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国家試験合格と転職2(自己分析8)

ある日、私の受け持ちの患者さんが夜勤帯から熱を出し申し送られた。
リーダーの指示のもとで点滴や検査の準備をしていた。
その状況を知らないスタッフが私の厳しい口調で「いまオムツ交換の時間だから!!」と叱責してきた。
どう考えても熱を出している患者さんが優先
私のイライラがピークになり当時のプリセプター(指導者)にその思いを伝えた
思いを伝えた瞬間に緊張の糸がプツンと切れた気がした。

その日から仕事を休みがちになり、ベッドから起き上がることができず
泣きながら職場に連絡をする毎日だった。
産業医である先生に見てもらおうということになり診察を受けると「適応障害」の診断だった。
希死念慮があることに産業医が気づき、大きな病院を受診するように言われ看護部長に付き添われ受診した
今思えば、コロナ病棟をやめてから燃え尽きている兆候がわかる。それに加え学校を無事に卒業をしたこと、国家試験が終わったこと、無事に合格したことでさらに燃え尽きが加速していたんじゃないかと感じる。
昼夜逆転も治らないまま仕事が始まり、慣れない職場の雰囲気や細かな決まりごとに戸惑い、残業が続いていたり自分では気づかない大きなストレスにさらされていたのではないかと思う。
燃え尽きていると感じている時に受診をしていればよかったと今となれば思う。

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