![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/11025793/rectangle_large_type_2_b3198a8834c4a2c8a2fc9289a6f4a572.jpeg?width=800)
断捨離をしたら「物の声」が聞こえるようになった
徹底的な断捨離をしたら、物の声が聞こえるようになった!!
いやしかし物の声って・・・。
こうやって書くと怪しいね(笑)。
信じられないような話だし、人によっては「頭おかしいんじゃないの」って言われちゃうような話かもしれないけど、断捨離を徹底的に行った結果どうなったのかを書こうと思う。
【内容】
・今回の断捨離の基準
・「物の声」が聞こえるようになった
・小さい頃の話
・断捨離を経て残ったもの
今回の断捨離の基準
まず今回の断捨離の基準は、
・死ぬ時にそばに置いておきたいか
・死ぬ前日も使いたいか
・向こう半年生きるために必要か
が主なポイントだった。
服なんて3着くらいしか残ってないし、鞄も靴も殆どないし、タオルとかもとにかく減らした。
テレビもゲームも、昔仕事用にパターンを揃えていた服や鞄や時計も、全部手放してしまった。
物がすごく減った。
「物の声」が聞こえるようになった
で、その少量の荷物を運んで荷ほどきをしたら、片付けはあっと言う間に終わった。
それは元々の物が少ないっていうのもあるけど、なんというかね、「物の声」が聞こえるようになったから。
念のため言っておくと、本当に声として聞こえている訳ではないよ(爆)。
でも物を手に取ったら、それがどこに行きたがっているのか分かる感覚なんだ。
「その箱の中に入れてー」
「ちゃんとしまってー」
「もー疲れたんですけどおー」
みたいな、そんな感覚が物から伝わってくる。
それに従って物を分けたり休ませたり、場合によってはお別れ(処分)したりする。
私が頭を使って「どこに収納しようか」とか考えなくていいし、「捨てようかどうしようか」って悩むこともない。
全部物の方から教えてくれる。
だから片付けなんて、本当に一瞬で終わってしまった。
物が休みたがっているのが分かるから、無造作にその辺に出しっぱなしにしたりすることもなくなった。
夜になったら私がベッドに入るのと同じで、物も寝る場所を選びたいんだろうなと思うようになった。
どこに何があるのかもよく分かる。
「あれどこにあったっけ?」って探す必要もなくなった。
そしてこんな空間にいれると、私自身もとても楽。
もうね、すっごい楽。
小さい頃の話
でね、こうなって思い出したんだけど、私が小さい頃もやっぱり「物の声」って聞こえてた。
何が聞こえてたかまでは思い出せないけれど、物が詰まったお部屋や、昔からある古い物はすごく怖かった。
乱暴に使われている物や、ボロボロになって捨てられていく物を見てものすごく泣いて、それで祖母に「バカじゃないか」って言われてた。
自分の机の中は、どこに何を置くか数センチ単位で決まってた。
・・・。
それなのに、いつからか物を大切に扱わなくなって、「物の声」が聞こえなくなって、まるで心の空洞を埋めるかのように物を買うようになっていった。
どうしてそうなったのかはよく覚えていないけれど、小さい頃の感性って、割と簡単に失ってしまうものなのかな。
でも今こうして当時の感性が少し戻ってきてくれたから、「一度失くして取り戻す」ことに、もしかしたら意味があるのかもしれない。
断捨離を経て残ったもの
ほとんどの物が無くなった今、それでも一番残ってくれたのは「本当の自分らしさ」かもしれないと思う。
物と向き合いながら、いっぱい感情に向き合った。
見ないようにしていた、溜め込んでいたたくさんの感情をお日様の下に晒した。
そしたら、一番下から「自分らしさ」がちょっと顔を覗かせてくれた。
この「自分らしさ」というやつは、今までずーっと隠れてたせいで今もすぐ引っ込みたがるけど(笑)、これからも大切に大切に、目をそらさずに見つめていこうと思う。
この「自分らしさ」がちょっとでも見えている限り、また次のステージへと、私は進んでいける気がする。
・・・
ここから先は投げ銭制です。
断捨離を経て「物の声」が聞こえるようになってなお部屋に残っている物を、一部の写真と共に公開します!
ここから先は
¥ 150
いつも読んでくださりありがとうございます!直近でいただいたサポートは、引っ越し先で使う新しいカーテンと木の食器のために、大切に使わせていただきます(2019年3月末現在)。