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イギリス人英語教師が、『漢字』が理解不能という話を聞いて、笑い転げた。・・・

 時折、SNSの動画で、イギリス人英語教師の発信するものを観ることがある。最近、久しぶりに笑い転げたのは、『愛』と『恋』が理解不能と言うのだ。

 その英語教師は、『愛』>『恋』という概念だと学んだが、英語には『love』をいう言葉しかない。そこで、日本語の微妙な意味合いが解り辛いと言っていた。

 それは、『愛』>『恋』であるはずなのに、『人』を後付けるだけで、妙な具合になると、怪訝な表情の英語教師。

 なるほど、『愛人』<『恋人』と逆転する訳だ。なるほど、なるほど。これは、とてもオモロいと思い、筆者も自分なりに試してみることに。

 ふと『助成金』が頭に浮かんだ。『助』を取ったら『成金』となり、ニヤリと笑う。『助成金』を不正申請して、『成金』を目指す詐欺師のことだと勝手に解釈することにした。

 『媒酌人』の『媒』を取れば、『酌人』となってしまう。更に、『人』を『婦』に入れ替えると『酌婦』となり、とんでもない差別用語になってしまう。これは、頂けない。

 新聞社時代に、或る団体旅行の添乗員が旅館のお手伝いさんを『酌婦』と言ったので、猛烈に叱責したことがあったが、現存する『差別用語』となる漢字やその熟語は、文学や歴史の分野を除いては、全て抹消しては如何なものかと。

 『米』と『美』については、『国』を後付けすれば、『米国』=『美国』となるが、『国』を『人』に入れ替えれば、『米人』と『美人』とは全く意味合いが変わってくる。しかし、『米国』=『美国』にそのまま『人』を付ければ、『米国人』=『美国人』となってしまう。

 ※日本を除くアジア圏の漢字を使用するところでは、アメリカのことを『美国』と称する。日本では、一般的に『米国』と言う。

 歯痒いことに、キーボードを叩きながら記事を書いている間に、英語教師が『人』をくっ付けて、左右の意味合いが逆転するオモロいものが、とうとう見つからなかった。日本人として失格ではないかと、自暴自棄となる。

※複写転載は厳禁

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