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理学療法士 なっつです。

最近、発達について学生の頃に授業で習ったことなど原点に立ち返る機会がありました。

改めて確認して今の療育にいきてるな〜と感じたことをまとめてみようと思います。

○ 発達には一定の方向性がある
発達:
頭側 → 尾側
近位(体の中心に近い部分) → 遠位(体の中心から遠い部分)
中枢(体の中心) → 末梢(指先など体の末端)
尺側(手・腕の小指側) → 橈側(手・腕の親指側)

動作
全体 → 部分 
粗大(歩くなどの大きな動き) → 微細(箸を持つなどの細かい動き)

○ 運動パターン(筋肉の伸び縮みなど)は発達に伴い色々かつ複雑な動きができるようになっていく

どういうことかというと…

車体が不安定だとクレーン車はクレーンを伸ばせないし、ショベルカーは土砂をすくうことができないですよね。

子どもが成長していく中で“体”という大きな土台がしっかりしていないと手先を使うような細かい動きに難しさが生じるなど、発達には順序があるということです。

他には、発達過程の途中で肘を支点にしておもちゃを扱う子に鉛筆を持ち指先だけを動かして細かい作業をするのは難しいです。


子供に苦手な運動や動作があるときは、そこだけに注目するのではなく、それまでの発達過程に注目すると苦手なポイントのヒントが見つかるかもしれません…!


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