見出し画像

SIGMA fpとzeiss planar 1.7/50 T*

ちもです。sigma fpを年始に購入してから約1か月。fpをボディのみ購入したため、レンズは手持ちのpalnar f1.7 50mmレンズを使用しています。今回はfpのファーストインプレッションと、組み合わせたレンズのお話です。


とある公園のベンチ。T&Oがやはり優秀。
f8

fpのファーストインプレッション

SIGMA fpは購入してすぐの記事でも紹介しました通り、小型軽量ボディにフルサイズセンサーを搭載し、不要な部分をそぎ落とした非常にミニマルなフルサイズミラーレス一眼カメラです。

公園のベンチで撮影したfp
iphone13 pro

外観

外観は非常にシンプル。かつ妥協のない筐体設計が成されており、SIGMAらしさが色濃く反映されています。その大きさはパスポートより小さく、そしてパワフルです。

購入したての時の記事で使用した画像。

前面にはフルサイズセンサーが鎮座しており、向かって左側にちょこんとfpのロゴが印字されています。カメラマンたちは被写体の視線がメーカーロゴに吸い込まれるのを防ぐため、テープでロゴを隠しますが、fpの場合は握りこんでしまうとどうあがいてもfpの印字は指で隠れてしまいます。

fpを構えるとこんな感じ。ボディがほとんど見えません。

背面には大きな液晶。物理ボタンが多く、操作感は非常に良いです。右下には小さくSIGMAのロゴが印字されていて、とてもクールです。

上面には電源、CINEとSTILLの切り替えスイッチ、RECボタン、そしてシャッターボタンとダイヤルがあります。

購入当日に撮影

左側面にはUSB-Cポート、HDMIポート、MIC端子があります。そして縦構図で直接三脚に乗せられるよう1/4ネジ穴が切られています。

握ってみるとこのカメラの小ささを実感します。グリップさえもないため、多少の不安はありますが、ストラップを手首に巻き付けたり、別売りの純正グリップを使用することで解決します。そして軽量ボディのおかげで、長時間手に持って移動しても苦になりません。

機能

大きな特徴として、多彩なカラーフィルターを搭載しています。私はその中でもティールアンドオレンジがお気に入りです。

自然の多い場所ではとてもT&Oが映えますが、暗く、コンクリートなどの無機質な空間にはパウダーブルーも似合います。


高架下のトンネル。T&Oとは一風変わった色味のPowB
f8

オールドレンズとfp

さて、SIGMAと言えば、シャープで高解像な写真のイメージが私はあります。そしてオールドレンズと言えばふわっとした、解像度では現行レンズに劣るものの独特の雰囲気が出せると言うイメージがあります。イメージの相対する両社を組み合わせた結果…。

そもそもPlanar 1,7/50が現行並みの性能です。と言ってもこのレンズなんと1979年頃に製造されたようで、2023年の現在からすると44年も前のレンズなのです。保存状態も良く、カビ1つ生えていなかったため、前オーナーの曾祖父には大感謝ですね…。

しかし私がイメージするオールドレンズとfpの組み合わせをしておられる方も多く、やはりカラーモードが優秀なため、そのレンズに合った色味を出すことが出来るのが強みと思われます。私も今のレンズ以外のものも使ってみたいですね。

おわりに

今回はSIGMA fpのファーストインプレッションついでにPlanar1,7/50の再評価も行いました。

2019年のボディと1979年のレンズ、なんだかカメラの良いところが全部詰まっているような感じもします。カメラ、レンズは資産とも言いますが、まさにこういうことなのではないでしょうか。

是非皆さんもご実家にカメラ、レンズが眠っていないか探してみてはいかがでしょうか。もしかすると現役で使えるかもしれませんよ!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?