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朝のルーティン

引っ越して1ヶ月くらいが経ち、なんとなくの朝のルーティンができてきた。コップ一杯の水を飲む。食洗機と水切りラックの食器を片す。キッチンのタオルを取り替える。キッチンカウンターのほこりをさっと吹く。テーブルの上を吹く。顔を洗って歯を磨く。カーテンを開けて窓も開ける。オッケーグーグル、おはようと言って今日のニュースを流してもらう。着替えてメイクをする。野菜ジュースとヨーグルトと目玉焼きトーストを食べる。

今までは朝のルーティンがなくて、起きたら顔を洗う前にパソコンの前に向かうこともあれば、ごはんを食べて二度寝する日もあれば、起きてすぐぱぱっと化粧だけして家を出る日もあった。起きる時間ももっとバラバラで、朝ごはんもごはんだったりパンだったりバナナだったり、バラバラだった。それはそれで気ままで楽でよかったし、朝の負担が少なかったんだけど、気分が乗らないときはずるずるそのまま仕事する気にもなれず、そのまま午前どころか一日終わる...みたいなことがあった。

でも朝のルーティンがあれば、眠くてだるくて「もー今日は一日ベッドにいたい...」みたいな日でも、ルーティンをやってるあいだに気持ちがだんだん乗ってくる。「さあ、やるか」ってときには1、2時間は経っちゃうんだけど、でもそこからずるずるやることやっつけられたり仕事に入れたりする。

やる気を気の持ちように任せていたらいつまで経ってもエンジンはかからないので、なにも考えずに身体を動かせるルーティンがあるくらいが、気持ちを乗せるにはちょうどいい。

ルーティンとか習慣とか型って、昔は堅苦しくて保守的でなんかやだなあ、と思っていたのだけれど、20代前半に比べて気力と体力だけでやっていける年齢では徐々になくなってきているからか、そうした「型」のありがたみをひしひしと感じるようになった。それに縛られる必要はないけれど、うまく使っていければなあと思う。

それでは、また。

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