見出し画像

わたしの転活方法(第二新卒向け)

こんにちは、ちくわきゅうりです。
この記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。

ふだんわたしは、関東のとある法人で、福祉系のお仕事をしています。
Twitterでは、仕事にしんどさを感じている若手社会人に向けて、転職のことや、少しでも気楽に働けるヒントを発信しています。


そんな中で、Twitterのフォロワーさんから「どのように転職活動していましたか?」という質問を何件かいただいたこともあり、わたしの転職活動の方法をまとめてみようと思い立ちました。おそらくだいぶ珍しいやり方だと思います。

フォロワーさんからの質問

わたしは、大手求人サイトや転職エージェントを全く使わず、言ってしまえば「自力で」今の職場を見つけ出したわけですが、
振り返ると、この方法ではなかったら出会えなかった、ベストマッチな職場だと思います。

ちなみに私は、新卒入社した会社がブラックでした。
◆ 入社3日目から新規開拓営業、毎日100件以上テレアポ
◆ 目標達成できず、上司に詰められ反省文を書く毎日
◆ 企画や広報も兼務してキャパオーバー
◆ 初月から40時間を超える残業
◆ 同期は優秀すぎて常に自己肯定感マイナス100

その結果、入社3か月で「うつ症状を伴う不眠症」と診断されました。
◆ 出社前、帰りの電車、休みの日は号泣してる
◆ 夜中何度も目が覚めてしまい、日中眠すぎる
◆ 食欲もない、猛烈な肌荒れ
◆ 仕事できなさすぎて部署異動

こんな私でも実践できて、お金もかからず、自分にピッタリの職場を見つけられる方法なので、ぜひ転職活動の参考にしてみてください!

①自己分析

とにもかくにも、自己分析が一番大事です。自己分析なくして転職活動はあり得ません。

仕事は、「好きなこと」「できること」「大切にしている考え方」の3つが重なり合ったとき、やりがいを感じて楽しく働ける、と言われています。

「好きなこと」「できること」「大切にしている考え方」


仕事でやりがいを感じたい、と思っている方は、自分の「好きなこと」「できること」「大切にしている考え方」はどんなものがあるのか、今一度確認する必要があります。

それが、自己分析です!

私自身、多くの自己分析本を読んできましたが、自己分析において(とくに転職活動で)最低限考えておきたいのは、以下の5つに絞られると思っています。

● 理想の生活を考える

仕事を通して将来実現したい生活・生き方を具体的にイメージします。どこで、誰と、どんなものに囲まれて、どのように生活していたいかを考えてみます。夢はでっかく!

ゴールを初めに設定することではじめて、そこまでの道のりが具体的になります。

● 過去の経験を振り返る

学生時代のアルバイトやインターン、部活やサークル活動など、組織の中で役割をもって動いた経験を振り返って、充実していた時のこと、苦しかった時のことを書き出します。

● 現職(前職)について深ぼりする

過去の経験を振り返る」と似ていますが、ここでは現職(すでに退職済の方は前職)に焦点を絞って深ぼりします。転職理由は、選考面接でも120%聞かれるからです。

楽しいと感じていたことは何か、辛かったことは何かを思い出しながら書き出します。また、そもそもなぜこの会社に入社したのか、就活のときに考えていたことを思い出して書き出してみてください。

これができると、「こう考えて入社したが、ここが違って(合わなくて)辞めたいと思いました」と筋の通った転職理由が出来上がると思います。

● 自分の興味関心をピックアップする

趣味やハマっていることはもちろんですが、漠然と興味があるなという分野や、昔好きだったジャンルなど、思いつく限り出してみると良いと思います。

● 自分の強みをピックアップする

過去の経験の深ぼりも見返しながら、意識せずとも人より出来てしまうこと、得意だなと思うことをなるべく具体的に書き出します。家族や友人にも聞いて、20個くらい出してみてください。

また、強みを書くときは、”動詞”ベースで書き出すと活用しやすいです。例えば、「ゲーム」⇒「ゲームの戦略を練る」、「料理」⇒「料理を作る」などです。

②やってみたい仕事を挙げる

次に、自己分析を踏まえてやってみたい仕事を列挙してみます。

はじめは思いつくままに、興味のある仕事を、できるできない関係なくたくさん書き出してみてください。職種でも良いし、働いてみたい企業名でも構いません。

そのうえで、自己分析をもとに少しだけ絞っていきます。
・自分の理想の生活に繋げられそうか?
・これまでの経験を踏まえて、新しい職業では楽しいイメージができるか?
 (またはつらい経験を繰り返すことはなさそうか?)
・自分の強みをいかせる場面はありそうか?

ここまできたら、残った「やってみたい仕事」に優先順位をつけていきます。優先順位の付け方は、専用シートがあるので、後日また公開します!もう少しお待ちください!

③インタビュー、見学に行く

②やってみたい仕事を挙げるでつけた優先順位をもとに、実際に働いている人、自分のイメージに近いなと思う人に、直接はなしを聞いてみます。

わたしはTwitterで直接DMをしてオンライン面談してもらったこともあるし、メールしてアポ取って、現地に出向いて見学しつつ話を聞かせてもらったこともあります。やりやすい方法で良いと思いますが、SNSやインターネットで情報収集をして、直接見て・聞いてみてください。

Twitter経由でインタビュー依頼したときのDM

「面接」という感じではなく、「会社見学」的な軽いノリで行っちゃいましょう笑。意外と対応してくれるものです。会社見学なので、ぶっちゃけた話が聞けることも多いです。

エージェントや求人サイト経由だと、面接前に見学やインタビューができる機会はないですが、ミスマッチを防ぐためにはぜっっったいに見学やインタビューをしておくべきだと思います(遅くとも内定承諾する前に)。

また、自己分析がしっかりできていると「これまでこういう経験をしてきたが、今後こういうことをしたいと思っているので、御社に興味を持っています」と、胸を張って話せます。選考を受けたいなと思ったときにも、この機会が生きてきます

加えて、自分のやりたいことを伝えると、思いかけず知らなかった企業を紹介してもらえることもあります。うちではまだ難しいけど、似たようなことをやっている会社ならあるよ、という感じです。実際わたしも、Twitterでは掘り当てられなかった会社を別の会社の社長から紹介してもらい、今はその紹介してもらった会社で働いています。

人生、行動すると、ほしいものが意外と手に入っちゃったりするものです。

④選考を受けたいなと思ったら、直談判

こんなかんじで動いていると、「良いかも!」と思える会社に出会えると思います。選考を受けたい旨をいれて、見学・インタビューのお礼メールを送っちゃいましょう。

仮にホームページに募集要項がアップされていなくても、枠が空いている場合もあるし、枠を作りますよ、と言ってくれる会社もあります。公の社員募集情報を真に受けすぎず、自分の思いを伝えることが大切です。

自己分析をしっかりやれていると、自分のやりたいこと・叶えたいことをスラスラ自信をもって話せるようになっているので、心配いりません。

あとは選考面接を乗り切るだけです!
選考面接も、会社と自分のすり合わせの場なので、正直に誠実に臨むだけです。ここまでくれば、ピッタリの会社から内定をもらえると思います。


おわりに

こんなかんじで、今回はわたしの独自の転職活動の方法をまとめてみました。求人サイトやエージェントをあまり使いたくない人間なのでこういったやり方になりましたが、いまは自分にとっても合った会社で楽しく働けているので、一つの正攻法なのではないかなと思っています。


もちろん、人によって合う合わないがあると思いますが、

「人生の長い時間を捧げるものだし、楽しく働きたいな」
とか
「やりがいを持って仕事をしていきたいな」
とか
「夢があって、そのために働いてみたいな」

と思っている人には、合う転職活動の方法なんじゃないかなと思います。


また、自己分析ややってみたい仕事を絞るところは、自分一人でやると進まなくなる時もあるかと思います。わたしも、仲の良い友人やパートナーに壁打ちしてもらいながら進めていました。
わたしでよければ壁打ち相手になるので、連絡ください!

みなさんの転職活動がうまくいって、素敵な人生を送れますように・・・




今後、仕事にしんどさを感じている若手社会人に向けたサービスの立ち上げを計画しているので、ヒアリングを兼ねてアンケートを実施しています!

この記事を読んだ感想でも、現状のお仕事のご相談でも、気軽に書いていただけるとありがたいです。

30秒ほどでできる簡単なものなので、よろしくお願いします!!👇
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfep4N1ULuOeTG0jwaLPoxmG65YwwZDnkSXWoKktR7wXuLIwA/viewform?usp=sf_link


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?