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#458 逃げ恥のアラフィフゆりちゃんの名言から考える回 - ワーママはる https://voicy.jp/channel/862/92332 #Voicy

#458 逃げ恥のアラフィフゆりちゃんの名言から考える回 - ワーママはる
https://voicy.jp/channel/862/92332
#Voicy

始めの挨拶
ようこそワーママはるラジオへ
この番組はワーキングマザーたちが、ワーママサバイバルをどう賢く強かに楽しく生き抜いていくのか?
そんなテーマでお届けしております。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
お盆に入ってきておりますので、お墓参りとか
実家に帰省したいけども、今回コロナなので、今回は遠慮しておこうとか、皆さんいろんなお考えがあると思います。
私もですね、実家の帰省はちょっと見送りまして、お墓参りだけこそっと行ってこようかなっという風に思っています。
今日はお盆なので、多分視聴者の方が、すいませんちょっと子供に言われてしまったんですが、視聴者の方が減る時期ですので、ちょっと私が赴くまま、好きなこと喋ってみようかなと思います。
今日何を喋ろうかなと思ったんですが、今Amazon primeでですね、逃げるは恥だが役に立つという過去放送されましたドラマが見れるようになっております。
でっ、私ですね、以前こちら視聴した記憶があるんですがその時はですね、そんなに何も思わなかったんですよね。どういう内容なのかご存知ない方がいらっしゃるので、簡単に触れますが、要は、主人公のの男性と女性がいて、男性の方はですね、家事代行、どなたかに頼みたいと思ってる。
女性の方は家事代行の仕事、本来はですね、大学院まで出て、社会的には就職をしたかったんだけども、ちょっとなかなかうまくいかなくて、家事代行の仕事をされてる。
2人がですね、出会います。出会った時にですね、このまま恋愛に行くのかなって一般的なパターンだと思うんですが、家事代行をしてもらうために、契約結婚という形で事実婚という選択を取って、2人で住むっていうあの選択をされるんですよね。
最初は、恋愛感情がなくてどんな恋愛になっていく。
そして結婚夫婦になっていくというところにこのドラマのメインのですね、テーマはあります。
ただ、端々にですね、ものすごく家事とかマイノリティーですね。
あと結婚しなかった女性が、主人公の女性の叔母にいるので、これ石田ゆり子さんが演じられてるんですけども、ゆりちゃんという方がいます。
この人たちのですね、発言がすごく刺さる部分が多かったので、今日は、逃げるは恥だが役に立つのアラフィフのゆりちゃんという方が発したセリフを、ちょっと分解しながらいろいろと考えてみたいと思います。
では、よろしくお願いいたします。

アラフィフ女性の蘊蓄に唸る
はい。では今日はですね、逃げるは恥だが役に立つというドラマから主人公ではなく、主人公の叔母であるアラフィフの独身女性が端々、ドラマの中で発していることにちょっと考えさせられるものがありますので、触れていきたいと思います。
このゆりちゃんという女性はですね、49歳なんですよね。
で、いわゆるバリキャリの人なんだと思います。
あのー化粧品会社の大手で働いていて、部下もいて、本人もですね、大変身綺麗でいい場所に住んでいて、おしゃれであり、いわゆるバリキャリのありきたりのアラフィフの女性ですね。
ただご自身は結婚という選択もしなかったし、子供を産むという選択もしなかったので、姪である主人公の女性をすごくかわいがっています。
で、この女性なんですね、バリバリ働いているので、社会的に評価されていて、生きやすいのかと思うと、いわゆる私たちがイメージするようなバリキャリの女性とちょっと違うんですよね。
もうさすがにですね、50歳ぐらいになりますと、セクハラパワハラ後、子供を産まないのか、結婚しないのかっていうのはもう1周どころか、2周過ぎぐらい、散々かけられてきた言葉であるようですし、女性だからこうなんだということをですね、社内的に言われることもあったようですし、他にもですね、同期の女性たちがいて、同期の女性たちは結婚して、いわゆるマミートラックを走っていたその世代ですので、仕事か家庭かを選ばなければいけなかったけども、仕事はやらずになんとなくそのままずっとアラフィフまでは働いてきたっていう同期たちが周りにいるんですね。その同期達から見るとですね、ゆりちゃんは希望の星なんですよね。
キャリアをずっと貫いてきてくれて、私達は家庭も選択してしまったので、今、社内の中でキャリアを築くのが難しいからあなたを希望の星として見てるっていうセリフも掛けられたりします。
私の説明が稚拙なので、あと1分位で話しているので、ゆちゃんの像がうまく伝わってるかわからないんですが、とりあえず石田ゆり子さんが演じているバリキャリなんだけども、多分中身はバリキャリじゃない。
バリキャリのキャリアを持ちながら、中身はですね。
多分そのバリキャリを維持するためにいろんなことを味わわれていて、いわゆるうんちくの深い大人になられている女性について考えてみたいと思います。
いろんなセリフを、ドラマの中で発せられています。
これはですね、石田ゆり子さんがというよりも、脚本の中で選ばれてるものなんだと思うんですが、このセリフがいちいち深いんですよね。
例えば社内で部下とミーティングをしてるときに隣の部署かどっかの部署の誰々さんがまた育休取るらしいよっていう話が入ってくるんですね。
すると、私達の仕事のしわ寄せが来るっていう風に、若い部下たちは文句を言います。
よくありがちな光景ですよね。
でも、石田ゆり子さん、ゆりちゃんはですね、何にも言いません。
良かったねという感じなんですね。
何でよかったんですか?私達の仕事をしわ寄せ来るじゃないですかっていう風に若い妙齢の女性たちは言うんですが、すると、いやもうそんなの私、1周も2周も通り越して子供を産んでくれてありがとう。私の分まで産んでくれてありがとう。という風に思うんだという話をされます。
悔しくないですかみたいなことを不躾にですね、後輩たちに尋ねられても、いや、全然みたいな、私頑張って働いて税金納めてるから、これ清々しいですよね。
子供を産もうが産まなかろうがですね。
やっぱり社会の中で、私はこういう風にちゃんとしてるっていう自分の自信がある人は子供産まないの、結婚しないのっていうことを言われると、どこかに自分の気持ちの中でそうした方がいいのかなって思うとなんか揺れ動きますが、いやもう私はそういう選択しないって決めてるし、そういう選択しないのかっていう質問ももう何百回も受けてたっていうのが透けて見えて、すごく清々しいなと思っています。
もう一つ有名なシーンがありまして、ゆりちゃんはアラフィフなんですが、30代の男性から思いを告げられております。はい。モテるんですね。
でも17個下の男性なので、もうあなたは私から見たら、甥みたいなもんよということで軽くかわしています。
でもその若い男性をですね、モテるんですよね。
その男性のことを想っている女性、若い女性からゆりちゃんがですね、おばさんだよねみたいな、色目使ってるよねみたいな事をはっきりと言われてしまいます。
ドラマなのでね、多分、あの人間関係上、現実世界ではそこまで言ってくれる人いないと思うんですが、ドラマなのでそうするとですね。
ゆりちゃんはそこで別に怒るでも何でもなく、独り言のようにボソボソと、いろんなことをつぶやきながら、彼女に諭すんですね。
この台詞は大変有名でちょっと引用させていただきます。「私が虚しさを感じることがあるとすれば、あなたと同じように感じている女性がこの国にはたくさんいるということ。今あなたが価値がないと切り捨てたものは、この先あなたが向かっていく未来でもあるのよ。自分がバカにしていたものに自分がなる。それって、辛いんじゃないかな。

私たちのまわりにはね、たくさんの呪いがあるの。あなたが感じているのもそのひとつ。自分に呪いをかけないで。そんな恐ろしい呪いからはさっさと逃げてしまいなさい。」ということをお話しされます。
要は、若さをありがたがる風潮が大変前に多いですよね。若いことってすごく武器になるんですが、若いことに価値を見いだしすぎると、人間は必ず老いますので、価値がない自分の未来に向かっていくことになります。
このことをですね、ゆりちゃんお話されてるんですよね。若い女性におばさんが、色目使ってみたいなこと言われたら、普通の人間だったらちょっとカッとなって、あなたが若さ以外何もないでしょうみたいなこと言いそうなんですが、そうではなくて、それは呪いだよっていうことを言われています。
この辺がですね、ゆりちゃんの人生の深さをちょっとドラマの中で透けている部分だなと思っています。
多分、アラフィフの女性で部長職までやるような女性は、相当若いうちからいろんなこと言われてるはずだと思います。
いわゆる男性社会の中で出世することに関してジェンダーの問題で、社内でいろいろ言われたり、あと、同じく同僚の女性からも、今はですね、希望の星だなんて言われてると思うんですが、多分15年前はいろいろ言われていたと思います。
キャリアが仕事か子供かを選べるうちは皆さんですね、自分が選ばなかったものがちょっとよく見えます。
となると、選ばなかったことで成功している人を見るとですね、ずるいという気持ちで喚起されてしまうんですね。
このずるいという気持ちが喚起されて、ゆりちゃんもきっとあの人仕事はできるけど、家庭持ってないもんねとか、多分言われてきたはずなんですよね。
なんですが、それらも全部飲み込んで、自分の中でうまく消化して、今の立場になり、かつ、後輩の指導としても育休取ってる人はずるいとかですね。
育休取ってる人が仕事のしわ寄せが来るなんて言われても、いやいやそれは社会的に見たときにありがとうだよという観点ですね。
そっちとお話されるというのは、いい視点だなと思います。
今、ゆりちゃんの話してるんですが、実はこのドラマはですね。
私、先日Amazon primeになってるのをザーと見たんですけども、あのー家事労働のすごいアンチテーゼだなと思っています。
私達、家事育児をしていますが、夫婦間で一番もめるのってこの分担なんですよね。
先日私が見えないから自立ということではないという話をしたんですが、これはなぜ有効ではないのかというと、項目を決めてしまうと、やっただ、やらないだ、やったことに関してまた金銭的にこうだったとかですね。
その分配、平等意識に基づいた領域争いに発展していくので、私は有効ではないと思っています。
で、主人公の女性は家事労働をする代わりに事実婚ということで食う、寝る場所を用意してもらってるんですよね。でっ、対価としてお金をもらっている。
でもこれ結婚という形になるとですね。
対価は発生しません。
お金もらえるわけではありません、パートナーから。
それを主人公の女性はですね、愛情の搾取なのではないかと、ドラマの中で触れています。
要は、夫からお金を別にもらえるわけではない。
でも、家事労働という労働ですね、ずっと差し出し続けていると、これって金銭的には換算できないので、愛情として好きだから、お互い好きだからやるもんだよねということにカウントされていきます。
すると、誰かがですね、金銭でカウントできないので認めてやらないと、その自分の家事労働に対する対価が見えてこないんですよね。
要は、いつもお皿洗ってくれてありがとうとかですね、お弁当ありがとうってちゃんと言わないとただ、愛情を搾取しているだけになってしまうということをお話されていて、これも私、すごくこの共働き夫婦にとっては、気づきになるんじゃないかなと思っています。
一番最初に放送されたときにちらっと見たときには何も思わなかったんですが、今私が共働き夫婦として、そして子供が2人いて、かつですね、いろんなこういう悩みがあるんですという方々のお悩みを聞くことになって、この背景状態で見るとものすごく気づきが多いドラマでしたので、ちょっとアラフィフのゆりちゃんのセリフを取り上げながら、かつこのドラマについて掘り下げて考えてみました。
こんなふ風に取り上げていいのかな、ちょっと著作権とかどうなんだろうと思いながらもですね。
話をしています。まぁ1感想として個人の1感想として今日取り上げてみました。
お盆なんでちょっと聴く人が少ないはず。
でも、お盆なのでちょっと時間があるという人はですね、キャリア、家事分担も含めてこのドラマが何かヒントになるかもしれません。
はい。いかがだったでしょうか、今日は自分もアラフィフになったら、ゆりちゃんのようにですね。
後輩達、またゆりちゃんと同期達に、いろんな蘊蓄の深い言葉を言えるような大人になりたいと改めて思いました。はい。
お盆休みでこの1週間休みという方も多いと思いますので
、視聴者数がちょっと減る時期、好きなことを話してみようかなと思ってくれましたので、ご意見ある方いらっしゃいましたらコメント欄の方にお願いいたします。

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