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5.29

自粛しようがしまいが一日はあっという間で、そうこうしているうちに5月も終わってしまう。最近の、日々のままならなさの一番は自分の体力で、子育てと家事と仕事をしているうちにぐったりしてもう一日の終わりには疲れて文字通り動けないし倒れている。子育て家事仕事以外の時間には「生産的」みたいなことは、なにもできず、かろうじてぼおっとした頭であつ森をやるくらいである。

あの、湯水のごとく溢れ出るひとり時間はどこへ消え去ったのだろう。もちろん体力すらままなってないのでそんなぼんやりひまな時間を懐かしく思い出すけれど、愛おしくは思わない、なぜなら遅かれ早かれ、そうした時間は望む望まないにかかわらずきっと戻ってくるから。そのとき私は涙が出るほど懐かしむのだろう、あの、手のかかるちいさなひとがそばにいる時間を。しんどかった妊娠中を、産後は涙が出るほど愛おしく懐かしんだ私は。

それでは、また。

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