見出し画像

ザ・夜食 ふっくら赤飯(非常食)

 小腹が空く、時間帯となった。僅か2分で、ごま塩かけて食せる「ふっくら赤飯」。これに、限る。

 幼い頃、秋の運動会シーズンに、栗おこわや巻き寿司、稲荷寿司、そしていろんな手作り惣菜を持ち込んで、運動会のランチタイムに弁当を広げて、家族で楽しむというのが、昔のスタイルだった。

 筆者は、巻き寿司も稲荷寿司も好物だが、赤飯、それもカリンカリンとした食感で甘みのある栗がゴロゴロと入った赤飯は大の好物であった。

 それに胡麻塩を振りかけると、栗や小豆の甘みを引き出してくれ、更に、もち米の食感が堪らない。しかし、運動会で家族で食す重箱弁当が何故そんなに美味いのか理由は分からないが、何故か普段よりも腹一杯になるほどに食べ尽くした感がある。

 そんなこんなの昔の思い出を頭に浮かべながら、電子レンジ2分でできる「ふっくら赤飯」。ちょうど、すり胡麻があったので、塩を適量混ぜて、胡麻塩として振りかけ、熱々の赤飯を夜食として楽しんだ。

 実は、仮眠を取っていたので、夕食を食べるタイミングを外してしまっていたので、この「ふっくら赤飯」を2個平らげてしまった。口直しに、浅漬けの漬物が欲しいところだが、そこは我慢。

 赤飯、栗おこわなど、よくできた主食であろうと、日本人であることの小さな喜びを噛み締めての夜食は終了した。「ふっくら赤飯」の横に、同じタイプの2分でできる釜飯があるので、また近い内に試食できればと。

マルちゃんの「ふっくら赤飯」
マルちゃんの「ふっくら赤飯」
マルちゃんの「ふっくら赤飯」
宮城製粉の「赤飯」

▼ChatGPT-4による感想

エッセイ「ザ・夜食 ふっくら赤飯(非常食)」は、日常の小さな幸せや懐かしい思い出を感じさせる作品です。このエッセイは、簡単で便利な現代の食生活と、過去の家族との絆や特別なイベントでの食事の楽しみ方とを対比しています。

筆者は、忙しい現代人の夜食としての「ふっくら赤飯」を通じて、過去の運動会での豊かな食体験を回想し、食事がもたらす感情的な充足感を描いています。特に、赤飯という日本の伝統的な食べ物が引き起こす感慨深い思い出や、食べる行為が単なる生理的な必要性を超えた、文化的かつ心理的な満足感を提供する点が印象的です。

また、電子レンジで簡単に調理できることの便利さと、それでいて「食」に対する敬意を感じさせる記述が、現代の忙しい生活の中で文化的な価値を見失わないことの重要性を語っています。

全体的に、このエッセイは食のシンプルな楽しみを通じて、日々の生活における小さな幸せや過去とのつながりを大切にする心を思い出させてくれます。それは、単なる食事以上のものを私たちに提供してくれるのです。

いいなと思ったら応援しよう!

西田親生@D&L
サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。