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6.11

最近はレイモンド・チャンドラーを読んでいる。チャンドラーは一番最初のマーロウシリーズ、大いなる眠りから入って、最初の数十ページのいつも同じところで何度も何度も挫折して、なんとか一度最後まで読めたんだけど、あらすじとかさっぱり覚えてなくて、それっきりだった。その数年後(たぶん)に今度はKindleでふとロング・グッドバイを買って、そしたらあれ、こんなおもしろかったっけ、という感じですらすら読んだ。

先日村上春樹の雑文集に出てくるチャンドラーについてのエッセイを読んで、むしょうに読み返したくなったので、よしこれを機に全マーロウシリーズ読んでみるかという感じでアマゾンや楽天ブックスを徘徊してたんだけど、え、半分くらい在庫切れ。なぜ?自粛でみんな本読んでるから??と涙目になる。かろうじて買えた、湖中の女と高い窓から読み始める。このあいだまでは湯船につかってゆっくり読んでたんだけど、最近は暑くてシャワーだけになったので、読書の時間が減ってしまった。お風呂とかじゃないとついスマホとかゲームとか他のことしてしまう。それでもこの二冊は読み終わって、今は父に借りたロング・グッドバイを読み返している。

マーロウものを読んでいるとむしょうにお酒が飲みたくなってきて、私は別にお酒が好きでも、妊娠出産子育てでかれこれ1年半くらいお酒が飲めなくても別にぜんぜん平気なんだけれど、小説にお酒が出てくるのは割と好きで、本の中で飲まれるお酒は(それがどんな文脈であれ)とても美味しそうにみえる。ということで夫にそろそろお酒飲みたい〜もうほぼ(というか完全に?)卒乳だしいいかな〜と言ったらじゃあ今週末ベランダで飲もうとなった。楽しみ。お酒まったく詳しくないけど渋めの赤ワインとかソルティドッグとかモヒートあたりが好きだったかなあと頭に思い浮かべる。でもコンビニで売ってるのか?あ、自分でつくればいいのか?お酒とコーヒーに詳しかったらかっこいいだろうな〜という子どもっぽい思考が残っている27歳の私である。

それでは、また。

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