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一周まわって“ていねいな暮らし”を好きになる

アンドプレミアムとか、北欧暮らしの道具店とか、そういうのに代表されるていねいな暮らし、というものに、憧れつつも、けっと思う自分がいました。かれこれ、10年くらい。

掃除機も、お掃除ロボットもある時代に、箒でリビングはくのとか、ヘルシオあるのにわざわざ重い鉄のフライパンで料理するとか、乾燥機にかけるとしわしわになっちゃうリネンのブラウス着るとか。

暮らし、という言葉で想起される、ていねいで、きれいで、ゆったりとして…という、純度の高い暮らしのイメージに、いやいや、もっと暮らしというか、生活って、めんどうで、雑多じゃない?

グラスに注ぐのめんどうだから、缶のままビール飲んだりさ、ごはんつくるのは楽しくても、終わったあとのフライパン洗うのめんどうだし、オリジンの390円の、海苔竜田弁当は美味しいし…。

なんだかそういう、雑多でめんどうで、ときどきままならない、そういう思いがずっとあったので、暮らしという言葉がそんな好きじゃなくて、かわりによく、生活という言葉を使ってました。

でも、前回のnoteで書いたように、

空っぽだなあ〜

やらなきゃいけないことなんて、ひとつもないんだなあ、

と感じるようになったことで、

家事も別に、やらなくていいんだな

と気づいて。

すると、なんだか急に、料理とか片付けとかがしたくなってきたんです。

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