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今年の8曲

12月に入り、各サブスクでトップソングとか表示されてましたね。クリスマスも終わり、いよいよ年末ムード。そりゃ仕事にも身が入らないですよ、仕方ないと思います。寒いし。

まぁ今年は色々な事があったのですよ。
大体皆さん何かしらはあると思いますが、私も同様、人並みに、それなりに。そんな生活の中で出会った、支えられた今年の8曲を紹介。
5曲が書く長さ的にも丁度良いなとは思うんだけど優柔不断すぎてどうしても5曲には絞り切れなかったので8曲になりました。

可能な限り2023の曲を選びましたが、今年知った昔の曲を一部含みます。許してッッ!

よーいドン / THE BOYS&GIRLS

4月の転職後、初出勤の前日くらいにリリースされていたこの曲。まさにこれから新生活を始める私にとっては刺さりすぎた。刺さりすぎて出社する電車の中でしばらく聴いていた。かなり背中を押してもらったと思う。

それから10月にワンマンライブも行ったけれど、そのライブが2023で1番心に残っている。もし今後落ち込む時があったら真っ先にボイガルのライブに行きたい。ワタナベシンゴなら受け止めてくれるような、そんな信頼感すらある。落ち込んでなくとも早く次のライブに行きたい。10月のライブの時の感想はこちらに書いてるので宜しければ!!

今年はマジでボイガルにハマっていたと思う。前々から聴いていたり、たまにライブに行っていたりはしていたけど今年は今まで以上。
なんせ約2か月の間に4回は見た。その毎度がかっこよくて面白くて、勇気付けられて。すげぇバンドだ。最近人気も上がりつつあるみたいで嬉しい。
私もその一人なのだけど、Twitterでフォローしている方の熱が凄すぎて気になったって人も少なくないと思います。好きなものを好きと熱量持って言える人は素敵ですよ。それには人を動かす理由も持ち合わせていますから。

来年のチケットも確保済みで既に待ち遠しい。対バン相手も気になる。


ハッとして / 奥 智裕

街人のVo.Gtでもある奥智裕のソロ曲。
街人の活動休止から月日が流れ、kaoが始まり、さらに出たソロ曲。なんかもう街人もkaoもソロも全部良いのよ。等身大な歌詞と優しい歌声が心に響いてきて優しい気持ちになれる。会社終わり少しモヤついてても曲を聴けばいつの間にか忘れているような、抱いてもらっているような。

最近では街人の活動再開も発表されましたね。待ってたよ!!!
kaoの歌詞も曲調も好きだしソロももちろん好きだけど、やっぱり街人が好きだなぁと。だって比較にならないほどの当時の思い出があるから。
灰色ロジックを知れたのも街人の下北沢のライブだったと思う。
とにかく再開が嬉しい。活動再開初回のチケットは取れなかったけど、そのうちまたライブ行きたいなぁ。ライブは行けるうちに行っておくべき。

いつも君の口を塞いでた
チューインガムは噛むたびに
味が薄くなって消えてしまうけど
ああ わずかに残る君の匂いを
思い出して 捨てれなくて
僕は味のない幸せを噛みつづけた

「ハッとして」が好きでここの歌詞良すぎる。どうしても過去が眩しく映ってしまうようなね。

男って大体失ってから大切さに気付くことが多いと思っていて、普段は思い出さなくても自分が思ってる以上に過去の恋愛が頭の片隅に存在している。それに囚われながらも意外と過去の余韻に浸って幸せを噛み締めてる。
あの瞬間って割と好きだったりするけれど、それで感情がぶり返して連絡を取ると大体終わります。別れてしばらく経った後、相手が吹っ切れて、"もうどうでもいい人間"にラベリングされた頃に来る典型的な「久しぶり、元気?」人間になります。
でもそこから戻るお話も悪くはないなと思いたいです。少しは成長出来てるだろうか。


奇跡の再定義 / 文藝天国

曲ももちろんMVの世界観が良すぎるよって。
表現できるような語彙力が無くて陳腐な表現にはなってしまうけれど”透明”みたいな世界観。物語のように紡がれているような、フィルムで映し出されているような。
「奇跡の再定義」についてはMVとかはないけれど、イントロからアウトロまでのすべてが好みすぎてこの曲だけをひたすら聴き続けた。
イントロとアウトロのギター、マジで良いです。あぁゆう感じのギターが好みすぎる節があるな私は。

文藝天国についてはMVに限らずお茶会を開いたり、フレグランスを出したり、アイスクリーム屋さんをやったりと幅広い活動をしているけれど、どれにおいても世界観が好きだなぁ。私はフレグランスを買ったけれど、アーティストが出すフレグランスのレベルじゃないなと思った。とても良い香りだった。しかもそのフレグランスは実際にある曲をモチーフにしているからその香りを漂わせながら曲を聴いたらより世界観に浸れていいよね!!
音楽にとどまらないクリエイティブな活動が出来るの凄い。ましてや曲にまつわるフレグランスなんて良さしかないじゃない!

実際のところ文藝天国についてはまだライブを観れたりしていない。
来年のライブも外れてしまったので泣く泣く次回の発表を楽しみにしておこう。


翡翠に夢中 / ひとひら

昨年くらいから きのこ帝国の「海と花束」のようなシューゲイザー?オルタナティブ?ジャンルとかよく分からないけれどそこら辺の曲をよく聴くようになって色々と聴きあさっていた時に出会ったバンド。1度だけライブにも行けたけどライブもめちゃくちゃ良かった。爆音のギター、ライブ後に耳鳴りが残るような。ライブはそれくらいが個人的に好みです。ギターへの個人的主観を除いてもカッコいいです。

聴く際は是非アルバムの曲順で
「遠くなる (が戻る) / nothing」→「翡翠に夢中」の順で聴いてほしいです。
なんてったって入りが良すぎる。これだからアルバムはせめて最初だけでも曲順で聴くべきだなぁと。

にしても聴くジャンル広がったよなと最近思う。広がった分、昔聴いていたような邦ロックの未練タラタラ系の曲からは少し距離が遠のいてしまったような…それから人気ランキング上位に来るような曲にもついていけなくなってしまった。人気アニメ主題歌にはついていけるけどそれ以外のドラマの主題歌とかにはもう何年もついていけてない気がする。あまり仲良くない人たちとカラオケに行くことになった時用に人気曲も覚えておかなければ。
準備するに越したことはないけれど、まずそんな機会はあるのだろうか…?


c r a z y / 君島大空

君島大空のライブに行ったことはありますか?
もし行ったことが無ければ是非とも1度足を運んでいただきたい。
理解が追い付かないほどに絡み合う音が気持ちいい。そこに君島くんの歌声があるのだからそれはもう至高ですよ。熱いライブはボイガルが一番印象に残っているけれど、聴き浸るようなライブとしては12月に行った君島大空(合奏形態)のライブの余韻があまりにも強すぎる。もうサポートメンバーからして最高なのが分かっているんだもん。楽器の上手い下手とか正直分からないけどそんな私でも上手いっていうのが分かるくらいだもん。
独特なリズムにも合わせられる技術があってそれが魅力的に見えたらそれはもうお上手じゃん!!サポートメンバーだってみんな第一線で活躍しているような方なんだもん!そんなのもはやネタバレじゃん!!
最高でしたよ。分かっていたけれど。可能なら今度はフジロックで観たいぜ。

にしても新曲(まだ未配信)はかなり尖っていたなぁ。だいぶメタルな感じで今までとは全く異なる雰囲気の曲だった。こちらも早く聴きたいです。
君島大空のMVも世界観が好きだし、歌詞も曲も好きで「ハァ(語彙力仕事してくれ)」って毎回思っていますよ。
しかも2023はアルバム2枚出してるの凄くない?どんな製作スピードなんだ…
それであの素晴らしい曲たち。才能が恐ろしいわね。
おかげさまで1曲を選ぶのにとてもとても悩みました。
他の曲もかなり良いのでよろしければ!

MVやサブスクで聴くのも良いけどやっぱり!ライブ!!行ってほしいな!
ライブでお会いしたら一杯奢るので乾杯して語彙力を失った感想会をしましょう。


魔法 / PEDRO

正直言うと2023の曲ではないけれど、新調されたアルバムが2023に出たので許してください。まずは、

アユニ、BiSHお疲れ様!!

どんどん成長していく様子をファンの一人として追っていたけれどあなた凄いわよ。東京ドーム埋めちゃうんだもの。チケット当たらなくて行けていないけれど。。解散は寂しいけど何よりもPEDROを再開してくれたことが何よりも嬉しいよな!!

そこから武道館ライブ。
アユニが書く歌詞には人間の弱さとか優しさが詰まっていて、日々の生活において非常に助けられている。中でも私が好きなのは「魔法」で

あなたは死なないわ
不安にならないで
私が魔法で守るもの
今日くらい朝まで
起きててもいいよ

の部分が好きなんだけど同志はいますか!?!
おそらく綾波レイのオマージュ?だと思うけど、アユニの歌詞って何事も前向きに捉えて頑張ろうぜ!って感じではなくてちゃんと一個人の悩みとか苦しんでるところに手を差し伸べているような向き合う優しさがあるのが刺さる理由なのかなって個人的に思ってます。それは元々人見知りであまり人前に出なさそうな、押し潰されそうな日々の活動をしてきたアユニだからこそ書ける歌詞なのかなぁ(偏見含んじゃってますが)。
これからも穏やかに生きていきたいですね。
そしてギターの田渕さん、とても好きです。ありがとうございます。


S区宗教音楽公論 / PK shampoo

PKもここ2年くらいでどっぷりとハマった。毎週水曜日にはラジオも聴いてるし、インタビュー記事も全部見た。もはやヤマトパンクスの人間性が好きなんだと思う。

始めて観たのは3年前くらい前のジャパネクでたしかO-nestだったような。リハーサルで当時ブームだった瑛人の「香水」をやっていたのがなんやかんやで一番印象に残っているのが「なんやねん」って感じで好きな思い出。「なんでリハで6割くらいの香水やってんねん」って私の中の存在しない関西人が言うてました。あとはMC面白いバンドって良いよね。主にヤマトパンクスなんだけど笑
壊される前の新木場でめっちゃうんこの話してた時30手前にしてまだその話するんかいって笑った。でも曲が始まるとめちゃくちゃかっこいいのズルいよね?

基本的にアウトロが長い曲が好きなんだけどPKの曲はまさにそこの癖に刺さっている。アウトロ長すぎるバンドを観ると「どんだけ長いねん!」ってまた私の中の存在しない関西人が顔を出してくるんだけどPKは本当に丁度いいしカッコいい。そして曲を出す度にどんどん高音の最高レベルを更新していくヤマトパンクス。どうやらボイトレとかは何もしていないらしい。なんだそれ!日々お酒ばかり飲んで声出なくなっていくのかと思ったら、逆に高音出るようになっていってるのおもろすぎる。あとはメジャーデビュー。
周りのバンドが「大事な報告があります!」みたいな感じで発表してる中、PKはめちゃくちゃ軽く発表してて、夢かと思ったら本当だったのなんだ。

一番好きな曲は「君の秘密になりたい」なんだけどこれが一発目に書いた曲なの才能すぎない?どうやったらあんな歌詞書けるんだ私も見習いたい。
2023は2枚EPを出して久々に新曲を聴けたのでこのまま新曲作りも頑張ってほしい。楽しみにしています、新曲も2月のライブも。
そしていつかラジオのイベントにも行ってみたいなぁ。


幸福のしっぽ / ハヌマーン

もはや2020年代でもなくてすみません。
ハヌマーンの存在については前々から知っていたけど曲は聴いたことなくて、先程のヤマトパンクスにハマって色々動画を見ていた時に「アパルトの中の恋人達」を弾き語っていてちゃんと知った。なんでこんな素敵なバンドを私は今まで知らなかったのだろうか?と悔しくなりました。

そこからリーガルリリーのたかはしほのかが「幸福のしっぽ」をインスタライブかなんかで弾き語りしていて、その後にハヌマーンの方でも聴いて一気に心を持っていかれた。好きなところの歌詞を載せようと思ったけれどなんかもう全部良すぎて1曲分まるごと載せてしまいそうだったのでやめた。
仕事帰りに聴く「幸福のしっぽ」は私に効きすぎる。会社の飲み会があった日は尚更。「アパルトの中の恋人達」も好きだけどこちらが刺さりすぎるため今回はこちらを選ばせていただきました。

高校時代バズマザーズ好きな友達がいて、その時私はBUMPとRADWIMPSばかり聴いていたから他全然聴いてこなかったのをだいぶ後悔している。その時話しかければよかったなぁ。

そしてTwitter情報だけど、どうやら新バンドを始めるそうな?そこではハヌマーンの曲もやるかもしれないとのこと。これは楽しみだ~。


というわけで今年の8曲でした。もう持ってる来年のライブのチケットもあったりするのでしばらくは生活を続けられそうです!
あとは全体を通してだけど歌詞から色々と考察出来る方々凄すぎるな、到底及びそうにない。
熱量持って伝えようとしてもどうしてもありふれた表現になってしまうので来年はもう少し頑張りたい。

2024は1曲の紹介を短めにして毎月3曲くらい紹介していこうかな?

あと年始に作成した「やりたいこと100リスト」の振り返りについては引越しの際にそのノートを実家に置き忘れてしまったようなので断念!
31日に実家戻る予定なのでそこでノート見つけられれば振り返っていきたいと思います。

それでは皆さん、良いお年を。

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