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【入社2ヶ月で学んだこと】 新規事業の立ち上げ

初めまして!
CHILLNNカスタマーサクセス兼セールスの佐々木と申します。
CHILLNNには2023年9月1日から入社し2ヶ月が経過しました。(めっちゃ早い)
まだ入社して間もない私だから伝えたいこと、現在取り組んでいる事業についてざっくばらんにお伝えしたいと思います。


1.自己紹介

佐々木みいむ(ささき みいむ)
京都生まれ京都育ち🏝️
2015年総合デザイン会社にディレクターとして入社。
結婚出産と生活での変化に伴い、ITインフラ兼デザイン会社の広報に転職。そして現在に至ります。

いつしかの大学卒業時の写真です…

冒頭でもお伝えしたようにまだ入社2ヶ月なので、
会社にも慣れてきた反面、転職検討中の気持ちも忘れていない状態です。
そこでエントリー前にちょっと知りたかったCHILLNNのあれこれをご紹介できればと思います。

2.CHILLNNって何なん?

まずは転職活動中のみなさん、お疲れさまです!!
多方面で自分とマッチする会社を見つけ出すことってすごくパワーがいるので、今まさに疲弊中かとお察しします。本当にお疲れさまです。
CHILLNNに興味を持っていただいた方には是非CHILLNNのオフィス見学に来たような気持ちで、会社の雰囲気をソフトに知っていただければと思います。気負わず気軽に見てくださいね〜

 CHILLNNの社名・ロゴの由来

CHILLNNは宿泊施設の自社予約システムを開発・販売している所謂「SaaS」事業を行っています。業種的にはオンラインビジネスのど真ん中ですが、社名を含めロゴデザインから全然ITっぽくないな〜というのが私の印象でした(他社はシステム会社、IT会社感溢れるシステマチックでパキッとした色味の印象)扱っている事業とのギャップがあり個人的には気に入っています。
下記由来となります。

ここ数年で耳にするようになった「チルする」の「CHILL」に
宿泊施設を意味する「INN」を組み合わせ「CHILLなINN」を略して「CHILLNN

実は事業が社名に含まれています
ロゴのデザインは西海岸風でノスタルジックを意識したそうです。


CHILLNNの職場環境

80年代後半のレトロな一軒家がオフィスです。
ディフューザーの香りとHIPHOPがBGMが流れる中で黙々とそれぞれが仕事に取り組んでいます。(自習室みたいな感じです)静かですが意外と質問はしやすい空気感です!

玄関にあるネオンとレコードがレトロな雰囲気を
一層引き立てます

CHILLNNメンバー

現在正社員が私を含めて6名、インターン生が4名在籍しており、
正社員の平均年齢は28歳とメンバーもとても若いです。

日頃のコミュニケーションはめっちゃ和やかで和気藹々としていますが、ディスカッションに入ると鋭い質問しか飛ばないです!人間関係はとても居心地の良さがありつつも、会社をグロースするための1人1人の仕事の精度を上げる姿勢はとても強いのでいいメリハリがあります。
日常でも会社に有益な情報は社内共有が早く、役に立つことは惜しまず収集する方が多い印象があります。その割にみんな帰るの早いので密度の高い仕事をしていると感じます…!

CHILLNN部屋の様子とCHILLNNステッカー
※この時は席外し多め

また私は2人の子どもを育てながらフル出勤しており、子どもの急な体調不良で会社を休まざるおえないこともしばしば。私以上に育児と仕事の両立を考えてサポートいただきながら仕事をしているので大変助かっています🙏
まだまだ若い会社なので制度も模索中ではありますが、子育てしながらでも働きやすい環境作っていただいてることは大変有難いなと思います。

ざっくりまとめると

  • とっても仲良し

  • 仕事へのコミット、グロース意識がみんなにあり妥協がない

  • すぐ帰る

  • 個人への配慮がある

という感じです!
ソフトな会社の情報をお伝えしましたが、なんとなくCHILLNNの雰囲気を掴んでもらえると嬉しいです。

ここから下はCHILLNNの事業について私の目線でのお話ができればと思います。


3.CHILLNNでやっていること

ご存知の通り、CHILLNNは宿泊施設の自社予約システムを開発・販売している「SaaS」事業を行っています。
私はその中でも新規商談や受注後のお客様のセットアップ対応など「セールス」「カスタマーサクセス」の業務を担当。エンジニア以外基本的にはこの業務に関わる人がほとんどとなります。そして私のもう一つの業務に「toC」事業の遂行があります。

CHILLNNの目指すtoC事業とは

既存業務は「toB」事業として施設とCHILLNN間でサービス提供で成り立つ事業に対し、「toC」は一般のユーザーに向けてのサービス展開を指し、
CHILLNNはOTA(「Online Travel Agency」の略で、オンライン旅行代理店のこと)を新サービスとして現在そのプロジェクトの戦略設計を進めているところです。じゃらんや楽天トラベル、一休などが該当しますので、宿予約で利用された方もいらっしゃるかと思います。
というのもOTAの利用は非常に浸透しており、日本旅行協会の「令和4年度 営業状況等統計調査」によると、全宿泊人員のうちOTA経由での流入が45.3%となり、集客に期待できるプラットフォームになります。

出典:一般社団法人日本旅館協会「令和4年度営業状況等統計調査」

OTAの基礎知識について
https://www.yadoken.net/tsuushin/takumi/detail.php?p=3306

株式会社宿研

toB事業と同様に旅行・宿に関わる事業ですが、事業戦略は全く異なりCHILLNNにとって新しい挑戦となります。
超有名な企業が並ぶ業界に参入することは一見無謀にも思われるかもしれませんが、なぜ参入するのか、私たちの考えについて次の次章でお伝えできればと思います。

4.なぜtoC事業に挑戦するのか

観光業に参入する理由

観光庁がインバウンドの回復と円安を活かし、2025年消費額5兆円 超の達成をKPI(2019年の水準まで回復)に掲げ日本の観光産業の底上げを狙っています。令和6年度観光庁関係予算概算要求総括では、「持続可能な観光地域づくり」の事業資金予算要求が前年比の約4.4倍全体は2.2倍となりました。つまり観光産業への国からのプッシュが猛烈なのが今なのです。

出典:国土交通省令和6年度観光庁関係予算概算要求総括表
 

toBで培った魅力的なクライアントの存在

toCの事業展開の理由にはtoBで出会った魅力的な施設さまが大きく関係します。toB事業はありがたいことに年々利用施設が増加し、現在800施設以上にご利用いただいており、売上が昨対比357%、18ヶ月以上連続で単月黒字継続中です。上記で触れた通り観光業の回復とおい風も相まって、クライアントもどんどんお忙しくなるかと思いますのでtoB事業でサポートしていく所存ですが、1つ懸念点がありました。
CHILLNNのご利用施設は一棟貸しやスモールラグジュアリー、クリエイティブなハードが魅力の施設など小規模・中規模施設さまがメインとなります。

2023年の利用施設の客室数の割合と年間の利用施設数

私たちは日々の業務を通し小規模・中規模施設だからこそできるクライアントの唯一無二のこだわりや魅力的なサービスをたくさん知っていますが、この魅力が伝わるプラットフォームが少ないのではないか?という懸念がありました。
自分たちのこれからの成長のため、そしてクライアントのためにも新しいOTAを作りたいという思いが募ったことがtoC事業の発端となります。具体的にどんなOTAを目指すのかは次の次章でご説明します!

CHILLNNをご利用の一部のお客さま
一部の施設さまですが写真だけでもとっても個性的です!

新しいOTAの価値提供

従来のOTAは各メディアで魅力が異なりますが共通しているのは、ホテル名、価格、口コミなどユーザーが気になる情報を容易に比較検討しやすく、ディスカウントやポイント付与など利用すればするだけユーザーへのメリットがございます。一人のユーザーとして大変嬉しいサービス価値だと感じます。
しかしこのサービスがスタンダードになり「いかに安くお得に泊まるか」を謳い文句にするOTAのCMをよく目にすることでしょう。
この「いかに安くお得に泊まるか」で競争が増すことにより、施設の本質的な魅力を伝えられていないのではないかと私は思います。
なので、小規模のめちゃくちゃこだわりのある施設であっても従来のOTAの方法では有名な施設やディスカウント、お得なプランで勝負する施設に埋もれてしまうのではないかを危惧しています。
ユーザーも同様に施設の魅力をうまくキャッチできず、自分の求める旅行が叶う施設との出会いを逃しているかもしれません。

なので、CHILLNNの目指すOTAは施設名や価格で比較するサイトではなく、「旅行で叶えたい利用シーンに合わせて旅行先を選ぶ」ことに特化したプラットフォームを目指します。
例えば付き合って数年のカップルが記念日に行く旅行先が、単なる有名な施設ではなく、そのカップルだからこそ楽しめる過ごし方で旅行先を選べると素敵じゃないですか?
施設名や価格、口コミで比較できるプラットフォームだけではない、
自分が過ごしてみたい、体験したい付加価値で宿を選べるプラットフォームを提供し、必要とする方に届けたいと思います。

上記でも触れたようにtoC事業を加速させることによりtoBへの相乗効果も期待できます。
toC内でのメディア掲載はひとまずCHILLNNの予約エンジンをご利用いただいていることを想定していますので、メディアからのユーザー数が増加しCVが上がると施設の稼働率が上がり、CHILLNNへの収益にも直結します。

まだまだ構想中ですが夢が詰まっています。年内エンジニア着手、ローンチを目指して進めておりますのでぜひ注目してください!

ちなみにCHILLNNの現在あるキュレーションサイトがこちらです。
こちらをリニューアルし、OTA化できればと思います。

既存のキュレーションサイトはこちら↓

SNSも運用中です!

Instagram

XとTikTokも行っていますのでぜひフォロー、いいねをお願いします。
https://twitter.com/CHILLNN_hotel 
https://www.tiktok.com/@chillnnhotel

5.CHILLNNでの学び

「解像度」という言葉が社内で毎日のように飛び交いますが、CHILLNNでの大きな学びは「解像度を上げる癖」になります。
仕事でもプライベートでも何か問題が起きた時にうまく進まないことが誰しも経験としてあると思いますが、CHILLNNではその課題に直面した時に「なぜそのようなことが起きたのか」「どうすれば解決するのか」と1つの課題を細かく細分化し、自分が咀嚼して取り組めるまで解像度をあげて対応します。この解像度を上げる癖が業務を最適にこなせ、冷静に対応することができているなと感じます。(一見当たり前なことですが、CHILLNNはめっちゃ細かく、細かくして見定めてる印象です…!)
解像度の上げ方はCHILLNNの社内文化として浸透している気がしますし、
皆さんトラブルや誰かのミスがあっても至って冷静に対応しているのは、日々の解像度の高さのおかげかと思います。

6.入社前におすすめの書籍

私の社会人経験はそこそこありますが、SaaS事業は全くの素人なのでインプットは欠かせません。入社前に読んでよかったもの、入社後社内で進めていただいたもの、今後読みたいものなど抜粋していますのでよければご参考にしてください!


7.これからやっていきたいこと

CHILLNNに縁あって入社しましたが、実は旅行の企画を立てることがとても苦手で友人に決めてもらったスケジュール通りに行動するタイプでした。
特に宿探しが一番苦手で一緒に旅行するメンバー全員が納得できる価格、立地、設備など最適な宿探しはいつも難航します。
現在取り組んでいるtoCのプロジェクトはそんな私みたいな旅行企画・宿探しが苦手な人でも楽しく探せるプラットフォームにしたいと思います。toCのプラットフォームが完成した時には私が一番の利用者になり、今まで出会えなかった旅行を休みの度にできれば、、と思っています ❤️‍🔥 ❤️‍🔥
なのでプロジェクトを遂行すると自分のワクワクする未来が待ってるので一石二鳥です笑

8.終わりに

ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
もしCHILLNNに一層ご興味を持っていただけましたら嬉しいです。
別業種からの転職でご不安な方や、また京都の土地に親しみがない方も中にはいらっしゃるかと思いますが、CHILLNNメンバーのほとんどが京都以外の出身です。また中途採用者は他業種からの転職者しかいません!

京都にゆかりがない方も未経験で自信がない方でも
少しでも気になった方はぜひエントリーください!

お会いできること楽しみにお待ちしています。

We're hiring!


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