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小さな違和感がアジャイルチームに役立つ理由

Scrum Fest Mikawa ホームページ(リンク)


スクラムフェス三河が昨日から今日にかけて開催されましたが、そこで私たちは
小さな違和感を声に出す、行動につなげる大切さについてお話ししましたので、ここでもかいつまんでお伝えさせてください。

日々生活しているとたくさんの小さな違和感って出てくるじゃないですか。で、その小さな違和感を飲み込んでしまっている時ってもやもやしませんか?(私は相当モヤモヤする)

でも違和感は飲み込むものではなく、出すものなのだと伝えたいです。

伝えていたら何か起こるかもしれなかった機会は逃している

小さな違和感は、黙っていれば何も起こらないですし、短期的に見れば自分は守られるかもしれません。
逆に、伝えていたら何か起こるかもしれなかった機会は逃しているのですよね。
それに、違和感はバイアスがかかっていることもあり、そのバイアスにとらわれて身動きが取れなくなることもあります。 

信頼関係を築きづらい

違和感を伝えないことが続くと、他者との信頼関係を作っていくことが難しくなってきます。
信頼関係がないと、下図のように結果、当事者意識に距離ができていくことにもなります。

詳しくはパトリック・レンシオーニ「あなたのチームは機能していますか?」を参照。

チームでよりよい結果を出すためのアイデアを出したり、危機回避ができない

特に、チームや組織で協働する場合、
間違ってしまった、困っている、何か違うんじゃないか、何かこのままだと危ないんじゃないか
…察知していることを共有しないと、チームや組織にとっては、新しいアイデアや、危機回避、改善の機会を失うことになります。それは時として命取りとなります。

なので、チームで結果を出していくアジャイルチームにとっては、違和感を伝え合うことがとても重要だと思うのです。

アジャイルの考え方やプラクティスは、反復的、継続的な改善が共通の傘にあります。
例えばスクラムでは、定期的な振り返りや、毎日のデイリースクラムがあります。
これは、私たちに発話や行動の機会を与えてくれます。

行動を繰り返すと習慣になります。
あなたの行動は、他の人の行動につながります。
小さな一歩を、ぜひ一緒に歩んでみませんか?

何かを口に出したり行動するのは、結構しんどいこともあると思いますが、私たちは、それでも何かをしてみたい方々に寄り添って、活動を続けていきます!

以上簡単ですが報告でございました。
写真は三河にきてオンライン登壇&ご褒美鰻。の図。

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