【子育て】オランダから学ぶ自己肯定感の高め方
子どもの幸福度が高い国
と聞くとどこが思い浮かびます?
国連児童基金(UNICEF)のイノチェンティ研究所が2020年に先進国及び新興国38カ国を対象とした「子どもの幸福度」ランキングによると一位は、
オランダ
です
この調査によると、オランダは子どもの精神の健康ランキングについては1位で、子どもが健やかに育ちやすい環境にあると言えます
また、オランダは国民全体の幸福度もとても高いです
一方で日本は全体ランキングで20位、精神の健康については38カ国中37位でした
この差は一体なんでしょうか?
私の友人が以前オランダに3年間過ごしており、オランダ人の子育ての考えが日本人と大きく異なるエピソードがあったので、今回はそれをご紹介します
子どもの自己肯定感を高めたい、のびのびと子育てをしたい方にヒントになるお話だと思うので最後まで読んでいただけると嬉しいです
オランダの剣道の大会で
友人は長年剣道をしており、オランダにも剣道をやる場があると聞き練習場通うようになりました
そこから試合にも参加するようになり、その中で子どもの大会を目にするように
ある大会で子どもの部の参加者が3人しかおらずその3人で試合をしていたそうです
試合では当然勝者と敗者が生まれます
この大会では参加者が3人なので、3位はビリということです
試合が全て終わり、表彰へ
1位2位の子はもちろん喜んでいました
そして3位の子もしっかり喜んでいました!
そして驚くことに会場で一番喜んでいたのは 3位の子のお父さんだったのです!
お父さんは子どもを抱え上げ、まるで優勝したかのように喜び、子どもの頑張りを讃えたそうです
もし我が子がビリになったら、日本人の私達ならどうするでしょうか?
子どもの気持ちを受け止め慰めモードに入る
なぜ負けたかを子どもに考えさせる
もしかしたら「何で負けたんだ!」ときつく指導することもあるかもしれませんね
ここで感じたのは、このお父さんは子どもを比較していないという点です
生きていれば必ずどこかで競争が生まれ、嫌でも比較されることがあります
子どもも大人もそうですよね
試合という完全に敗者が生まれるシチュエーションでも比較せず、その子が剣道の試合に出て頑張ったことを喜ぶこのお父さん、すごいですよね
しかし友人曰く、オランダではそのような姿が一般的なようです
他にも、オランダでは運動会やお遊戯会などはあまり存在せず、あってもかなり緩めの感じらしいです
日本人は何かと比較を用いがちですが、オランダ人はその子の取り組んできた過程を大事にする傾向にあるようです
この剣道大会のエピソードで言うと、きっとその子が剣道の練習に取り組んで大会に出たこと自体が素晴らしい!というマインドセットがお父さんにはあったのだと思います
周りとの比較を一番に考えていたらビリになって喜ぶことはできませんよね
子どもの自己肯定感を高めるコツ
では私達は、子どもの成長にフォーカスするには具体的にはどうすればいいのでしょうか
食事の時に苦手な食べ物を一口食べた
玩具を一つだけ片付けした
簡単なことでOKです
子どもの取り組んだ小さな取り組みに目を向けてみましょう
普段当たり前にできていることも、以前はきっとできなかったはず
試行錯誤し何回も繰り返しながら徐々に技術や知識を習得していったのです
結果ではなく、プロセスに目を向ける
きっとどこかでその子の頑張ってる姿があるのでそれを見つけて伝えてあげましょう
子どもも、自分が頑張ってることや上手くなってることには周りから言われるまで気づいていないものです
「プロセスに目を向けて、変化に気づいて伝えてあげる」
これだけで子どもの自己肯定感がアップします
なんだかすぐにでもできそうな気がしてきませんか?
私達はつい比較してしまいがちですが、比べていいのは他人ではなく過去の自分
小さな成長を見つけて喜び合えるといいですね
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました
さよなら あんころもち
またきなこ!!
こそだてパパのわ『ちくわ』坪田
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