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ダイニングキッチン九曜杏・・・熊本ホテルキャッスル(連載その6)

<ダイニングキッチン九曜杏の和食>

 脇宮盛久料和食理長(熊本ホテルキャッスル)は、熊本県を代表する『和の匠』と言っても過言ではない。

 今回は、グランドメニューを一つ一つ紹介するよりも、これまで食した中で、強く記憶に刻まれているものを中心に、ランダムに掲載したい。

 若く(50代)して、黄綬褒章や現代の名工を受章した匠として、その腕のほどは、繊細且つアーティステックであり、常に、サプライズ。

 誕生日やほか記念日に、是非、同料理長の『特別料理』を頂けば、至福の極みどころか、皆が絶叫するほど、素晴らしい料理を提供してくれる。

 予算は、一人当たり一万五千円(税込)もあれば、腰を抜かすほどの料理となる。勿論、予約を要するが、大都市部であれば、3万〜4万ほどの価値がある。

 これは、あくまでも私見ではあるが、万が一、不慮の事故があっても、旬の食材の入念なる前準備があるので、原則とてキャンセルは許されないと言うのが私の考えだ。『予約確定=支払い』が鉄則となる。

脇宮盛久和食料理長
見惚れてしまった茶碗
松葉が織りなす三次元空間
雅びの世界
和の命とされる吸い物
『月』を前面にお出しすると言う
この器が印象的であった
柿の葉のイメージだろうか
この茶漬けには唸ってしまった
最後の〆
蓋を開けると松茸の香りが
秋の微風
侘び寂びの中に花がある
和食は吸い物で決まる
新緑会席
熊本ホテルキャッスル タワー

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。