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【宅建・行政書士】独学の資格勉強で苦戦しないために(4)

第二章 勉強が日常の一部になる


この章では、勉強の時間をまとめて設けることが苦手、毎日続けることが苦手な人に、私が実際行っていた勉強法の一部を書いていきます。


皆さんは呼吸をする時、何か心構えをしますか?気合をいれますか?意識しないとできませんか?苦痛ですか?実は勉強って、実践次第で自分が息をするように当たり前にすることができるんですよ?必要なのは、これを見て実践するかしないかの意志次第です。

あと、事前に申し上げておきます。私は資格勉強で一切、書くことをしていません。とにかく読むだけ。なので、ノートに取ることや大事なことを携帯にメモするなども一切していません。これからお伝えする勉強法に対して、「それではノートに書けないじゃないか!」と思う場面もでてきます。もちろん、資格によっては計算など、書かないといけないものもあるかと思います。そんな勉強スタイルの方々には申し訳ありませんが、参考にならないかもしれません。

ただ、実はノートに書かないと覚えられない!と『思い込んでいるだけ』かもしれませんので、自分のビリーフ(自分に無意識に影響を与えている思い込み)をチェンジするキッカケにもなるかもしれませんね。
(ビリーフとは、NLP(神経言語プログラミング)の心理学言語です)


・最初は5分、次に10分、15分、20分……


もしかするとこの方法は聞かれたことがある方もいらっしゃるかもしれません。私も資格勉強をしている時に、とある本(忘れましたが…)で読んで、「自分のしてたことは正しいんだ」と思った記憶があります。


私もそれまでまっっったく勉強してこなくて、いきなり国家資格へ挑戦ですから、やはり勉強を毎日続けることに対して少し抵抗がありました。
そこで、試験日まで時間はなかったのですが、焦らず短い時間から段々延ばしていこうと決めました。ちなみに私は20分から始めました。最初で20分は集中できていたからです。


それから20分が短いと思い始めてから30分に、次に45分に……と延ばしました。
最終的に、まとめてとれる時間では一日2時間は集中してできるようになりました。(他の隙間時間もいれたらおそらく4~6時間)しかも全く苦ではなく、日常の当たり前の行動にすることができました。


試験日まで短いほど、焦って無理に長々と勉強しがちです。最短合格するために必要なのは勉強時間の長さではなく、短時間でもどれだけ充実した勉強ができるかだと思っています。


・隙間時間をフル活用しよう


私は前項のまとめて設ける時間以外に、隙間時間でも参考書は手放しませんでした。
例えば、朝ご飯を食べてコーヒータイムをしている時。仕事の出・退勤時、仕事の休憩時間、車での信号待ち(これってまずい?)、炒め物、揚げ物をしながら、トイレに入りながら、TVのCMの時間、子供がトランプの準備をしている時、妻が耳掃除してくれている時…などなど、様々な隙間時間で勉強していました。


それでは集中できないじゃないか!と思われるかもしれませんが、この章のプロローグでもお話ししたとおり、私の勉強法は読むだけです。なので、とにかくたくさん、何度も何度もその参考書や問題集を繰り返す読むことに注力していました。すると、いつしかその参考書や問題集の書かれている言葉を覚えるのではなく、“映像”として覚えられるようになりました。


例えば、宅建での重要事項説明書の内容などの問題が出た時。私の場合、それが記載されたページが結構鮮明に頭に浮かんできます。その記憶の参考書を読んで、4択から選びます。


結構ビックリされるのですが、実はこれは誰でもできるものなのです。漫画好きな方は共感できるかと思いますが、昔好きだった漫画のセリフとか、技の名前とか武器の名前とか、何年たっても意外に覚えてないですか?しかも文字ではなく、映像で覚えている場合も多いですよね?確かに漫画は絵が多いですので映像で覚えやすいとは思いますが、実は文字だとしても同じように何度も繰り返し見ることで、覚えることは可能なんです。昨今の速読本が結構映像で見ることを書かれていますよね。

……ちなみに私は速読を取得できず、断念してしまいました。これを書いていて思い出したことを機に、また再度挑戦してみようと思います。


そんなこんなで、集中できない隙間時間でもフル活用して繰り返し読むことで、私は短期間で合格することができました。是非参考にしてみてください。


今回はこの辺で。書いてあることはいたってシンプル。誰でもしているような単純明快なものなのですが、これが意外にしていない。大きな躍進も小さな一歩から。頑張ってください。

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