過干渉

過干渉 2

過干渉は、直接的な否定する言葉ではない言葉によって、子供に否定を感じさせる関わりになります。

下記の図で上にいくほど、ストレス・自己否定感が増え、それらを解消するための行動が問題行動として受け止められ、更なる過干渉が起きて悪循環を起こします。

指示的になるより誘導的であるほうが良く、行動だけ言うより理由を付けるほうが良く、理由の中でも条件やルールより感情を基準に言う方が良いことになります。

言葉によるコミュニケーションがとれる子供にほど、干渉度の高い言葉を投げかけてしまいやすくなりますので十分に意識する必要があります。
特に、後題で書く「学習タイプ」の視覚型が一番目にくる主たる養育者は、条件やルールを好みやすく、子供も学習タイプの視覚型が一番目あると条件やルールでの教えが入りやすいため、より意識して過干渉しないように気を付けましょう。
言葉で理解させて動かそうとするのではなく、心を動かそうとするやり方は、言葉によるコミュニケーション力が育っていない子供にも有効になりますので、常日頃から干渉レベルの低い関わり方を心がけましょう。
また、干渉度の高い言葉を言ってしまったら、何度も同じ言葉を繰り返すのではなく、干渉度の低い言葉で言い換えていきましょう。言い換える際には立て続けに言うより、ある程度の時間を空ける方が有効なこともあります。
干渉度の高い言葉は、日常生活の中では出来るだけ使わないようにすることで、メンタルを安定させることが出来ますが、日頃から干渉が多いとメンタルをジワリジワリと追い詰めていく事になります。

既にメンタルが拗れている子供に関しては、過干渉による否定感を受けたことで不安が強くなります。
そして、更に否定されるであろう事をやってしまいます。
これは、注意されることをしても受け入れてくれる?という心理でもって安心しようとする行為で、不安に対して向き合って克服しようとするがために、重ねて注意されることをやってしまいます。
この重ねて起こす行為を否定すると、ますます行動が悪化して悪循環に陥ります。
また、バーストラウマの取れていない子供も、干渉のリスクは高まります。

条件やルールではなく、感情を基準にして子供と接することが大切です。
子供がイライラしたり怒ったりして、モノに当たった場合、行動を否定して正そうとするのではなく、その行動を起こした第一次感情のイライラによってモノに当たることがいけないこと、感情をベースに本人も主たる養育者も動いていることを、どう伝えて理解してもらうかということになります。

つづく

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