ちくわ

人生を楽しむ事に決めた57歳 目指すはハンサムウーマン

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最近の記事

二人の息子たちへ

長男の結婚 素敵な人生のパートナーと出会い 新しいいのちを授かり 長男の家族が誕生しました。 かけがえのない家族を ずっとずっと大切にね そして お父さんより ずっとずっと 長生きしてね 結婚パーティーで貰った プレゼントとお手紙は とても心にしみました。 そして 長男の個性が120%伝わる内容 父と母がプレゼントした環境を長男なりに歩き、大切にしてくれてありがとう。 今回は 君達二人に占めるお父さんの存在の大きさを改めて実感しました お父さんは君達がどこに居ても

    • 桜が目に染みる

            (5年目の春) 公私共に様々な経験をした 5年間 沢山の人に出会い 沢山の風景に出会い 沢山の人に支えて頂き 沢山の風景に癒やされ 沢山の人と心を交わし 沢山の思い出が出来ました そして 今日も仏壇に手を合わせます 夫が天国で心安らかに過ごせますように 和成と正和が健康で健やかに過ごせるように家族を守って下さい 何故か 5年目にして 夫に惚れ直しました 52歳で天国に逝ってしまったけれど私は充分幸せです あなたと共に 子供の成長を楽しみながら 人生を楽

      • ハンサムウーマンへの道

        箱入りおばさんの自立日記 エピソード12 おひとりさま生活 おひとりさまはGU 気分の趣くままに行動 誰も束縛しないし 誰も待っていません だから  仕事の後のダブルヘッダー もへっちゃら 仕事→ヨガ→レイトショー 仕事→ヨガ→ジム 仕事→お花→ジム 20代のシングルみたいなスケジュール マグロみたいに巷を回遊します おひとりさまはセンチメンタル おひとりさまの集団に入っても違和感 幸せ集団に入っても違和感 一人ぼっちでも違和感 誰かの優しさを求めて回遊し続けます

        • ハンサムウーマンへの道

          箱入りおばさんの自立日記 エピソード11 旅行三昧 未亡人のあるあるナンバー1は おそらく旅行 ご多分に漏れず 旅行デビュー 最初は姉と星野リゾート 食中毒騒動で遅れて参加 夕食にもありつけず 次は大学の友達とユニバーサルスタジオ 3Dに酔ってほとんど目を閉じていました。 そして、一人旅 ファスティングヨガ合宿 [デトックスで心と体をリセット] というコピーで即決 ファスティングは以外と辛く頭痛や倦怠期でダウン 毒が体に回ってしまったのかな さらに 屋久島トレッキ

        二人の息子たちへ

          ハンサムウーマンへの道

          箱入りおばさんの自立日記 エピソード10 トレッキング部入部 [同窓会に行ってみない] 高校の同級生が誘ってくれました。 卒業して35年 ほとんどの同級生に会っていませんでしたが、勇気を出して参加し 懐かしい友人や面識のない友人と近況報告 そして 卒業生の部活 トレッキング部に電撃入部 経験 ゼロ 装備  ゼロ 知識  ゼロ からのスタート まずは二子玉川でスターターズキットのお買い物に部長以下複数部員がつきあってくれました。 わくわくしながら 大人買い 山の日のトレ

          ハンサムウーマンへの道

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          箱入りおばさんの自立日記   エピソード9  癒しと美容 マンションの郵便受けに1通のDM ポーラのエステ案内 職場で話に聞いただけのエステ そんな余裕はずっとなし せっかくだから 試しに行って見ようかな 勇気を出して予約 優しいエステシャンが 優しくマッサージ 心も体も癒やされ フェイスラインも心なしかすっきり エステの力に魅了されます。 そこから 美容関係の初体験がスタート 職場の後輩に [ジェルネイルは気持ちが上がりますよ]と勧められ すぐに予約 美容師

          ハンサムウーマンへの道

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          箱入りおばさんの自立日記 エピソード8  ガールフレンズ 未亡人をカミングアウトすると 何となく会おうか という展開になります。 高校や大学の同級生、職場の同期、ママ友等何年かぶりの再会となり、未亡人の話に優しく傾聴 52歳の未亡人はレアなので 闘病や看取りエピソードなど沢山話す事でグリーフケア 時には旅行につきあってくれたり ガールフレンズの優しさに甘え ガールフレンズの生活に刺激を受け 様々な事にチャレンジするベースと気力が養われます。 持つべきものは優しい友達

          ハンサムウーマンへの道

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          箱入りおばさんの自立日記 エピソード7 ナイトジム通い 定時に仕事が終わると19時前に自宅に着きます。 自宅に帰っても仕事の愚痴を聞いてくれる相手も 美味しい夕食を準備してくれる相手も いなくなりました。 しーんとしたマンションに一人でいるのはちょいしんどい お酒という友達もいない 眠れぬ夜に悶々とする毎日 孤独を紛らわし 仕事の毒を吐き出し 疲労で安眠できる ジム通いがスタート 21時のエクササイズに出る人がいるのだろうか 寝る時間だろうと 思っていた自分がまさ

          ハンサムウーマンへの道

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          箱入りおばさんの自立日記    エピソード6 引っ越し 引っ越し業者さんは不動産さんに紹介され廃業物処理と引っ越しを一度に実施 いらないものは赤いガムテープ 引っ越し荷物はピンクのガムテープ 作業になれたスタッフが テキパキ テキパキ 息子2人と姉がお手伝いに来てくれてこちらも テキパキ テキパキ 頼りないおばさんは 頼りになる助っ人に恵まれます 荷物を全部運び出した我が家は 何となく味気なく 古びて見えました。 生活感が失われた入れ物は 何故か虚しく哀愁が漂います

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          箱入りおばさんの自立日記  エピソード5 動物病院の廃業 動物病院の開業は犬好きの少女の夢でした。 獣医大学に入り夢を実現してくれる少年に出会い、少女は夢を支える立場になりました。 そして25年 紆余曲折を繰り返し守り続けた夢の象徴のランディングを担当 様々な医療機器、薬、備品、書類、リース契約、家具、看板、顧客データ 全てスケルトンにするには莫大な費用がかかります。 限られた時間での決断と実行 相談したい人は天国 色々考えお世話になった愛護団体に無償譲渡の交渉 人

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          箱入りおばさんの自立日記   エピソード4  一人暮らし 長男も山梨に帰りついに一人ぼっち 人口密度の低い家で祭壇に手を合わせます。 沢山の仏花の手入れや活け替えをすると何故か心が落ち着き [私 お花好きかも]と 生け花教室を検索 自由が丘のお教室に速体験申込 ここから時間を埋める作業が始まります。 まずは、引っ越し準備 クローゼットにある夫の洋服を手当たり次第ゴミ袋に 思い出さないように、 無心で作業 そして、自己暗示 [洋服は横浜市の環境局の人が火葬し天国の夫に届

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          箱入りおばさんの自立日記 エピソード4 葬儀の後 お葬式は大学時代の友人や仕事関係の方々に来て頂き賑やかに送る事が出来ました。 バタバタと忙しく仕事みたいな事をして、沢山の方々に囲まれ寂しさを感じる事なく時間が過ぎていきます。 自宅に遺骨と帰宅し忌引中に片付ける事務について家族会場 役所、銀行、保険、病院の廃業、法人の解散、引っ越し準備等 やるべき事は山積みです。 息子と3人で役割分担 生前の夫に教えて貰った様々な事務を一つずつ対応し、発生するハードルを超えながら

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          箱入りおばさんの自立日記  エピソード3 最後のお別れ 葬儀会社はロータリークラブの方にお願いし細かい段取りを相談 葬儀のイロハを子供と共に学びます。 棺を自宅の病院に納め患者さんや獣医の仲間、ご近所さんと最後のお別れをして頂きました。 病院のカウンターにある沢山の招き猫が棺を見つめます。 家族と同じぐらい大切にした動物病院 病院は主を失い時間が止まり今にも再開するような空気感 夫の分身である病院を閉める辛さを夫に背負わせなくて良かったと心から思います。 夫には

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          箱入りおばさんの自立日記   エピソード2 命日② 父親の他界を知りまずは次男が帰宅 朝に[お父さんの具合が悪いので来てくれないか]と母から依頼を受け帰宅中、睡魔に襲われパーキングで仮眠 [僕が仮眠しなければ臨終に間に合っていたかも]と自分を責めていました。 次男にそんな大役を背負わせなくて良かったと母はしみじみ思います。 未成年が背負うにはあまりにも重い現実 それから訪問診療のお医者さんがいらして死亡診断書を記入 死因のトップは、 アル

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          箱入りおばさんの自立日記    エピソード1 命日① それは突然やって来ました。 52歳にして初めての一人暮らし 大好きな夫は52歳で早々と天国に召喚され 25年家族で暮らした貸家に ぽつんと一人取り残された妻 沢山のお花とお線香に囲まれ 思考停止しながら 迷走する未亡人は、お葬式の施主を努める事になりました。 [夫が息を引き取った]と訪問診療の看護師さんから連絡を受けた時 妻は職場にいました。 [明日は休んで欲しい]と死を予知していた夫の依頼よりも辞令交付を優先した罪

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          二人の息子たちへ

            エピソード0 お父さんの巻 お父さんが天国に行った時 長男は23歳 次男は19歳 二人共 大学生 社会人になる前でした。 次男が大学に合格したとき [俺の役目は終わった]と お父さんはつぶやきました。 まだまだ 父親としての役割は あったような気がするけど 次男の成人式を祝う事なく 天国に行きました。 君たちのお父さんは 父親と母親を兼務 一般的なお父さんより君たちと濃厚な関係だった気がします。 毎朝4時に起床 お弁当作り 朝ご飯 保育ママさんや保育園、幼

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