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断捨離をしたら「物の声」が聞こえるようになった

徹底的な断捨離をしたら、物の声が聞こえるようになった!!

いやしかし物の声って・・・。

こうやって書くと怪しいね(笑)。

信じられないような話だし、人によっては「頭おかしいんじゃないの」って言われちゃうような話かもしれないけど、断捨離を徹底的に行った結果どうなったのかを書こうと思う。


【内容】
・今回の断捨離の基準
・「物の声」が聞こえるようになった
・小さい頃の話
・断捨離を経て残ったもの


今回の断捨離の基準

まず今回の断捨離の基準は、

・死ぬ時にそばに置いておきたいか
・死ぬ前日も使いたいか
・向こう半年生きるために必要か

が主なポイントだった。

服なんて3着くらいしか残ってないし、鞄も靴も殆どないし、タオルとかもとにかく減らした。

テレビもゲームも、昔仕事用にパターンを揃えていた服や鞄や時計も、全部手放してしまった。

物がすごく減った。


「物の声」が聞こえるようになった

で、その少量の荷物を運んで荷ほどきをしたら、片付けはあっと言う間に終わった。

それは元々の物が少ないっていうのもあるけど、なんというかね、「物の声」が聞こえるようになったから。

念のため言っておくと、本当に声として聞こえている訳ではないよ(爆)。

でも物を手に取ったら、それがどこに行きたがっているのか分かる感覚なんだ。


「その箱の中に入れてー」
「ちゃんとしまってー」
「もー疲れたんですけどおー」


みたいな、そんな感覚が物から伝わってくる。

それに従って物を分けたり休ませたり、場合によってはお別れ(処分)したりする。

私が頭を使って「どこに収納しようか」とか考えなくていいし、「捨てようかどうしようか」って悩むこともない。

全部物の方から教えてくれる。

だから片付けなんて、本当に一瞬で終わってしまった。


物が休みたがっているのが分かるから、無造作にその辺に出しっぱなしにしたりすることもなくなった。

夜になったら私がベッドに入るのと同じで、物も寝る場所を選びたいんだろうなと思うようになった。

どこに何があるのかもよく分かる。

「あれどこにあったっけ?」って探す必要もなくなった。

そしてこんな空間にいれると、私自身もとても楽。

もうね、すっごい楽。


小さい頃の話

でね、こうなって思い出したんだけど、私が小さい頃もやっぱり「物の声」って聞こえてた。

何が聞こえてたかまでは思い出せないけれど、物が詰まったお部屋や、昔からある古い物はすごく怖かった。

乱暴に使われている物や、ボロボロになって捨てられていく物を見てものすごく泣いて、それで祖母に「バカじゃないか」って言われてた。

自分の机の中は、どこに何を置くか数センチ単位で決まってた。

・・・。

それなのに、いつからか物を大切に扱わなくなって、「物の声」が聞こえなくなって、まるで心の空洞を埋めるかのように物を買うようになっていった。

どうしてそうなったのかはよく覚えていないけれど、小さい頃の感性って、割と簡単に失ってしまうものなのかな。

でも今こうして当時の感性が少し戻ってきてくれたから、「一度失くして取り戻す」ことに、もしかしたら意味があるのかもしれない。


断捨離を経て残ったもの

ほとんどの物が無くなった今、それでも一番残ってくれたのは「本当の自分らしさ」かもしれないと思う。

物と向き合いながら、いっぱい感情に向き合った。

見ないようにしていた、溜め込んでいたたくさんの感情をお日様の下に晒した。

そしたら、一番下から「自分らしさ」がちょっと顔を覗かせてくれた。

この「自分らしさ」というやつは、今までずーっと隠れてたせいで今もすぐ引っ込みたがるけど(笑)、これからも大切に大切に、目をそらさずに見つめていこうと思う。

この「自分らしさ」がちょっとでも見えている限り、また次のステージへと、私は進んでいける気がする。


・・・

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断捨離を経て「物の声」が聞こえるようになってなお部屋に残っている物を、一部の写真と共に公開します!

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