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とりとめのない忘備録。

右親指のささくれが気になって仕方ない。この季節は乾燥するので普段よりささくれがひどくなる。だからハンドクリームをカバンに入れて持ち歩いたり、ベッドサイドにでかいのを置いていたりするのだが、あーリュックの後ろから取るのめんどくさいとか、寝る前電気を消してからあーハンドクリーム塗ってないとか思い出すため、ささくれ防止にあまり貢献できていない。

むいちゃだめだと痛いほどわかっているのに、つい気になって剥いちゃってさらに痛い思いをしてしまう。なんか、そういう抜けたくても抜け出せない泥沼ってあるよね(大げさ)。

私は忙しさにめっきり耐性がなく、ちょっと忙しくなっただけで、つまり1日の多くがやらなきゃいけないことで占められただけで、あーもう疲れたーとなる。具体的にいうと、なんだか泣きたくなるのである。別に特に理由なんかないんだけれど、なんとなく泣きたい気分になってくる。忙しさで真っ先にやられるのは身体ではなく心なのだ。

でもそうした心が疲れると「泣きたい」という身体的シグナル?を発しているのだから、ある意味私の心と身体は正常にリンクし、機能的にシステム立っているのかもしれない。

さてそういうときは、だらだらとスマホ見て休むよりは、「よし、休む。とりあえず目の前のこと忘れるぞ」と気合いを入れた方がうまくいく。というわけで仕事の帰りに本屋に寄って、カズオイシグロの「日の名残り」を買う。大学時代に一回読んだけれど内容を忘れてしまったので、タリーズに寄ってスマホを機内モードにして再読する。

カズオイシグロは、私が作家ごとに読んだ数少ない小説家のひとりだ。大学の英語の授業で読んだのがきっかけで知って、二冊目に読んだ「私を離さないで」はあまりにもおもしろくて、デートの時間になっても止められなくて最後の一行まで相手を放ったらかして読み続けたのを覚えている。

いわゆる翻訳調ではないので読みやすい。カズオイシグロの小説は、読めば読むほど霧の中に迷いこむというか、一体どこへ連れていかれるのだろう...とどきどきするのでやめられない。ミステリーとかサスペンスじゃないのにね。

エルネア王国という箱庭ゲームにはまっている。かねてより(初代64時代から)どうぶつの森が好きで、これにもっと人間関係とか恋愛要素があったらおもしろいなあ...と思っていたところググって発見したのだ。

ダウンロードしてから1ヶ月くらい放置していたのだが、この間思い立って始めたところおもしろい。歳も取らない、時間も流れないサザエさん的世界ではなく、現実世界と同じように人が生まれ死んでゆく。もちろん主人公も死んでしまうらしい。

だからどうするのかというと、結婚して子どもができればデータをその子どもに引き継げるのだという。ひゃあ、すごい!

というわけで最近の私はもっぱら恋人のファンルイスくんにプロポーズされないか、もしくはできないかやきもきしているのである。

ゲームやマンガってなんとなく大人になったらやらなくなると子どもだったころの私は漠然と思っていたのだが、むしろ大人になってからの方がやっている自分がいる。悲しいかな、ゲームの時間は読書の時間と奪い合いになるので最近本読んでないなというのが悩み。でもプロポーズされたいししたい。

最近の忘備録。それでは、また。



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