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普通科に通う高校生が、芸大を目指すためにやったこと(その1)

あらすじ

芸大志望だったのに、センター試験のために進学校に進学してしまった私。
入学初日から盛大に居心地の悪さを感じてしまいました。

そしてある種絶望にも似たような、もやもやの高校生活を送っていました。
とはいえ、私の目標は「芸大に行く」こと。

流石にこのままではダメだ!と思い、受験対策を考えました。

河合塾美術研究所名古屋校

高校一年生の時に説明会へ参加してみる

私は当時、愛知県の尾張地区にある岩倉市に住んでいました。
名古屋駅から電車で20分弱のベッドタウンなので利便性はそこそこ良い町。
地元で画塾を探す手もあったのですが、予備校として有名な河合塾に芸大受験コースがあると知り、母と一緒に説明会へ行きました。

行きてぇけれど、時間も先立つものもない問題

説明会に参加し、実際のアトリエを見た瞬間「行きてぇ」と思いました。
上のリンクにも書いてありますが、天井高が4.5mもあり北側が全面窓のアトリエは開放感抜群。壁面には沢山のロッカーがあり、生徒たちの画材や絵が収納されていました。

何より、大きなビルの建物全体が芸大を目指す人だらけ。
その空間のスケールに眩暈がするほどでした。

詳しい授業内容を聞くと、高校1、2年は基礎的な授業をするということ。
直接的な受験対策授業ではないので、もしかしたら3年生でも十分では?
というアドバイスを母が聞き逃さなかったかどうかは分かりませんが、通塾は先送りとなりました。

高校はしっかり、6限まで授業がありました。
また、平日の宿題も休日の宿題もたっぷり。平日自主学習4時間、休日自主学習8時間が提唱されている学校でした。
となると、平日に学校終わりに千種駅にある河合塾に通うのはなかなかつらい。
まずは高1・2年で学力を付けて、3年生からしっかり取り組もうという話となりました。

あとはお金の問題。
実は補助を受けて高校に通うほどの家計だった我が家。とてもじゃないけれど、受験対策でもない授業に通うほどの予算は捻出できませんでした。

まとめ

高校3年になったら、河合塾に通うことを決めた私。
丸2年間、美術授業のない高校生活を送ることとなりました。
先にはなるけれど、芸大への道が少し見えた事で安心した反面、高校生活をどうやって過ごすか考えなければなりませんでした。
次の記事ではそんな高校生活で体験した思い出に残るエピソードを書ければと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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