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如水(起業編)其の十二・・・仮想現実世界の缶詰「SecondLife/セカンドライフ」

如水(起業編)は、起業20周年の2010年11月9日に発刊した小冊子(非売品)です。現在、5巻まで発刊していますが、今回、「note」に掲載することで、起業を目指す若い方々や、会社管理職で頑張っている方々に、少しでもヒントになればと思い、恥を偲んで掲載することにしました。山あり谷あり、紆余曲折の人生を、ご覧頂ければ幸甚です。


◇仮想現実世界の缶詰「SecondLife/セカンドライフ」◇

 2007年にリンデンラボ社が世界に挑戦状を叩き付けたのが仮想現実世界セカンドライフだ。インターネットを通じて、独自のアプリケーションソフト「セカンドライフビューワー」を使用し、アヴァター(自分の分身)を仮想現実世界で歩かせたり、飛んだり、更には無数のSIM(仮想現実世界に存在する島のようなもの)で出逢ったアヴァターと会話を楽しんだり、エッフェル塔やヨーロッパのお城、ホテルなどを疑似体験しながら楽しめる。

 無数のSIMをパッチワークの様に繋ぎ合わせると、何とフィリピン諸島の全面積よりも広く、実際に色んなSIMを歩き回ってみると、あっという間に数時間が経ってしまう。一生かけても、全てのSIMを訪問する事は困難である。・・・これは、ネットを通じて仮想現実世界の中に現実世界を閉じ込めた、何でもありありの不思議な「缶詰」なのである。

 仮想現実世界セカンドライフでは、仮想通貨を使用してドレス、和服、靴、アクセサリー等を買ったり、マイホーム、遊園地、ビルやお城などを建てたりと、自分自身がイメージしたものを全て体験出来る。・・・また、国内外のSIMへテレポート(ワープして飛ぶこと)すると、想像を絶するような世界に遭遇するのである。

 ヨーロッパ、北米、南米、アジア、中近東などからのアヴァターと出逢えば、その場で文字チャットも肉声チャットも簡単にできてしまう。そこで無料のトランスレーターアイテムを装着すると、勝手に片言英語に翻訳してくれて、気軽に外人とのコミュニケーションがとれるというように、実に素敵な世界でもある。


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