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人生100年(かもしれない)を見据えて、コーチングを受けてみた話

母親業も3年。ふとよぎる「この生活はいつまで続くのか」という考え

子どもを産んで3年を過ぎたあたりから「自分の次のステップ」について漠然と考えるようになりました。
毎朝5時半に起き、7時過ぎに子どもを起こし、朝食をとって子どもを園に送り、その足で職場へ。定時までしっかり働き、園にお迎えに行き夕食・入浴、寝かしつけという名の寝落ち。
あんなに不安まみれだった、子育てと仕事の両立も今では板についたものです。

毎晩10時には寝落ちしてしまい、朝は5時半に起きる生活。
とても健康的で頭がクリアになったのか、寝落ちしそうな布団の中で「これから先」を漠然と考える余裕が出てきました。
(まぁすぐ寝落ちするんですけどね)

きっかけは、朝礼で目の当たりにした「勤続40年表彰」

普段の私は、地方の製造業でフルタイムで働いています。
そんな今の職場は、人生の諸先輩が定年という年齢を超えても、現場でバリバリ働いています。
60歳でもまだ「若い」と言われることもある、そんな平均年齢かなり高めの環境。

ある日の朝礼で、1人のスタッフさんが勤続40年の表彰を受けました。大きな表彰状と記念品を受け取る姿に拍手を送った瞬間、頭にある考えがよぎりました。

私は、このまま何もしなくても日々は過ごせる。
たぶん(元気であれば)70代もこのままも夢じゃない。そして、私も表彰状をもらうかもしれない。

0点では決してないけれど、100点には程遠い生活

私は、今の環境に大きな不満はありません。
毎日の仕事はやりがいに溢れているし、子育ては刺激に溢れている。
ただ、このまま生活したらこのまま歳を重ねていくと気付いたのです。
それは、特に悪くない生活です。
毎日の糧となる仕事があり、子育てを通して私も刺激を受ける。

まぁ、悩みとしてはとても贅沢なものです。
けれど、それじゃダメだなと思いました。

そしてこういう時に、必ずと言って良いほど頭をよぎるこの記事。

「あぁ、このままでは緩やかに死を迎えるのだな」
という、背筋にスッと冷ややかなものが通る感覚に襲われるのです。

私は、この先どう在りたいのか?ちょっと考えてみた

わが子が大人と呼ばれる時に、自分はどうありたいのか考えたら、自分は「楽しいことをしている」状態にありたいと考えました。
なあなあに日々や時間を消費するのではなく、少しでも「楽しい」ことを一つでも多くやっていたい。

けれど、毎日の仕事はやりがいに溢れて、子育ては刺激に溢れているのです。(言い換えれば時間が作れない)
いざ実践に移そうと思った時に、こりゃ自分一人では具体化できないかもしれない。
誰か、友人や家族、同僚といった身近な人ではなく「第三者からのアドバイスが欲しい」と考え、いわゆるコーチングを受けたいと思ったのでした。

3rd penguin(サードペンギン)を受けてみることにした

コーチング受けたいな、どうやって探そうかな。
と、ぼんやり考え始めた頃。ちょうど仕事でもお世話になっているオゼキカナコさんが3rd penguinを始めるという話を聞き、早速お願いすることに。
最初にヒアリングをしてもらい、お互いの関わり方を決め、定期的に進捗を確認する感じでした。全体を通して、こちらに寄り添い、話を聞いてくれることに重きを置いてくださる心地よい時間でした。
コーチングという言葉は聞いたことがあるけれど、受けたことは皆無。そんな私でも気負うことなく取り組めました。

人生の岐路を、自分で作るっていうのもアリな気がする経験

就活時代、ろくな自己分析をしなかった私。(時は就活氷河期…の話はまた今度)
この年になって改めて自分を見つめ直し、第三者に考えをアウトプットすることで思考回路がどんどん整っていきました。
日々に忙殺されがちな中で「自分を見つめ直す時間」を持てることはとても貴重な時間でした。それにこういう時間は、意識してでも持つべき大切な時間だと実感しました。
今まで人生の岐路というものは偶発的でしたが、あえて自分から岐路を作っていくのもアリなんじゃないかと思えています。


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