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2.10

朝セブンに行くと初老くらいの女性がレジをしてくれていて、コーヒーを入れて待っているあいだ、ずっとその方がひっきりなしにレジの対応をしていて、なんだかじんわり泣きそうになった。こんな寒い日の朝からしかもコロナ禍に働いてくれててありがたいなあ、と自然に思う。スプーンつけますか?袋入りますか?といった聞き方がていねいだからかお客さんもわりかしていねいに「このタバコください」「スイカではらいまーす」と言っていた。

昨日家の前の公道に犬のフンがわりかしデカデカと落ちていたので区役所に電話したら、夕方ふと道を見遣るとなくなっていて、しかも水で清掃した跡もあって、ありがたいと思った。昔より、こういう清掃とかレジとか、こう、「なくてはならないけど社会的に尊敬されない仕事」をしてくれる人に対して、りがたいなと思うことが増えた気がする。それは、自分が子育てをするようになったからかもしれないし(子育ての中身を分解すると「なくてはならないが社会的に尊敬されない仕事」の集合体となる)、結局は、「こういう仕事(内田樹氏のいうところのセンチネル的な仕事)が世界を支えている」と思うような、ありていに言うと大人になったからかもしれないし、家事って生きていく上で必要だししかも楽しいよな〜と前より思うようになったからかもしれない。

それでは、また


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