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「僕たちは、どうしたらもっとおもしろく、地方で働けるのか?」 /Line公式アカウント(https://lin.ee/Q1bW8kL) Presented by 株式会社a trunk

最近の記事

#08 成長するマインドセットとは

 先日、庵野秀明展を観ました。有名な作品だけでなく、まだ若い頃に描いたイラストや大学生の時に作った自主制作映画など、現在の庵野氏が制作したものに比べたら非常に粗けづりな作品も多く展示されていました。  きっと庵野氏はクリエイティブ(創造)に関して「しなやかなマインドセット」だったのだと思います。  本日の記事はスタンフォード大学心理学教授、キャロル・S・ドゥエク氏が書いた「マインドセット「やればできる!」の研究」について紹介したいと思います。  本書は「やればできる!」とい

    • #07 思考の癖でやる気は変わる

       前々回(#05)僕たちが頻繁に挫折をすることは脳の仕組み上仕方ないという話をしました。前回(#06)そんな挫折しやすい脳を持った僕たちが挫折しないためには戦略的に目標を立てる必要があるが、逆にいれば戦略的に目標を立てさえすれば目標の達成率が上がるらしい。という話をしました。  とはいえいつもやる気に満ちていて、成果を出しているアイツと僕の違いはなんなんだ。。。と思うことはないですか?  そんな方は自分にあった、やる気の出る思考の癖(マインドセット)を理解すると良いかもしれ

      • #06 達成率を上げる目標の立て方

         なかなか達成できない目標。僕なんか、目標を決めた瞬間に部屋の散らかり様や本棚の分類が気になったりしていました。その都度「なんて自分は意志が弱いんだろう」と嘆いていました。同じような経験をされている方はぜひ見てください。  目標を達成するにはコツがあるようです。それは個人の性格に依存するわけではなく、誰でも共通するコツです。 目標はイメージできるくらい具体的にする  脳は抽象的すぎることを理解することが難しいそうです。目標を立てたとしても脳がその目標を理解できていなけれ

        • #05 なぜ僕たちは挫折するのか?

           なぜ僕たちは挫折するのでしょうか?  最初は必要だと思って始めた勉強も、モチベーション高く始めた仕事も、絶対痩せると誓ったダイエットも。なぜ集中力が持続しなかったり、同じことをやり続けなかったりするのでしょう?勉強や仕事やダイエットなど、やり続けることが大事だとわかっているのに持続できないのはなぜでしょう? 集中力は散漫になるようにできている  実はこれ仕方ないのです。そもそも動物の脳は集中力が散漫になるようにできています。まだ僕たちが狩猟採集していた頃、もし何か一つの

        #08 成長するマインドセットとは

          #04 地方で心理的安全性を作るには②

           #03地方で心理的安全性を作るには①では恐れのない組織から心理的安全性をつくるには、「土台をつくる」「参加を求める」「生産的に対応する」ことが重要だという話をしました。しかしこれらは、組織的な変革が必要です。 「明日から心理的安全性の高い土台をつくります!!!」や 「積極的に参加してね!!!」とか 「失敗は宝だー!!!」など と宣言してできるようなものではありません。 しかし、僕たちは心理的安全性が高いチームの方が生産的で効果的であることを知ってしまっています。どうすれ

          #04 地方で心理的安全性を作るには②

          #03地方で心理的安全性を作るには①

           ここまでの記事で心理的安全性がテクニックや短期的に作られるものではないことがご理解いただけたのではないでしょうか? 過去記事(#01 地方にも必要な「心理的安全性」とは・#02 地方での非心理的安全性がもたらすもの)  今回はどのように心理的安全性を作るのかについて「恐れのない組織」と「心理的安全性のつくりかた」から参考になる方法を見ていきたいと思います。一部書籍まとめ記事のようになるかもしれませんが、僕たちが地方でもっとおもしろく働くための一助になると思いますのでぜひ。

          #03地方で心理的安全性を作るには①

          #2 地方での非心理的安全性がもたらすもの

          心理的安全性が低いと何が起こるのか?  心理的安全性が低い場合について、エイミー・C・エドモンドソンは著書「恐れのない組織」の中で、医療現場や航空機、スペースシャトル事故。フォルクスワーゲングループやウェルズ・ファーゴ銀行の不正スキャンダルなどを例に挙げており、それら事故やスキャンダルは心理的安全性が低い環境も原因の一つにあるそうです。  例えば、 ・医師の医療ミスに看護師が気づいていても指摘できない。 ・離陸前の不安事項を発言できず起きてしまった航空機事故。 ・厳しい基

          #2 地方での非心理的安全性がもたらすもの

          #01 地方にも必要な「心理的安全性」とは

          「心理的安全性」とは?  心理的安全性と聞いて、都市部にあるブラックな企業に関係することでしょ?地方の小さい企業ではみんな家族のようなもので、心理的安全性なんて考える必要ないでしょ! と考えられている方に、ぜひ読んでいただきたい。  心理的安全性を理解すれば、チームのさらなる成長に繋がるかもしれません。  心理的安全性とは1999年にハーバート・ビジネススクール教授のエイミー・C・エドモンドソンが提唱した概念であり、彼女が複数の病院で医療現場におけるミスを調査していた時に

          #01 地方にも必要な「心理的安全性」とは