうございます。

えーと、本題に入る前に近況報告からさせてください。

相変わらずですね、『映画 えんとつ町のプペル』のトークショーでですね。
各劇場を回らせていただいております。
今日からですね、3日間のスケジュールはですね。
まずは、本日、えーと、
MOVIXつくばでですね、 11:05の回の上映終了後、そして、移動しまして
MOVIXさいたまですね、13:35の回の上映終了後、そして、16:40の回上映開始前、そして、移動しまして、新宿ピカデリーでですね、17:05の回の上映終了後、20:10の回上映開始前でそれぞれトークショーをさせて頂きます。
でっ、明日、1月5日はですね。
えー、109シネマズ湘南、11:05の回上映終了後、そして、14:10の回上映開始前ですね。
でっ、移動しまして、T・ジョイ横浜で14:15の回上映終了後、そして17:20の回上映開始前、そして移動しまして、109シネマズ川崎で17:15の回上映終了後ですね。
えー、そして明後日、1月6日はですね。
京成ローザ10でですね、11:05の回上映終了後、そして移動しまして、シネマイクスピアリで、13:20の回上映終了後、そして移動しまして、ユナイテッド・シネマ豊洲
で、15:20の回上映終了後にそれぞれ30分のトークショーをさせて頂きます。
まぁ、こちらのトークショーはですね。
本当に毎日ねっ、どこかでやって頂いていますので、先々のスケジュールはですね。
『映画 えんとつ町のプペル』の公式ホームページでご確認ください。→https://poupelle.com/news/?p=482

一点ね。
「上映前と、上映後は同じ話をするのですか?」という質問を昨日いただいたのですが、上映前のトークショーと、上映後のトークショーは内容が全く別です。
上映前は「映画 えんとつ町のプペル」に至るまでの僕の話。
そして、上映後は「映画 えんとつ町のプペル」の制作の裏話や、えー、ストーリーの中に隠されたアレやコレの秘密についてお話ししたいとします。

まぁ、どちらのトークショーも面白いと思うので、是非、遊びにいらしてください。

さて、今日の本題でございます。
まぁ、どう考えたって、今一人で生きてくの難しいよねって話をさせて頂きたいんですけれども、上手に喋れるかわからないですけども。
あのー、僕のオンラインサロンには現在74,000人のえー、メンバーが在籍していて、このくらいの人数になってくるとですね。
学生、社会人、父親、母親、クリエイター、社長、ホームレスまで、あのー、表現が正しいかどうかわかりませんが、全ジャンルが一通りいるんですね。
でー、これはいろんなところで、よく言っていることですけども、エンターテイメントってね、お客さんの安心や安全や生活や仕事が約束された上で、まぁ、ようやくね。
存在できるものなので、エンターテイメントを届けようと思うのであれば、まずは、そこに手をつけなきゃいけないんですね。たとえば、要するに何だろうなっ、行政に任せている場合じゃないんですよ。
コロナだとか、たとえば、地震とか、水害とかが来た時にですね。
それでも自分のファンにですね、作品を届けたければ、まずは、自分のファンの生活を守ることが先決なんですね。
去年、あのー、コロナが襲ってきた時にですね。
「サロンメンバー全員の生活を守る」と言ったんですけども、これ、伊達や酔狂じゃなくて、ポーズでも何でもなくて、えーと、コロナもひっくるめて、被災地支援や途上国支援をしているのは、そういった理由、まぁ、下心があるからですね。
エンターテイメントを届けようと思ったら、そこを守らなければ、しゃあーねぇというところですね。
そんなこんなで昨日の話なんですけども、
あのー、まぁちょっと、サロン内のことなので、ここでは具体的にはうーんと、言えないんですけども、えっとーですね、サロンメンバーさんの新米パパや新米ママの支援をしようと思って、あのー、サロン内でとある提案をしてみたんですね。
まぁ、ざっくり言うとですね、子供の面倒をこちらでみるから、半日ぐらい羽を伸ばしておいでっという類のサービスですね。
まぁあのー、いやぁ、あのー、すごく喜ばれた反面ですね、子供を預けて、自分が羽を伸ばすなんていいのかしらっという声もあって、まぁ、要するに気にされていたのはですね。
親としてどうなんだっというところですね。
まぁ、聞けばですね、周りの目っとかも、結構あるみたいなんですね。
いやあのー、これねっ、自分の意思であのー、子供を預けてまで、羽を伸ばしたくないというんだったら、全然分かるんですよ。
そういう人もいると思います。
ただですね、半日ぐらい子供を預けて、羽を伸ばしたいけれども、それって、親としてどうなんだろう?というのはちょっと、うーんと、考えものだし、周りの目がっというのは、もっと考えものだなぁと思うんですね。
あのー、ここは結構、何だろうなぁ、損得勘定で話を進めた方がいいと思っていて、当たり前ですけれども、色んなところで言われていると思うんですけど、子育ての負担が大きくなればなるほど、ねぇ、子供を産む理由が減って、日本人全員が損をするわけじゃないですか?
日本人の老後を支えるのは、子供なんで。
ねぇ、子育ての負担は、減らさなきゃいけないと思うんですね。
子育ては、親が全てやるもんだというそう考えた世代は、実際にあると思うんですね。
まぁ、特に、当時は、子育てをしていた人達は、それなりに我慢もされたと思うんですよ。
家の親なんて、まさにそうかもしれないです。
いろんなことを我慢している母ちゃんの姿をよく見たんですね。
それに対しては、感謝しかないんです。
ただ、うーんと、新米パパやママに対する、子供を預けて遊びに行くなんて、親としてどうなんだ?にはですね。
何だろうな、私も我慢したから、あなたも我慢しなさいという考えが、透けて見えていて、それって、あのー、詰まるところ、親になった以上はいろんなものは諦めろというメッセージじゃないですか?
それっ、どうなんだって思う。親になろうと思う人が減ってもですね。
それでも、親になるという人の数が、一定数、残っているのであれば、別に良いと思うんですよ。親になろうと思う人が減っても、それでも私は親になるといる人が、一定数残っているので有れば、全然良いんですけども、そもそもですね、親候補、親候補って言い方合ってるのかな?
親候補のですね、人口が減っている今ですね。
ここから親になろうと思う人をえーと、さらに減らして、削ってしまうと、国が持ちこたえられないんじゃないかと思うんですね。
でー、えー、日本の人口ピラミットを見ながらですね。
やり方を考える道徳を考える。
改める必要があると思っていて、今、僕らがやらなくちゃいけないのは、金銭的にも、精神的にも、みんなで親の負担を減らしてあげることだと思ってます。
で、こんなこと言ってたって、仕方がないので、まず、僕が率先してやります。
ちょっと動きますので、しばしお待ちください。
で、えー、ここからが本題なんですけども、あのー、僕はいろんなプロジェクトを同時進行させていて、まぁ、いろんな局面に立ち会うんですけども、まぁ、今の話もそうですが、自己責任論が、もう全然、今の時代もしくは、今の日本に合ってないなぁと思うことだらけなんですね。
あのー、山岳地帯にある村って、冬になると、雪で閉ざされてしまうのですけども、歴史を遡るとですね、そういった厳しい環境、まぁ、資源に限りがある環境に住む人達の生存戦略って、シェアなんですね。
所有じゃなくて、共有ですね。
積極的にシェアする人がシェアされるというのが、集落のルールですね。
この前、助けてもらったから、今度は助けさせてといった感じで労働力すらシェアすると、えーと、結とか、沖縄の方ではゆいまーるとか言ったりしますね。
えー、自己責任とは真逆の世界観です。
厳しい環境、資源に限りがある環境では、自己責任論者は圧倒的に分が悪いんですね。
でっ、今の日本、とくにコロナ禍における日本って、えー、まさに、この状態だと思っていて、それこそ慌てて、トイレットペーパーを買い占めなくても、トイレットペーパーを分けてもらえる人になっていれば、良かった訳よいじゃないですか。
でっ、ここからはもうねー、シェア上手な人の時代なのは間違いなくて、私も我慢したんだから、あなたも我慢しろという主張を持ち込む人って、まぁ、かなり生きづらくなるだろうなぁと思っています。
これは子育てだけの話じゃなくて、個人の問題をですね。
みんなの問題として捉えられる感覚っていうのは、やっぱ、持っておくことが大事で、そういう人のところに、あらゆるものが、集まって来ている現場をよく目にしております。
なので、余りねぇ、なんか自己責任を主張すると、最終的に自分の首が絞まるというもので、今の時点であんまり合ってないなというのが、今日の結論でございました。
えー、オンライン西野亮廣エンタメ研究所では、西野亮廣が現在手がけている最新のエンタメビジネスに関する記事をですね。
毎日2,000文字から3,000文字投稿しております。
今は、映画『えんとつ町のプペル』に関するですね。
広告戦略について、あれやこれやと語っておりますんで、興味がある方は、覗いてみてください。
それでは、素敵な1日をお過ごしください。
キングコング西野亮廣でした。
じゃまたね。
https://salon.jp/nishino

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