見出し画像

思考の流れるままに、

最近トイレが近すぎて真夜中に一回、明け方に一回起きる。いつもは運が良いことにもう一度眠りに戻れるんだけれど、今日は明け方に起きてそのままふわふわしたやわらかい眠りは去ってしまったので諦めて起きることにした。

無糖ヨーグルトにはちみつと弟が気に入っているココナッツオイルだかなんとかを入れて混ぜ、これまた別の弟が気に入っているグラノーラを上にふりかけて食べる。我が弟たちながら健康への意識が高いなと思う。この組み合わせのおかげで胃腸の調子は悪くない。もうちょっとひどいときは、ヨーグルト、牛乳、キウイかバナナをミキサーにかけて飲む。こっちは学生助産師さん直伝。

ヨーグルトを食べたらお腹いっぱいになったので食パンはあとで食べることにした。数日前から腰痛がひどいので朝の家事もすごくゆっくり。使ったティッシュが落ちたり、水をぱっとこぼしてしまったときにすごく絶望的な気分になる。足で取れたらラッキーなんだけど、なかなかそうはいかずよっこらしょとしゃがまないといけないものも多い。

ゆっくりと道ゆくおじいちゃん・おばあちゃんに、いやあ、歩くの大変ですよね...と共感してる自分がいるんだけど、向こうからしたら何言っとんねんって感じだろうなとも思う。私は言っても期間限定だから。歳を重ねている人がみんなすごく見える。身体とのうまい付き合いを、ちょっとずつ身につけていかないとな、と思う。

朝ごはんを食べたら二度寝したくなりそうなので食べるタイミングをはかりかねて今になっている。とりあえず顔を洗って化粧をする。このあいだ買ったオレンジのアイシャドウを使いこなせずかれこれ一週間くらい経つ。手持ちのゴールドっぽいラメのシャドウと合わせたら思いがけず肌馴染みが良くてテンションが上がった。

リチャード・ブローティガンの「西瓜糖の日々」、買ってちょっと読んで放置してたんだけれど、お風呂や寝る前にちびちび読んでたらおもしろくなってきた。朝から手元に置いてみたけれど朝読む小説とは違うかも。夜、オレンジ色のやわらかい光の下で、もしくは暖炉の火がパチパチはぜるそばで、お酒を舐めるように読むのがぴったりだなあと思う。季節はどんより曇った冬がいい。今はちょっと明るすぎて暑いかなあ。最近、小説をゆっくり読むのが楽しくなってきた。前はさっさとたくさん読んで、ぐいぐい物語の世界に引き込まれていくのが好きだったしそれが良いと思ってたんだけれど。

さまざまな光の下で、さまざまな気温の中で、さまざまな速さで、それぞれ読む楽しさがあるのが小説の良いところだなと思う。このあいだ夫と、子どもには大人になっても続けているような音楽やスポーツに出会える機会をあげれたらいいよねと話していて、ふと私は子どものころから継続してることないなあ...と落ち込んだのだけれど、夫が本でしょと言ってくれたので思い出した。そうだ、小説は、物語はずっと好きだった。離れている時期もあるけれど、付かず離れず、でもやっぱりずっとそばにいてくれた。

それでは、また。

サポートありがとうございます。みなさまからの好き、サポート、コメントやシェアが書き続ける励みになっています。