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社会科の指導案づくり(1)一次資料を見つける

先日、2学期に研究授業が2本あると書いたのですが、1本目は算数で、2本目は社会科の研究授業をやります。

今回は、4年の内容(5)県内の特色ある地域のくらしの授業をやることに決めました。指導案を書いてみて、また変わるかも知れませんが・・・

この、特色ある地域のくらしの単元では、3つの視点で県内をみて、特色がある地域を選ぶことになっています。「地場産業のさかんな地域」「国際交流に取り組んでいる地域」「自然や歴史などの地域の資源を活用している地域」です。

皆さんの地域では、どのような地域が思い浮かびますか?

今回私が選んだのは、地場産業がさかんな地域で、千葉県の地場産業の一つ、「しょう油づくり」がさかんな、千葉県野田市のまちづくりです。

どれくらいさかんなのかというと、千葉県のしょうゆの出荷額は、都道府県別で全国1位となります。

学習指導案には、「単元観」というものを書く場所があります。

単元観には、その単元の内容が学習指導要領とどのような関わりがあるのかや、単元の指導内容、子どもたちに育てたい資質・能力などを書きます。

社会科の内容は、取り上げる社会的事象について素材研究をした成果を書くことになりますので、しょうゆづくりについてかなり調べることになります。

先ほど書いた「千葉県の出荷額が1位」ということも、教科書に載っているから、ではなく、きちんと自分でソースを見つける、いわゆる一次資料にあたる、ということを大切にしています。

しょうゆの都道府県別の出荷額のデータは、経済産業省が調査している「経済構造実態調査」というものの中にありました。

授業で使うデータ関係は、省庁などの公的機関がまとめている統計が一次資料になりますので、できる限りそこから最新のデータを見つけるようにします。

ウェブサイトなどでまとめられているもの(二次資料)は、データが古かったり、ソースが曖昧だったりするので、注意が必要です。

これだけで、あっという間に字数が来てしまいましたので、続きはまた書きたいと思います。




おわりに

今回は、「一次資料を見つける」をテーマに書きました。

お読みいただき、ありがとうございました。

ご参考になれば嬉しいです。


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