【読書記録】凶刃―用心棒日月抄(藤沢周平)
読了日 2021/12/15
<あらすじ>
好漢青江又八郎も四十半ば、若かりし用心棒稼業の日々は今は遠い……。国許での平穏な日常を破ったのは、にわかの江戸出府下命だった。姿なき敵との凄絶な対決をむかえる用心棒シリーズ最終作。
<感想>
寂寥感しかなかった。
本作は藤沢の看板シリーズ「用心棒日月抄」の4作目にして、最終巻になる。
これを読んでしまえば、もう青江又八郎や細谷源太夫に会えないと思うと、中々手が伸びなかったし、読み終えたあとの寂寥感たるや。
しかし、寂しいのはそれ