ペーパードリップの実験 珈琲豆
私の趣味の一つに、珈琲の焙煎があります。
今まで20年間で、数百回焙煎をしてきたのでそれなりに珈琲に向かい合ってきたつもりです。
そこで感じていたのは、珈琲の美味しさを決めるのは、
焙煎からの鮮度 > 焙煎のやり方 >> 抽出の仕方
だと思ってきました。
ですので今まであまり抽出方法にこだわってきませんでした。
もし、こだわってみたらどのぐらい違うのだろうと思い立ち、先日ペーパードリップでいくつか実験をしてみました。
意外な発見もあって、さらに珈琲がおいしくなりそうな気がしたので皆さんにもご紹介です。
実験結果
豆の量が少ないと、珈琲が薄くなったり、甘みが十分に感じられなかった。
豆が多くて、濃く抽出したものをお湯で薄めて好みの濃さにしたものは不味くなかった。
ペーパーフィルターに、お湯をかけたもの(=お湯)を飲んでみると不味かった。
沸騰したばかりのお湯(95℃前後)で抽出すると、角がたった味になった。
そこで、皆さんにおすすめなペーパードリップは、
⓪焙煎後鮮度の新しいいい豆を使う
①豆(粉)の量7g=珈琲抽出液100ccの割合で、珈琲豆を贅沢に使う
②ペーパーフィルターは湯どおしして、紙の匂いを抜いておく
③抽出のお湯の温度を89℃以下にする
④アクを少し残してフィルターを外す
影響度はこんな感じです。
⓪ >> ① >> ②③④
⓪①はできるだけ守りながら、いつもおいしい珈琲を飲んでみてください。
②③④は、こだわると、丸みと甘みが際立って、雑味のない角のない珈琲になるという感じです。
結論だけじゃわかんないよという人は、
豆の量と抽出液の量を合わせるという点は、バリスタが淹れる美味しい珈琲的なYouTubeを
アクの残し方や、低めの温度のお湯を使うというあたりは、コーノ式ドリップなどのYouTubeを
ご覧になってみてください!
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