真偽のほどが見分けられない、私情優先主義者。
人は誰しも、好き嫌いはある。対人関係においても、仕事においても、根拠なく水と油という関係性も存在する、中には、リップサービスに酔いしれ、神輿を担がれ、真偽のほどが見分けられない稚拙な経営者もいる。
それは、何事にも私情を絡ませた人生観によるものだ。真偽のほどをしっかりと見分けるには、冷静なる洞察力、判断力と分析力、更には、好き嫌いの私情を無闇矢鱈に絡めぬことである。また、絶対に一方通行の情報を鵜呑みしないことである。
職位や社会的体裁に気を取られている人間は、虚栄に満ちた人生を送り、真偽のほどが見分けられずに、対人関係においては、下らぬ噂に満ち溢れた価値判断にて過ちを繰り返す。よって、気づくのは極一部の人であり、ほとんどの人は終焉に至っても気づきはない。
表と裏の顔を持つ人間は、何事にも私情優先主義者が多い。更に始末に悪いのは、表と裏の顔を持つことへの羞恥心が無い。加えて、駆け引きだらけの損得勘定が蔓延しているので、自ずからが表と裏の顔を持つ人間に成り下がっていることさえも気づきがない。
反面、威風堂々としたガラス張りの経営者(人格者)を見ていると、すこぶる清々しい。よって、そのような人たちの接点は、自らの至らぬところを気づかされ、「日々変化、日々進化。」の学びがあり、じわじわと真偽のほどが見分けられるようになる訳だ。
畢竟、その辺で他人の噂話にどっぷりと浸かっている人間とは接点を持たぬことである。
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