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10.05

10月が懐に飛び込んできた。息子の一歳の誕生日がやってくる。私は一年前の出産直前の日々を狂おしく愛おしく思い出す。

最近の、理想の生活を考える。午前中3時間くらい子どもを預けて、そのあいだ私は家事をやっつける日、お出かけする日、仕事する日、読んだり書いたり考えたり(個人的な研究や実験と呼んでいる)する日、ベッドの上でぐうたらマンガ読む日と曜日によって変える。お昼に息子を迎えに行ってお昼ごはんを食べてふたりでお昼寝、2時間くらい。起きたら室内遊びと外遊び。あいだにおやつを食べたり、たまにお友だち同士で遊んだり。夕飯の支度をしてごはんたべてお風呂に入って寝かしつけ。息子が寝たあとは、ピアノ弾いたり筋トレしたりひとりで過ごしたり夫婦で過ごしたり。

ようは、毎日数時間預かってもらってそのあいだに自分のことをしたいのだけれど、現実はそんなふうにちょこっと預かってくれるところや家族もなければちょこっとの仕事でもなく、毎日体力の回復に時間を要しててまあままならない時間が多い。つきっきりで子どもを見るか、がっつり預けてがっつり仕事するかの二者択一なのが窮屈でつらい。

睡眠時間は削れないので体力をつけねばと思いつつ疲れているので身体を動かさず、をやっていると悪循環に陥るのでまずいまずいと思っている。仕事や子育てにおいては結局は体力が全てでは。

息子がある程度大きくなってからは毎日似たような時間に散歩するからか、季節や天気の細やかな違いに気付くようになってきて、空が今日は青いとかぼんやり霞んでるとか、雲がもくもく夏っぽいとか、日が沈むのが早くなったとか、そういう些細な変化に気づけるからルーティンっていいなと思った。感覚や感受性めいたものが研ぎ澄まされていくような気がするのだ。

それでは、また。

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