「恋愛棚卸し」徹底ガイド！理想のパートナーシップを引き寄せるための振り返り

「恋愛棚卸し」の徹底ガイドをお届けします！

「恋愛棚卸し」とはカウンセリングの現場でよく使われる心理ワークで、「過去の恋愛を全て徹底的に振り返りましょう」というものです。

それも恋人だった相手だけじゃなく、小学生の頃の「ヒロくんって足が速いから好きー」みたいな可愛い恋から、大人になってからの黒歴史、セフレや二股があった場合にはその相手まで、徹底的に書き出して振り返っていくのがコツです。

・・・聞くだけで「うぇー」と思いますよね！

私も個人的にやってみたのですが、黒歴史が多すぎて終了するまで2ヵ月かかりました（笑）。でも取り組んで良かったです。終わったら本当にスッキリしました。

取り組んでる最中は本当にしんどいし泣きたくなるけど、真剣にやればやるほど終わった後で「なんだ過去ってこんなもんか」って思えるし、間違いなくあの時はあの時なりに愛されてたなとか、あの時は私なりにめっちゃ頑張ったなとか、過去を違う視点から見れるようになるのです。そして前より少し優しい気持ちで過ごせるようになって、人生少し楽になりますよ！

自分が本当に求めていた関係性も分かってくるので、今後のパートナーシップにかなり大きな影響を及ぼしてくるはずです。「この人じゃないな」って思ったらすぐ決断できるようになるし、逆に「この人！」っていうセンサーが鋭くなって、幸せじゃない決断をしなくなっていくでしょう。

・なかなか恋愛が上手くいかない
・そろそろ次の恋愛をしたい
・自分がどんな恋をしたいか分からない
・愛し愛されるパートナーシップを築きたい

・・・などのお悩みがある女性の皆さん。より良い未来を創るため、理想のパートナーシップを手に入れるために、今一度自分の過去を頑張って振り返ってみてはどうでしょうか。

今日は2ヶ月かけてワークを完走してみた私の経験と、カウンセラーとしての知識やポイントなどを全て併せて、「恋愛棚卸し徹底ガイド」をお届けします！ぜひ基本部分だけでも読んで、取り組んでみてください。

始める前に信じて欲しいこと

まず始める前に、前提として「終わったら必ず未来が変わる」って信じて欲しいと思います。

私たちはつい過去に蓋をしがちで、「過去は関係ない」「思い出しても仕方がない」って思ってしまいますよね。・・・これは決して悪いことではなくて、過去に蓋をすること今を生き延びることができて、未来を夢見ることができるからです。過去を封印するのは生存戦略なんですね。

でも思い出さないように抑圧するエネルギーって、実は本当にものすごく重いんですよ。隠し事をするのにエネルギーがものすごく必要であるように、蓋をする力って凄まじいです。自分の生命力の多くを黒歴史の封印に使っていては、せっかく素敵な人に出会えても、素直な関係がなかなか築けなくなってしまいます。

過去の棚卸しには、必ず意味があります。

黒歴史が多い人、
思い出したくない恋が多い人、
人に言えない相手と恋愛してた人、
誰にも話せないほど黒い過去がある人。

そういう人にほど効果を発揮するワークなんです。

終わる頃には思い出しても平気になって、
自分が本当に求めてたものも明らかになって、
行動や思考パターンの癖が分かってきて、
気持ちとエネルギーが軽くなります。

やってる最中は「敢えて過去を思い出す」という作業をするわけで、もちろん苦しいし、封印していた感情が出てきて泣きたくなったりしますが、少なくとも「やってみようかな？」と思えた時点で、あなたはこのワークを完走できる人です。どうかそれを信じていてください。終わった時にはエネルギーが一変し、より良い未来を創れるようになっているでしょう。

途中でめげそうになっても、どうか挫けないで。

棚卸しが終わる頃には、思い出したくない記憶が急に頭に浮かんで来ることは無くなります。蓋が空きそうになるたび「ぎゃーーー！」と言いたくなることも、思い出さないように何かに没頭しようと足掻くことも、突然恨みの気持ちに振り回されることも無くなります。

日常がすごく明るくなります。
自分らしく楽に生きて、
毎日幸せを噛み締められるようになります。

その未来を思い浮かべて頑張りましょう。

できるだけ挫けないためのポイントも含めて、「恋愛棚卸し」の徹底的な手順をガイドしていきます。もし挫けそうになった時には、ちょっと肩の力を抜いて、未来に思いを馳せてみてくださいね。

ではいよいよ手順をみていきましょう！

Step1. ノートを用意する

大学ノートのような手頃なもので良いので、新品のノートを専用に１冊用意しましょう。（もちろんノートではなく、パソコンやルーズリーフ、メモ帳などで代用してもOKです。）

古典的なノートを使う利点は、

・過去を順番に振り返れる
・認識してない感情が見える

の２点にあります。

パソコンでエクセルやメモ帳を使えば気軽に挿入やコピペが出来て便利ですが、【手書き＋時系列を守る】の威力はとても大きいです。なんだかんだ言って全ての恋愛は最初から繋がっているもので、その繋がりを１つずつ確認していくと、自分の恋愛傾向がとてもよく見えます。一人ずつ単発で振り返るのではなく、「初恋から現代に向かって順番に振り返る」という点を頑張ると良いでしょう。

また、手書きの文字には感情の揺れが現れるので、相手によって全然違う筆跡になったりします。ある相手のページはちょっと可愛い文字なのに、別の相手のページは打ち付けるような文字になっていたりして、その時感じていた気持ちを文字から知ることが出来ます。

あとは単純に、手書きの方が大変な分「やったるで！」という覚悟が決まります（笑）。本気でやるならぜひ手書きを検討してください。

＊挫折しないためのポイント：でも手書きがあまりにキツいのであれば、もちろん無理なくパソコンやスマホのメモ帳を使ってOKですよ！心の負荷を下げて取り組んでくださいね。

Step.2 恋愛年表を作る

ワークの媒体を決めたら、下記の順番で「恋愛年表」を作りましょう！

1. 時系列順に恋愛の相手を書いていく
2. 横に○や×で印象を書き込む
3. 特別な出来事があれば横に書いておく

↓ こんな感じです。

・高２：桜井和寿　○　怪我で入院した年
・21才：松田翔太　◎　アメリカに滞在してた年
・25才：谷原章介　×××　横浜に異動した年

すごく良かった、今思い出してもいい思い出になっている相手は◎、今だったら絶対付き合わないし今でも恨んでる！という相手は×をつけます。その横に自分の人生がどんな時期だったのか、思い出せることを記しておきましょう。

元彼だけでなく特別な感情を抱いた相手や、付き合っていないけど何らかの関わりがあった相手などがいる場合は、できるだけ全員を思い出すようにしましょう。

・小学生の頃の可愛い恋の相手
・中学の頃片思いした先輩
・結婚前提に付き合った元彼
・セフレ
・二股してた相手

など、とにかく思い出せる限り書いていきましょう。

特に「好き」という感情を持った or 持たれた相手とは、「恋人」という形を取っていなかったとしても、必ず何かしらのエネルギー交換をしています。もしそれが思い出したくない黒歴史だったとしても、頑張って年表に入れてみましょう。

相手の人数が多い人、時期が被って恋愛していた期間がある人にとっては、このページは後々頻繁に戻ってきて見直すページになります。もし一回で書く自信がなければ、下書きを先に作ってみるのも良いですね。結構記憶がごちゃごちゃになっていたりします。

↑ちなみに私のはこんな感じです（個人情報保護のためモザイクだらけですが😂）が、振り返ってるうちにどんどん「そう言えばあの人もいた！」って記憶が蘇ってきたりしました。その場合は年表に加えるなり、ノートのページを創るなりして、最終的にしっかり全員振り返るのがおすすめです。

このページだけはしっかり頑張りましょう。

Step.3 時系列順に１人ずつ振り返る

ここまで年表が完成したら、いよいよ１人ずつ振り返っていきます。

できれば頑張って時系列順に振り返りましょう。恋愛は１つずつ切れているように見えて、実は全部繋がっています。時系列順に振り返ることで、どんな別れ方をして次の恋に進んだかの傾向が分かってきます。次の恋を自分らしく引き寄せるためにも、ぜひ時系列順を守ってください。

↓ 振り返る内容はこんな感じです。

・楽しかったこと
・嫌だったこと、ムカついたこと
・学んだこと、反省したこと
・最後に「お手紙」を書く

・・・これはあくまでも項目の例なので、思いつくことをどんどん書いていけば良いと思います。

「楽しかったことなんてない」
「今なら絶対付き合ってない」
「今でも後悔している」
「最低最悪」
「バーーーーーーカ！」

など、何でも良いのでとにかく頭にポン！と浮かんだものから文字にし始めていくと良いです。書いてるうちに色々出てきたりしますから。

もし出て来なかったとしても、それはそれで大丈夫です。特に封印が強い場合、出てくるにはちょうど良い「時」が必ずあります。出てくるものだけを無理なく書きましょう。

最後のお手紙も書ける範囲で書いてみましょう。「お手紙」と言われるとつい「ありがとう」とか書かなくちゃいけない気がしてきますが、これも本心で思えないなら無理して感謝しなくて良いです。恨みや怒りの方が大きいならば、「お前のせいで私の人生はめちゃくちゃだ」と正直に書きましょう。

＊挫折しないためのポイント：とにかく無理をしないことです。書けそうなこと、思い出せそうなことを、無理ない範囲で書きましょう。順番通りに振り返ることをお勧めしていますが、どうしても時系列順が苦しい場合は、思い出せる人から書いていけばOKです。

＊出来ない人へのアドバイス

頭に思い浮かんだことからポンポン書いていけばOKですが、それでも「書けないーーー！」という場合には、下記の方法を試してみてください。

・アップテンポのBGMを流す
・瞑想ができる人は瞑想をする
・声に出して「ぬおー！」とか言ってみる
・カフェなど人がいるところでやる
・不安な気持ちが湧いてきたらセルフハグをする

まず自分に合ったやりやすい環境を作ってください。

そしてもし封印していた感情が一気に湧いてきて飲み込まれそうになったり、破壊的な感情が出てきてしまった場合には、無理せず一旦中断することも忘れずに。

基本的に感情は感じられる分しか出てこないようになっているので、余裕がある人は感情を味わってみるのが良いですが、しんどい場合は無理しないことです。もし対処しきれないほどの感情が湧いたり、死にそうなくらい苦しくなったら、無理なくプロの力を借りてください。

参考１：電話カウンセリング利用レポート！
参考２：外山周のエンパスセッション

全てのワークがそうであるように、このワークにも向き不向きがあります。時期的に出来る時期とできない時期もあるでしょう。心の体力が付いてないと間違いなくキツイし、文字に残すのが怖い人もいると思います。

それでも一度でも「やろう！」と思ってトライしてみること自体に必ず意味があるので、一度やってみて駄目そうならまたの機会にする！でも全然良いのです。もしワークを完走できなくても、一歩を踏み出したことは絶対に間違いありません。やろうとした自分自身を褒めてあげてください😌

無理ない範囲で、
でも適切にグッと踏ん張って、
できるところまで頑張りましょう！

・・・基本事項は以上になります！

さらに突っ込んで徹底的に未来を変えていきたい方は、下記の応用編（有料パート）をどうぞ！ここから先は基本の振り返りに加えて、

・より詳しい棚卸しのやり方と振り返りポイント
・自分を知っていくコツ
・自己肯定感を高める方法
・未来の描き方

などを記載していきます！

Step. 4 より詳しい項目を振り返る

ここから先は応用編です。基本編よりもさらに突っ込んだ内容を見ていきます。ポイントは「自分の力を統合する」こと。ただ相手との過去を振り返るだけに留まらず、眠っている本当の自分らしさを探っていきます。