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アイコスは副流煙出ないから〜

2020年東京オリンピックが開催されるはずだった年に「健康増進法」が改定され原則屋内禁煙になった。
多くの飲食店で気軽に喫煙ができなくなったのはみなさんご存知の通りだろう。
愛煙家にとっては憩いの休憩スペースがどんどん少なくなっていく時は大令和時代!!
そんな大令和時代に児童デイサービスを営みながら、事務所内で喫煙している施設に出会った。
子どもを預かる場。もちろん当たり前に室内禁煙である。

ちなみに。。。

2019年7月1日から
学校、児童福祉施設、病院、行政機関などが「敷地内禁煙」に

ただし、屋外で受動喫煙を防止するための必要な措置が取られた場所に、喫煙場所(特定屋外喫煙場所)が設置されている場合は、その中でのみ喫煙することができます。

政府広報オンライン

2019年に一足先に児童福祉施設は敷地内禁煙である。

注意した先に彼はこういった

アイコスは副流煙でないから!害ないから!

副流煙がでないから良いということにはならない。
それまで私も知らなかったのだが、アイコスのサイトにばっちり

加熱式たばこは、煙や副流煙※も出ないので、家族とくつろぎながら同じ時間を過ごせます。
※副流煙とは、火のついたたばこの先端から出る煙を意味します。

IQOS公式サイト

と記されている。これは。。。。誤認されやすい表記だこと。
これなら吸っていいんだ〜副流煙でないなら受動喫煙にならないじゃーん!と思う人少なからずいるのではないか?
実際に体感した人ならわかるが、加熱式タバコ結構ニオイする。
さらにタバコであることは変わりないので完全無害とは言えない。
副流煙は出なくともエアロゾルとなって有害物質は空気中を彷徨っては私の鼻腔をくすぐるのだ。
できれば焼肉の食欲をそそる匂いに鼻腔をくすぐられたいものですわ。

もちろん、改正法の中にも加熱式タバコ含まれている。

彼はこれを知った上で今後も吸うための言い訳を放ったのだ。
その場の回避方法としては一瞬相手にいいのか?と考えを与える上手い返しだなぁとすら思える。
さらには味方をつけるため、それまで屋外でルールを守って喫煙していた喫煙メンバーをかき集め、児童発達管理責任者・看護師までもが室内で堂々と加熱式タバコを吸い始めた。ここは、居酒屋なのかと錯覚するほどである。

一枚ドアを挟んで隣にはこどもがいる環境下で良くも罪悪感に駆られずに生きていける彼らの神経、シナプスまで覗いてやりたい。
けつの穴から手突っ込んで馬尾神経まで割いたろかい!(けつの穴から手突っ込んで奥歯ガタガタ言わせたろかい)

彼らは後始末まで適当なのである。
ゴミ箱に吸い殻ポーイ(はまだわかる。分からんけど)
送迎車のドアポケットに吸い殻ポーイ(こども食べたらどない?)
極め付けは机の上に向きを揃えて吸い殻コレクションが開催されている。
はいメンソール系吸い殻の登場でーす!
(会場)きゃー!!
って、ここは関西コレクションの会場じゃないのよ!!
あ、、そうか!吸い殻アートか。現代社会の闇なんかを訴える系のアートね?(んなわけあるか!)
そんなこんなで事業内を3歩歩けば吸い殻アートOr吸い殻アーティストに出会える事業所であった。(夢みたいですね。サインもらっちゃおうかしら。)

なにしてくれてんねん!

大の大人が悪いことと知りながら勤務中に喫煙。
私が入ると「やべ!きた」「怒られるから辞めなきゃ」と言いながら笑って隠す40代の大人達。

君たちは中学生ですか?!
私はなんですか?先生なんですか?
いいえ違います。

私の上司です。

何度も注意しても辞めないのはトップが吸っていいと言ったからと、頑として動きゃせん。
一度入れたら締めるしかなくなる結束バンド並みに頑なやな!

同業者、同じ事業所のメンバーが法を破っているのダサすぎる。
まさにやりたい放題。

幾度となく注意をしても辞めない、彼・彼女ら果たして法を知らないのでは?と思い法の内容を文章にして送付した。
ご丁寧に喫煙学校なるもののクイズまで添付して送ってやった。
こちらが攻撃するわけにゃいかんので、知り合いの弁護士にチェックしてもらったぐらいには慎重に送付した。
どうにか室内での喫煙を辞めてくれないかと懇願する私の連絡を誰もがスルーしてついには翌日、

看護師がガン無視ゴールを決めた

某ハリー○ッターに出てくるセドリックもびっくりの無視ディッチ開催!!!
スリザリンに3点!!!とマダムフーチの声が聞こえた頃、
私の存在は一切無視、他のみんなを見せかけの圧をかけて牛耳る。
これには監督生も逆らえないのである。
レベル的には透明マントレベルの見えなさかと思われる。
私がマグルである事が残念すぎる!!
ホグワーツに入学しときゃよかった!!!
9と3/4番線を探せなかった過去の自分を悔やんでやまない。
諦めた私が乗っていたのは紛れもなく日本のJRである。
本当に看護師?と耳を疑ってしまうほどの幼稚さで私の目の前でタバコを吸っていた。
その時初めて無視系のいじめを本格的に受けた私に衝撃が走っていた。
そんで大人なのでちゃんと徹底してらっしゃること!!
毎日変わらず無視と思いきや、無視が響かなくなってくると適度に嫌味を挟んでくるプレイを炸裂。
スリザリンに1点!!
え?それ公式ルール??
無視以外も加点対象なのか〜と悟った頃にはどんどん加点される無視ディッチゲーム。
これは監督生も泣くぞ。

心の中で叫んだ。
「なめくじくらえ〜!!!!」
この出来事、私は忘れないからな。

喫煙するな。とは言っていない。

せめても外で吸えば良くないですか?
ルールを守りませんか?という提案。
私のマホガニーベースの杖、バチボコに折られやがった。
見事な玉砕である。
外、夏は暑いし、冬は寒いし、屋外まで歩くのだるいですもんね。
室内でみんなで話しながら喫煙したいですよね。そうですよね。
次の杖はドラゴンの琴線で芯をつくろうかしら。
いや、PTたるものいつでも関節可動域が測定できるよう、ゴニオメーターを芯に使うべきか、、悩ましい。

ゴニオメーター:リハビリ職などが関節可動域を測定する際に使う医療機器。
東大式、神中式などがある。最近はカチコチゴニオなるものも登場している。

許せません。

ここまでして喫煙することを守りたいと思う人たちと仕事するのが馬鹿馬鹿しい。
こども達に療育と安心・安全を提供する場でこんなことになっているのが許せませんでした。

私が間違っている。そこにいた半数以上がそう態度で示してくれた。

完全にアウェイ。私だけ寮違い。
他の非喫煙者メンバーも自分が無視ディッチのターゲットになることを恐れている。例のあの人のごとく、恐れている。
他人は己に降り注ぐであろうリスクを背負ってまで仲間のためには戦ってはくれないものである。
それがマグルの特性なのだ。

当時20代前半、若造一人の力ではなにも変えられず。
弱きものであることを実感すると共に思う。

ホグワーツに入学しときゃよかった!!!


それでも私は許さない

だからと言って仕返しをしたい訳ではなく。
素敵な大人を目指して生きていこうと誓う。
こんなことで揉めるのではなく、こどもたちの未来を想える素敵な人と仕事をしていきたいのだ。

最後に金のスニッチを掴むのは私。





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