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メルト

私は読書が好きだ。本屋も好きだ。

本を読んでいると現実を忘れられる。

知識を得られる。

そして本で得た知識をこっそり誰にも言わず実践したり確認したりする。
誰にもわからないように。誰にも気付かれないように。
コーヒーに砂糖を溶かすように。
見た目は変わらないが自分だけが味の変化を知っているように。


本を読んでいると、面白い言語表現があるとハッとなる。
それも日常に溶け込ますのだ。

知らない言葉を調べるのもいい。
忘れていた言葉を思い出すこともある。
それらも溶け込ますのだ。

なんかもう色々溶けこますのでとうとう自分が何者かわからなくなるのだ。
私は一体何なんだ?何を言っているんだ?




とうとう自分が分からなくなってしまいました。




そんな時は本屋よりも




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