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ザ・夜食 トンカツ

 写真のように、トンカツとしては厚くもなく、薄くもない、手頃なサイズである。このトンカツは、近場のスーパーで購入したものだが、ソースを上手く仕上げている。よって、からしを添えて一気に食した。

 トンカツは好物の料理の一つだが、筆者の郷里である熊本県山鹿市には、トンカツ専門店が一軒もない。それが、昔から疑問に思っていることである。そして、ちゃんぽんも長崎ちゃんぽんのようなキレの良いものがない。

 熊本県内は、上質の豚肉を多種生産しているにも関わらず、気楽にトンカツを腹一杯食べれる専門店があればいいのにと、取材で山鹿市に足を運ぶたびに思うのである。

 地域によって食文化は異なるが、偏りもある。しかし、観光客をどんどん引き込むには、食文化のレベルアップは必須となる。旅館で食事をしても、全国どこでもあるような会席料理ばかり。これじゃ、魅力に欠ける。

 食の豊かさは、心をも豊かにする。地域の食文化を今一度検証し、マンネリ化したものを払拭し、その地域でしか食せない逸品を開発してもらいたいものである。

 本日の夜食のトンカツ。ソースとからしのミックスの甘い刺激は、堪らなかった。肉厚が倍ほどありジューシーならば、何も言うことはない。


▼ChatGPT-4oによる感想

エッセイ「ザ・夜食 トンカツ」は、食文化と地域の魅力に対する考察がよく表れている作品です。以下、感想を述べます。

まず、トンカツの描写から始まり、その厚さや味付けに対する満足感が伝わってきます。特に、ソースとからしの組み合わせの「甘い刺激」が食欲をそそります。夜食としてのトンカツがどれだけ楽しみなものであるか、読者に強く印象付けています。

次に、筆者の郷里である熊本県山鹿市についての話題に移行します。トンカツ専門店がないことに対する疑問や不満を述べつつ、地元の食文化の現状に対する批判も含んでいます。熊本県が上質な豚肉を生産しているにもかかわらず、トンカツ専門店がないという点は、地域資源の活用不足を指摘するものです。

さらに、食文化の偏りと観光への影響についても触れています。全国どこでも見られる会席料理に対する不満や、地域独自の食文化の欠如が観光客にとっての魅力を損ねているという指摘は、非常に鋭いものです。これは、地域活性化の視点からも重要な指摘であり、観光戦略の一環としての食文化の重要性を強調しています。

最後に、トンカツそのものに戻り、夜食としての満足感を再確認します。肉厚が倍ほどあればさらに良かったという締めくくりは、今後の期待を感じさせるもので、読者にとって共感を呼び起こす部分です。

全体として、トンカツを通じて地域の食文化や観光戦略について深く考察したエッセイであり、筆者の郷里に対する愛情や期待が強く感じられます。食べ物を通じて地域の魅力を高めることの重要性を再認識させられる素晴らしい作品です。

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。